高城剛メルマガ「高城未来研究所「Future Report」」より

季節の変わり目は食事を見直す変わり目

高城未来研究所【Future Report】Vol.590(10月7日)より

今週も、東京にいます。

およそ二年半がかりで書き上げた自分の遺伝子を公開する最新刊「BIO HACKING」の出版にあわせ、また、多くの方々からお問合せいただいております僕の直近の食事内容につきまして、今週はお話ししたいと思います。 

この一ヶ月のメインの食事といえば、ほぼ「粉」だけ。
こう書くと驚かれる方もいらっしゃると思いますが、実は自分でも驚いています、「粉」と「液」だけでもやっていけるんだと。

これを「食事」と呼ぶかはさておき、まず「粉」メニューは

・Jigsaw Healthの「Electrolyte Supreme」(レモン&ライム)
・Bulletproofの「GREENS」
・THRONEの「Amino Complex」(レモン)

のみっつです。

まず、Jigsaw Healthの「Electrolyte Supreme」は、ミネラルとビタミンを含むフルスペクトル電解質パウダーで、ケトフレンドリーを謳う砂糖をまったく使用していない「粉」です(https://www.jigsawhealth.com/products/electrolyte-supreme?variant=32209438343246)。
少し前まで、同じ「粉」でもMetagenics社の「Endura」を愛用していましたが、「Electrolyte Supreme」のほうが効能が高いと実感しています。

続くBulletproofが最近リリースした「GREENS」は、35種類のスーパーフード、ビタミン、ミネラル、消化促進剤に加え、1食分の野菜を含む「粉」です。
多くの緑黄色野菜は、主要な栄養素の吸収を妨げる天然化合物シュウ酸塩を含んでいますが、本製品はシュウ酸塩の影響を軽減し、より多くの栄養を得るのを助けるカルシウムを追加。
認知機能、集中力、注意力をサポートします(https://shop.bulletproof.com/products/greens-powder-packets)。

そして、EAAとBCAAのバランスが絶妙なTHRONEの「Amino Complex」は、筋肉の修復と回復をサポートし、エネルギー生産を増加させ、血糖値を安定させる「粉」です。
小さな1スクープで、十分なアミノ酸を吸収できます(https://thefeed.com/products/thorne-amino-complex?variant=14969717686335)。

この三種のパウダーをまとめて100ml程度の水に溶かし、朝晩二回ショットドリンクのように飲むのが習慣になりました。
ただし、どのパウダーも同じ柑橘系を選ぶのがポイントです。
ひとつだけ「ベリー味」などを入れてしまうと、なんとも言い難い味のミックスジュースが出来上がりますので要注意(人の好みは千差万別だと思いますが)。

別途、1日に何度かMCT(C8)オイルを飲んでいます(こちらは「液」)。
その他、少量のナッツか非常食としても活用している石垣島の無添加どらいすてーき「ぴにおん」(ビーフジャーキー)などを食べることも、ごく稀にあります。

最新刊「BIO HACKING」にも記載しましたように、僕の遺伝子を見ると、現代社会で流通する食品を食べなければ食べないほど調子が良く、事実、食べる回数を減らして口に入れるものも減らすと、調子はあがるのです。
確かに遺伝子は正しく、紛れもない僕自身の青写真だと実感しています。

さて、サプリメントは解毒のためのグルタチオン(僕にとって必須!)、調子を見ながら亜鉛とマグネシウムに活性型B程度で、夏は日々長く外にいましたのでD3は摂っていません。

また、血糖値が落ちすぎる場合、携帯する小さなマヌカハニーを口に入れるようにしています(こちらも「液」)(https://www.amazon.co.jp/dp/B07X1NYSB1?smid=A36WD852J9IT42&ref_=chk_typ_imgToDp&th=1)。

先月は大半の時間を東アフリカ各地で過ごしましたが、朝、ホテルで提供されるビュッフェで僕が食べられそうなものはほとんどなく、昼のランチボックスは言うに及ばず、夜、アラカルトメニューから選んで「鶏肉」などを少し食べることもありますが、基本的に「粉」と「液」だけで過ごしました。
どこで提供される食事も添加物が問題です。

一方、東京に戻って友人に誘われて会食に出向くと、どんなに高級店でも髪の毛の「生え際」が痒くなってしまいます。
たぶん、なにかの食品や添加物が反応しています。
特に和食の有名店で痒くなることが多く、この痒さから察するに、問題はヒスタミン食材などではなく、おそらく「客には言えない何か」を使用していると思われます。
時には店主に上手くお聞きすることもありまして、ある店では超高級店なのに見えないと思って使用していた安価なミリンが僕の痒みの原因でした。

一般的には味覚の秋と呼ばれる頃合いですが、季節の変わり目ゆえ体調を崩してしまう時期でもあります。
そんな時、自分に足りないものを足すのではなく、まずは余計なものを引いてみる、それもバッサリと。

季節の変わり目は、食事を見直す変わり目でもあるのだろう、と考える今週です。
すっかり寒くなりましたね。
どうか皆様、体調管理に一層のご注意を。
 

高城未来研究所「Future Report」

Vol.590 10月7日発行

■目次
1. 近況
2. 世界の俯瞰図
3. デュアルライフ、ハイパーノマドのススメ
4. 「病」との対話
5. 身体と意識
6. Q&Aコーナー
7. 連載のお知らせ

23高城未来研究所は、近未来を読み解く総合研究所です。実際に海外を飛び回って現場を見てまわる僕を中心に、世界情勢や経済だけではなく、移住や海外就職のプロフェッショナルなど、多岐にわたる多くの研究員が、企業と個人を顧客に未来を個別にコンサルティングをしていきます。毎週お届けする「FutureReport」は、この研究所の定期レポートで、今後世界はどのように変わっていくのか、そして、何に気をつけ、何をしなくてはいけないのか、をマスでは発言できない私見と俯瞰的視座をあわせてお届けします。

高城剛
1964年葛飾柴又生まれ。日大芸術学部在学中に「東京国際ビデオビエンナーレ」グランプリ受賞後、メディアを超えて横断的に活動。 著書に『ヤバいぜっ! デジタル日本』(集英社)、『「ひきこもり国家」日本』(宝島社)、『オーガニック革命』(集英社)、『私の名前は高城剛。住所不定、職業不明。』(マガジンハウス)などがある。 自身も数多くのメディアに登場し、NTT、パナソニック、プレイステーション、ヴァージン・アトランティックなどの広告に出演。 総務省情報通信審議会専門委員など公職歴任。 2008年より、拠点を欧州へ移し活動。 現在、コミュニケーション戦略と次世代テクノロジーを専門に、創造産業全般にわたって活躍。ファッションTVシニア・クリエイティブ・ディレクターも務めている。 最新刊は『時代を生きる力』(マガジンハウス)を発売。

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