切通理作
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切通理作メールマガジン「映画の友よ」

「映画の友よ」第一回イベントとVol.033目次のご案内

※切通理作メルマガ「映画の友よ」2015年05月31日号巻頭言

前回も告知した、「映画の友よ」第一回イベント。本日から一般にも情報告知始めます。

私の基調講演(と言うほどのものではないですが)は、高畑勲論にとりくみます。第一回として『母をたずねて三千里』を。宮崎駿、押井守論をやったユーロライブの町山智浩さんとのトークでは、まだ高畑勲論の話は出てきていないので、いずれやるにしても、ここで一旦話題を揉んでおきたいと思いました。

このメルマガ創刊号を『かぐや姫の物語』論から始めた事を思い出す読者もいらっしゃるかもしれませんが、今度のイベントは、本メルマガを読んでいる人なら、どんな人が書いているのかという事も含めて、文字の上での事が立体的になると思います。

レギュラー執筆陣からは、オンラインVHSレンタル店「カセット館」館長・後藤健児さんが出てくれて、VHSビデオでしか見れないお勧め作品を紹介。

「眼福女子の俳優論」の小佳透子さんも登場。連載でも書いたミア・ワスコウスカの魅力について語ります。7月18日公開の新作『奇跡の2000マイル』の試写も見て、ミアの最新形を報告!

「世界を知るための映画」の山口あんなさんは、6/5にDVD発売予定の、シンガポールのメイドの話『イロイロ』について話す予定です。

日本の観客が、どんな部分も、自分の生活と比べるところを思い浮かべやすい映画であり、また、3月にシンガポール独立時の大統領が亡くなって、日本でも大きなニュースになった事からの、話題の選択です。

そしてイベントのゲストは、大木萠監督と、脚本家・カメラマンの阿佐谷隆輔さん。このお二人が組んだ『花火思想』は、私がこのメルマガを始める前、試写室通いを始めたその最初の日に出会って、ガツンと殴られたような気がした、運命的な出会いの作品です。

そしてお二人は、このメルマガ「映画の友よ」の告知動画を作ってくださった人達でもあります。

当日は、お二人にとって「出会い」となった映画の話をして頂きます。
と同時に、なんとメルマガ告知動画の第二弾も、この日初公開する予定です。

もちろん、大木萠監督と、阿佐谷隆輔撮影作品です!

この間、打ち合わせで大木監督が「何度も見る映画って、『もう一回あの時のあいつらに会いたい!』って事ですよね!」とおっしゃっていて、「なるほど」と思いました。

「映画の友よ」の「友」とは、映画そのものが友であるという意味もありますが、映画の中に生きる登場人物と「また会いたい」と思う事を指してもいるのかもしれない……と改めて、自分の深層心理をも、言い当てられた気がします。

6月19日(金)夜7時半より、開催します。
前回も書きましたが、たとえたった一人しか来なくても、その人の為に語ります!
JR阿佐谷駅にほど近い「よるのひるね」というお店が会場です。
https://twitter.com/yorunohirunepro

ぜひお立ち寄りくださいませ。

さて今回の内容ですが、8月1日から公開される『ソ満国境 15歳の夏』を、「歴史の上に立つ人間」という課題に真正面から取り組み、答を出したイチオシ映画として紹介、レビューします。

公開作品では、外国映画ですが、日本のアニメからも強い影響を与えたと言われ、また登場人物のディテールにも日本リスペクトが伺える『チャッピー』、意外な拾い物映画『天才バカヴォン~蘇るフランダースの犬』、昨年『愛の渦』で共演した中村映里子と池松壮亮を、若干25歳の中川龍太郎監督が撮った『愛の小さな歴史』、そして試写では高橋伴明監督が『愛の新世界』以来20年ぶりに男女のエロスに取り組んだ『赤い玉、』(9月公開予定)をレビューします。

連載陣の、「カセット館」館長・後藤健児さんには、前回、カナディアンドキュメンタリー国際映画祭のレポでも紹介いただいた『Chuck Norris vs Communism』(チャック・ノリス対共産主義)についてより突っ込んだ紹介をお願いしました。

