壁を越えたいすべての人に贈る究極の卓球理論DVD
[DVD] 軸・リズム・姿勢で必ず上達する 究極の卓球理論ARP(アープ)
世界のトップ選手たちはなぜあれほど速く、激しいラリーの中でもバランスの取れた、美しい姿勢を崩さずにプレーを続けられるのか。全日本選手権を2度制し、世界選手権団体優勝に導いた名選手・山中教子がまとめた卓球理論=ARP(アープ)理論は、その秘密を軸・リズム・姿勢の三要素でひもとき、誰でも学べる形にまとめている。初心者からトップランカーまで、卓球に取り組むすべてのプレーヤー必携の究極の卓球理論!!
特設販売サイトはこちら!
http://arp.yakan-hiko.com/
Amazonで購入する
※アープ卓球理論についてはアープ卓球カレッジウェブサイトをご覧ください。
前半の記事はこちらから↓
“美しい”は強い――本当に上達したい人のための卓球理論(上)
マイヤ・プリセツカヤのすごさ
[caption id="attachment_2454" align="alignnone" width="640"] 運動がやわらかくなくては、自由に表現できないでしょう?[/caption]
私はマイヤ・プリセツカヤさんのパフォーマンスを見て、卓球の中で身体運動を追求していこうと決心しましたが、ではマイヤ・プリセツカヤさんの何がすごかったのか。もちろん、最終的に表現されたものが美しいということもあるんですが、何より「運動のやわらかさ」に私は感動したんだと思います。
身体の使い方が理にかなっているから余裕がある。余裕があるからやわらかさもパワーもあって、自由自在に、豊かな表現を行うことができる。
身体の使い方が理にかなっていないと、どうしても、どこかの部分が緊張して運動がかたくなります。それでは自由に表現することはできません。心が緊張すれば、身体も緊張する。身体が緊張したら、心も緊張する。心の中で思っていることは、必ず、身体にあらわれるんです。
卓球でもチャンスボールが来て「打つぞ!」と心が緊張したら、必ず身体もかたくなりますよね。逆に「ボールをよくみて、ちゃんと丁寧に打とう」と思えば、身体も丁寧に動く。身体を見れば、その人の心がどういう状態にあるかがわかります。
だから私はよく笑っちゃうんですよ。インストラクターが模範演技をやるときに「ああ、心が硬くなってるなあ」と思ったら、実際にそのとおりにミスしちゃうから(笑)。
プレーは嘘をつけません。運動神経がいいからといって、自分の心にない運動ができるかといえば、そんなことはないんですよね。
中国の前チャンピオン・張怡寧さんは、卓球以外の競技をやっても超一流になれそうなスーパーアスリートですが、だからといって、どんな卓球でもできるかといったら、おそらくそんなことはないでしょう。彼女が、背筋をきりっと伸ばして、美しい卓球をされるのは、彼女の心のなかにそういう卓球があるからです。例えば王楠さんのようなやわらかな卓球をやれといわれても、たぶん難しいだろうと思います。
人間は、自分がやりたいこと、自分の心のなかにあることしか表現できない。心がそれを望むようなことしか、表現できないんですね。
張怡寧(ちょういねい、Zhang Yining)
中国代表の卓球元世界チャンピオン。美しく無駄のない両ハンド攻撃で女子王座の座に君臨した。2004年アテネ五輪女子シングルス・ダブルス、2008年北京オリンピック女子シングルス・団体金メダル。2005年第48回世界卓球選手権女子シングルス・ダブルス優勝。2003年1月から2009年11月までほぼ世界ランキング1位を維持し続けた。
その他の記事
「キモズム」を超えていく(西田宗千佳) | |
国民投票サイト「ゼゼヒヒ」は何を変えるのか――津田大介、エンジニア・マサヒコが語るゼゼヒヒの意図(津田大介) | |
コロナが終息しても、もとの世界には戻らない(高城剛) | |
季節の変わり目に江戸幕府の長期政権を支えた箱根の関を偲ぶ(高城剛) | |
執筆スタイルが完全に変わりました(高城剛) | |
「先生」と呼ぶか、「さん」と呼ぶか(甲野善紀) | |
ひとりの女性歌手を巡る奇跡(本田雅一) | |
言語と貨幣が持つ問題(甲野善紀) | |
「減りゆく日本人」出生数低迷と政策的手詰まり(やまもといちろう) | |
『「赤毛のアン」で英語づけ』(4) 大切な人への手紙は〝語感〟にこだわろう(茂木健一郎) | |
DLNAは「なくなるがなくならない」(西田宗千佳) | |
「おじさん」であることと社会での関わり方の問題(やまもといちろう) | |
手習いとしてのオンライン・エデュケーションのすすめ(高城剛) | |
ネットも電気もない東アフリカのマダガスカルで享受する「圏外力」の楽しみ(高城剛) | |
「本当かどうかわからない数字」に左右され責任を押し付けあう日本社会(高城剛) |