高城剛メルマガ「高城未来研究所「Future Report」」より

日本は経済活動の自由がある北朝鮮

コメンテータは、テレビにとって都合のいいことを言うのが仕事

J「なぜ、日本のミュージシャンは、子供でグループばかりなの?」

T「さっきも言ったけど、いま日本は個人で目立ってはいけないんだ。やるほうからしてみると、グループはリスク分散なんだよ。投資するときの株式ポートフォリオと一緒。あと、日本人のセンスもあって、日本のお弁当方式と僕は言うけど、幕の内弁当っていうのがあって、うまく説明できないけど色々入っている。あと、わからないと思うけど仮想の合コンなんだよ、一種の。合コンは集団見合いの名残だと思うね。だから、いま売れてる楽曲は欧米の音楽産業とはちょっと違う。ちなみに、音楽産業は、数千億しかないけど、パチンコは30兆円産業」

J「日本で売れてるグループをYouTubeで見たけど、音楽的には酷いぞ」

T「それをテレビで言う人は誰もいないよ。むしろ、大きい音楽賞などをあげているよ」

J「音楽評論家はどう思ってるんだ」

T「いま、テレビには専門家は出られないんだ。本当の事言う人がいるからね。だから、コメンテータという謎の人たちがいっぱいでて、台本に書かれた個人的感想を言うんだ。モチ、テレビに出ている人に発言の自由も表現の自由もないよ。コメンテータは、テレビにとって都合のいいことを言うのが仕事。自分の本当の意見を殺してもね。そうしないと、テレビに出してもらえないんだ。「Kids React」のように、世界の子供を日本のテレビに出して、率直な意見を聞いた方が面白い事言うと僕は思ってるよ。でも日本のテレビにでる子供は、みんな子供らしくない子ばかりだよ。見た目は子供だけどね」

J「テレビでニュースを見たが、なぜ朝からニュースで引退同然の引きこもりコメディアンと占い師の話題ばかりやってんだ?」

T「それはその少し前に、大手芸能事務所に属する男の子と、大手芸能事務所系列の女の子に子供が出来てしまって突然結婚して、CMとか出てるから、色々な企業との関係が悪くなって問題になったんだ。それを国民に忘れるように「洗脳」するためだよ。だから、異常なまでに取り上げてるんだ」

J「国民はわかってるの?」

T「わかってるわけないじゃん。『引きこもりコメディアンが占い師に洗脳されている』と多くの国民は洗脳されているわけで、本来なら、さっき言った子供が出来てしまって結婚した件について、マスコミ各社がちゃんと本人や所属事務所の考えを追求するのが仕事なんだけど、そんなことする人誰もいないよ。モチロン、国民99.9%は、何も知らない」

J「お前は、その妊娠と結婚を知ってたのか?」

T「事前に知ってたよ。女の子はレコーディングでも言ってたしね。だから、事務所がなんにも知らないってことはないんだよ。堕胎させるつもりだったんじゃないかな」

J「堕胎! そんなこと許されるのか」

T「いや、いつもそうなんだよ。今回が例外中の例外」

J「ジーザス! なんで、堕胎なんて言えるんだ。人権はないのか」

T「その男の子が以前付き合ってた別の女の子から、同じような相談を個人的に受けた事があるから知ってるだけだよ。僕は実際に見聞きしたものか、実際に見聞きした人の話ししか信じないよ。日本のタレントは人権を本人たちも理解出来てないと思うし、まあ、少なくともタレント個人の表現や発言の自由はほぼないね」

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高城剛
1964年葛飾柴又生まれ。日大芸術学部在学中に「東京国際ビデオビエンナーレ」グランプリ受賞後、メディアを超えて横断的に活動。 著書に『ヤバいぜっ! デジタル日本』(集英社)、『「ひきこもり国家」日本』(宝島社)、『オーガニック革命』(集英社)、『私の名前は高城剛。住所不定、職業不明。』(マガジンハウス)などがある。 自身も数多くのメディアに登場し、NTT、パナソニック、プレイステーション、ヴァージン・アトランティックなどの広告に出演。 総務省情報通信審議会専門委員など公職歴任。 2008年より、拠点を欧州へ移し活動。 現在、コミュニケーション戦略と次世代テクノロジーを専門に、創造産業全般にわたって活躍。ファッションTVシニア・クリエイティブ・ディレクターも務めている。 最新刊は『時代を生きる力』(マガジンハウス)を発売。

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