本邦初の、この映画に対するレビューだと思います。

山口あんなさんには、話題作『ようこそ、アムステルダム国立美術館へ』と『みんなのアムステルダム国立美術館へ』を紹介しながら、日本とイタリアの国民性の違いに思いを馳せます。

俳優・斎藤隆文さんの連載『映画で世界は変えられると信じて』では、女優さんに恋をしてしまった話の後篇です。愛は人を成長させるという事を、正面から書いて頂きました。

 

切通理作のメールマガジン「映画の友よ

今週の目次

[00] 巻頭のごあいさつ&イベント告知
[01] 今週の目次
[02] 『チャッピー』に見る押井守イズムの乗り越え
[03] 連載寄稿・カセット館長の映画レビュー 筆・後藤健児 第30回 ハリウッド娯楽映画VS共産主義政権の密かなる真実の戦い!『Chuck Norris vs Communism(チャック・ノリス対共産主義)』
[04] イチオシ映画『ソ満国境 15歳の夏』
[05] 連載 世界を知るための映画 新しい美術館をつくる?オランダ・アムステルダム国立美術館の10年 筆・山口あんな
[06] 『天才バカヴォン 蘇るフランダースの犬』は赤塚不二夫論なのだ
[07] 連載寄稿 映画で世界は変えられると信じて 筆・齋藤隆文 第4回 愛の予感・後編
[08] 映画とは愛である~25歳の映画監督が描いた『愛の小さな歴史』
[09]『赤い玉、』は高橋伴明監督の<性なる遺言>か?
[10] あとがき

 
31「新しい日本映画を全部見ます」。一週間以上の期間、昼から夜まで公開が予定されている実写の劇映画はすべて見て、批評します。アニメやドキュメンタリー、レイトショーで上映される作品なども「これは」と思ったら見に行きます。キネマ旬報ベストテン、映画秘宝ベストテン、日本映画プロフェッショナル大賞の現役審査員であり、過去には映画芸術ベストテン、毎日コンクールドキュメンタリー部門、大藤信郎賞(アニメ映画)、サンダンス映画祭アジア部門日本選考、東京財団アニメ批評コンテスト等で審査員を務めてきた筆者が、日々追いかける映画について本音で配信。基準のよくわからない星取り表などではなく、その映画が何を求める人に必要とされているかを明快に示します。「この映画に関わった人と会いたい」「この人と映画の話をしたい!」と思ったら、無鉄砲に出かけていきます。普段から特撮やピンク映画の連載を持ち、趣味としても大好きなので、古今東西の特撮映画の醍醐味をひもとく連載『特撮黙示録1954-2014』や、クールな美女子に会いに行っちゃう『セクシー・ダイナマイト』等の記事も強引に展開させていきます。

【 料金(税込) 】 648円 / 月
【 発行周期 】 月2回配信(第2,4金曜日配信予定)

登録から1か月は無料! ご登録・詳細は↓↓↓こちら!

http://yakan-hiko.com/risaku.html

切通理作
1964年東京都生まれ。文化批評。編集者を経て1993年『怪獣使いと少年 ウルトラマンの作家たち』で著作デビュー。批評集として『お前がセカイを殺したいなら』『ある朝、セカイは死んでいた』『情緒論~セカイをそのまま見るということ』で映画、コミック、音楽、文学、社会問題とジャンルをクロスオーバーした<セカイ>三部作を成す。『宮崎駿の<世界>』でサントリー学芸賞受賞。続いて『山田洋次の〈世界〉 幻風景を追って』を刊行。「キネマ旬報」「映画秘宝」「映画芸術」等に映画・テレビドラマ評や映画人への取材記事、「文学界」「群像」等に文芸批評を執筆。「朝日新聞」「毎日新聞」「日本経済新聞」「産経新聞」「週刊朝日」「週刊文春」「中央公論」などで時評・書評・コラムを執筆。特撮・アニメについての執筆も多く「東映ヒーローMAX」「ハイパーホビー」「特撮ニュータイプ」等で執筆。『地球はウルトラマンの星』『特撮黙示録』『ぼくの命を救ってくれなかったエヴァへ』等の著書・編著もある。

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