寝転んで、お腹を掻きながら
「おとな学」なんていうタイトルで、原稿を書いているわけですが、じっさいのところ「おとな」を定義するものなどはないのです。
まさに、ヘーゲルがいうように「王が王であるためには、家臣がいるから」というほかはありません。「おとながおとなであるためには、こどもがいるから」ということですね。では、こどもとは何かということになりますが、こちらの方も定義することなどはできません。「こどもがこどもであるためには、おとながいるから」という他はないのです。
現代という時代は、このこどもとおとなの境界線があいまいになった時代だといえるだろうと思います。その理由は様々あるのでしょうが、わたしは市場経済の隆盛というものが、大きな理由のひとつではないかと考えています。
今回はそのことをご説明しましょう。
もともと、定義も公準もない「おとな」とか、「こども」といった言葉をめぐっての考察ですので、科学的な根拠のある話ではありませんし、何か答えが出てくるような問題でもありませんので、寝転んで、お腹でも掻きながら、お読みいただければ結構です。
寝転んで、お腹を掻きながら、書物を読むというのは、実はわたしが描いているおとなのイメージでもあるわけです。こどもはそんなことしませんからね。
その他の記事
|
季節の変わり目と心身のリセット(高城剛) |
|
JAXAで聞いた「衛星からのエッジコンピューティング」話(西田宗千佳) |
|
台湾から感じるグローバルな時代の小国の力(高城剛) |
|
「GOEMON」クランクインに至るまでの話(紀里谷和明) |
|
今週の動画「虎落解き」(甲野善紀) |
|
「ワクチン接種」後のコロナウイルスとの戦いは「若者にも出る後遺症」(やまもといちろう) |
|
ビルゲイツはやはり天才だったと感じる想い出(本田雅一) |
|
サウンドメディテーションという新しい旅路を探る(高城剛) |
|
『もののあはれ』の実装は可能か(宇野常寛) |
|
アメリカ大統領選はトランプが当選するのではないだろうか(岩崎夏海) |
|
“日本流”EV時代を考える(本田雅一) |
|
地上で幸せになるためには、絶対に手に入らないものについて考えるのが良い(茂木健一郎) |
|
『マッドマックス 怒りのデスロード』監督ジョージ・ミラーのもとで働いた時のこと(ロバート・ハリス) |
|
小保方問題、ネトウヨとの絡み方などなどについて茂木健一郎さんに直接ツッコミを入れてみた(やまもといちろう) |
|
少林寺、そのセックス、カネ、スキャンダル(ふるまいよしこ) |










