やまもといちろうの記事一覧
個人投資家、作家。1973年東京都生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒。東京大学政策ビジョン研究センター客員研究員を経て、情報法制研究所・事務局次長、上席研究員として、社会調査や統計分析にも従事。IT技術関連のコンサルティングや知的財産権管理、コンテンツの企画・制作に携わる一方、高齢社会研究や時事問題の状況調査も。日経ビジネス、文春オンライン、みんなの介護、こどものミライなど多くの媒体に執筆し「ネットビジネスの終わり(Voice select)」、「情報革命バブルの崩壊 (文春新書)」など著書多数。記事一覧:
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「テレビに出ている若手ロシア専門家」が古典派ロシア研究者にDISられる件
端的に言って東京大学先端科学技術研究センターに抜擢された小泉悠さんほぼ名指しなんですけれども、成蹊大学名誉教授の富田武先生らが発表した提言からは、ロシア研究だけでなく、実学と研究領域の持っている慣習や常識の差のようなものはあるんだろうと思います。(2022.04.02) 続きを読む
「データサイエンスと個人情報」の危ない関係
立正大学が設立していたデータサイエンス学科の広報で、数年前から「データサイエンティスト赤ずきん」なるコンテンツを展開していて、データサイエンスがいかに大事か、どう有用かを入学希望者に説明する内容だったんですが、これが時間差で炎上する騒ぎがありました。いい感じで黒煙が上がったので、俺たちのJ-CASTやITmediaまで便乗報道する騒ぎに拡大し、いつもの感じのネットの話題のライフサイクルのルートに乗ったなあと感慨深い気持ちになっておる次第です。(2022.03.30) 続きを読む
ロシアによるウクライナ侵攻とそれによって日本がいまなすべきこと
いろんなところで論考を掲載していただきましたが、なかなか悩ましいのは同じロシアの隣国として、日本がウクライナの事例から何をどう学び、どう備えるのかという点で日本では完結しないことが多いよということであります。(2022.03.16) 続きを読む
「減りゆく日本人」出生数低迷と政策的手詰まり
かねて「みんなの介護」などでも話題にしておりました我が国の出生数、21年度は確定値で81万人余りにとどまったということで「衝撃だ」って言われたんですよね、この前。Facebookで萩原雅之さんも書いておられるように、まあ分かっていたわけです。ただ、政策的に「これぞ」というのは特にない以上、分かっていて、対処しなければならなかったけど、結果としてどうにもならなくなったというのが実際です。(2022.03.01) 続きを読む
「リボ払い」「ツケ払い」は消費者を騙す商行為か
消費者情報なんとかというところで、集中講義的にお話をしてきました。昔、私がネット上のステルスマーケティングを問題視して記事を書いていたころからのお付き合いのある先生方からご指名をいただいたので、光栄なる凱旋なのか門外漢の戯言なのか良く分かりませんでしたが…。(2022.03.01) 続きを読む
ヤフーがニュース配信をやめる日
かつて、私もヤフーニュース個人の配信契約を「満了」され、同意を反故にして一方的に過去の記事を削除されたことがありました。また、私の近しい関係先で、やはりヤフーニュースからの記事配信契約を一方的に切られたり、ヤフーニュースの編集部側から「このようなテーマの記事を過激には書かないでほしい」と要求されたことが一切ならずあります。(2022.02.28) 続きを読む
菅直人さんVS橋下徹さん&日本維新の会を「ヒトラー」と指弾し揉めるの巻
このあたりは菅直人さんの持論でもあるため、いつかやるんだろうなと思っていたんですが、やっぱりやったなあという印象です。自民党がなぜか中道になってしまうぐらい、いまの野党界隈は熱く、右に維新、左に立憲&共産がいて、むしろ自民党批判よりも維新VS立憲・共産という謎の戦争が始まっていて興味津々です。(2022.02.04) 続きを読む
(ある意味で)巨星・石原慎太郎さんを悼んで
22年2月1日、政治家の石原慎太郎さんが亡くなられました。そうそう頻繁にお目にかかることのできる方ではありませんでしたが、都知事任期最後のほうから太陽の党の立ち上げ後、次世代の党を経て橋下徹さんとの維新共同代表のころまではしばらく毎週のようにお目にかかり、いろいろと薫陶を戴いたという点では大変に刺激的で、ユーモラスで、非常に愉快で豪快で快活なお爺さんでした。(2022.02.03) 続きを読む
「岸田文雄ショック」に見る日本株の黄昏
結論を先に書くと「必ずしも総理・岸田文雄さんだけのせいで株価が下落しているわけではない」のですが、とにかく資本家界隈からは岸田さんの打ち立てる新しい資本主義の評判が悪くてどうにもならないわけですよ。いや、評判が悪いと言うより、何をしたいのかがイマイチよく分からない、と言うのが本音でしょう。(2022.01.31) 続きを読む
いまそこにある農政危機と農協系金融機関が抱える時限爆弾について
旧聞に入ってしまうかもしれませんが、10月31日の衆議院解散総選挙後、調査報告ラッシュ終わりに取引先と一緒になって毎年恒例の地方巡業を少ししました。と言っても、昨年はコロナで中止、今年も受け入れ先の問題もあるので日程も訪問先も会議数も大幅縮小でしたので、ちょっとした小旅行で終わってしまったのが残念でしたが、それでも二年ぶりにリアルでお目にかかる、地方経済を支える人たちが無事に暮らしておられ再会できてよかったです。(2021.12.31) 続きを読む
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