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これからの数年間は本格的な動乱期に入る前の最後の準備期間

今週は東京にいます。日々、巷では「トランプショックだ!」と大騒ぎし、お目にかかった方々からも随分とご質問を頂戴しています。何度か本メールマガジンでもお伝えしていますように、現在起きていることは、自由貿易から保護主義への転換、いわゆる「新モンロー主義」へと向かっている過程にすぎません。(2025.04.14)  続きを読む

人生のリセットには立場も年齢も関係ない

今週は佐賀にいます。数年に一度、売茶翁(ばいさおう)の足跡を尋ねるよう、この地を訪れています。売茶翁こと高遊外(こうゆうがい)は、江戸時代前期から中期にかけて日本の茶道と禅の世界に深い足跡を残した僧侶であり、茶人です。1675年(延宝3年)に肥前国(現在の佐賀県)に生まれ、1763年(宝暦13年)に89歳でその生涯を閉じるまで、どこまでも自由を貫いた人でした。(2025.04.07)  続きを読む

ビッグな『トランプ関税』時代の到来でシートベルト着用サインが点灯

まあ大変なことですよね、というのは相場を見ておられる皆さんは当然のごとくお感じではないかと思いますけれども、日本はかなりアメリカ経済とペッグして相場も連動しておりますのでトランプ政権就任来14%ほどアメリカ市場から資金が流出すると同じように14%ぐらい日本の証券市場から資金が出て行ってしまうわけであります。(2025.04.06)  続きを読む

「ウクライナの次に見捨てられる」恐怖から見る日米同盟の今後

なかなかパンチの効いた展開になってきております。鉄鋼・アルミの関税25%に始まり、自動車も関税かかるぞ、大統領府の人たちが国防関連の情報をSignalに流して大変なことになったぞ、ウクライナの資源割譲で割ととんでもない米露交渉内容が漏れ伝わるなどして、人間も国家も信頼を築くのには長年の忍耐が必要だが信頼が失われるのはほんの一瞬というのを目の当たりにしているところです。(2025.04.03)  続きを読む

同じ場所にいつまでも止まってはいけない

今週も、東京にいます。街中で卒業式に出られた方々とすれ違いながら思い出しますが、学生時代からCMやPVの監督等映像制作を中心としたクリエイティブ稼業をするようになって、もう40年近く経ちます。思い起こせば、僕が若くして世に出られた理由はふたつありまして、ひとつは多くの人たちが小馬鹿にしていたデジタル技術の台頭の波にうまく乗ったことでした。(2025.03.31)  続きを読む

突然出てきた日本維新の会4兆円削減プランって実際どうなんだよ

「社会保険料を下げろ」というのはいま働いている国民の手取りを増やすためにどうしても必要なことですし、今回高校無償化で予算合意に至った日本維新の会との話し合いの果てに、自由民主党と公明党、日本維新の会とで協議を進める運びになってしまいましたので、これはまあ取り組んでいかないといけないわけです。困ったもんだなと思ってますが、一応は「やれ」となった以上、なんらか見解を組み上げて対応していかないといけないよな、というのが実際です。(2025.03.26)  続きを読む

日本でドラッグストアが繁盛する理由

今週は、東京にいます。それなりに日本で長期滞在する海外の友人に東京生活の印象を聞くと、「なぜ、どこも駅前はドラッグストアばかりなんだ?」と話します。確かに主要駅前はドラッグストアが立ち並んでおり、新宿から新宿三丁目にかけて、わずか200メートル四方のなかに「マトモトキヨシ」だけで6軒もあり、このようなドラッグストアばかりが立ち並ぶ都市は世界で類を見ません。(2025.03.24)  続きを読む

インドの聖地に見る寛容さと格差の現実

今週は、バラナシにいます。インド北部ウッタル・プラデーシュ州に位置する世界有数の古都バラナシは、ヒンドゥー教最大の聖地として知られ、ガンジス川西岸に広がる市内には大小あわせて約1500ものヒンドゥー教寺院と270以上のモスクが存在し、年間で100万人を超える巡礼者が訪れる宗教都市です。(2025.03.17)  続きを読む

アーユルヴェーダを世界ブランドとして売り出すインド

今週は、ムンバイにいます。いま、インドではアーユルヴェーダが大ブームです。「えっ、なにそれ!?」と思った方もいらっしゃるかもしれませんが、実は少し前までアーユルヴェーダが生まれたインドでは、名前は知ってても「よくわからない」「古臭いお婆さんの知恵」だと多くの人たちに思われていました。(2025.03.10)  続きを読む

議論の余地のないガセネタを喧伝され表現の自由と言われたらどうしたら良いか

凄まじい勢いで拡散され、世の中的にも「さすがに問題だよね」という認知も進んできている偽情報問題ですけれども、いわゆるダークパターンからアドフラウドまで網羅的にどうすべえという総花的な対応について議論が複数おっぱじまっております。(2025.03.06)  続きを読む

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