名越康文の記事一覧

1960年、奈良県生まれ。精神科医。相愛大学、京都精華大学客員教授。 専門は思春期精神医学、精神療法。近畿大学医学部卒業後、大阪府立中宮病院(現:大阪府立精神医療センター)にて、精神科救急病棟の設立、責任者を経て、1999年に同病院を退職。引き続き臨床に携わる一方で、テレビ・ラジオでコメンテーター、映画評論、漫画分析など様々な分野で活躍中。 著書に『心がフッと軽くなる「瞬間の心理学」』(角川SSC新書、2010)、『毎日トクしている人の秘密』(PHP、2012)、『自分を支える心の技法 対人関係を変える9つのレッスン』(医学書院、2012)、『質問です。』(飛鳥新社、2013)、『驚く力 さえない毎日から抜け出す64のヒント』(夜間飛行、2013)などがある。 名越康文公式サイト「精神科医・名越康文の研究室」 http://nakoshiyasufumi.net/
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本当の才能は「何かに没頭した時間」が育ててくれる

周囲の誰もがすぐに理解し、賞賛するような才能というのは、いってしまえば「手垢がついた才能」です。それは過去にあった、何かの焼き直しである可能性が少なくない。本当に新鮮で、新しい世界を切り開いていくような才能は、周囲からはなかなか「才能」とは認識されないものなのです。(2015.09.29)  続きを読む

ガイアの夜明けで話題沸騰! 15期連続2桁増収のスーパーの人事戦略を支える「類人猿分類」のすごさ

テレビ東京系「ガイアの夜明け」2015年6月23日放送「快進撃スーパーの裏側 驚きの人材力!」で紹介された広島の食品スーパー「エブリイ」。その快進撃の原動力にあるのは人材をゴリラ、オランウータン、チンパンジー、ボノボの4タイプに分類する、「類人猿分類」と呼ばれる性格分類法だった。類人猿分類の監修者である精神科医の名越康文さんが、その魅力を語る。(2015.09.11)  続きを読む

無意識の中にある「他者への期待」–その功罪

最近気づいたことなんですが、僕ら日本人の心の中にある「他者への期待」っていうのは、その90パーセント以上が無意識のうちにあるものなんです。「もっと私のことを愛してほしい」とか「もうちょっと言うことを聞いてほしい」というように、きちんと言葉にして表現したり、自覚したりしているような「期待」というのは、その人が抱えている期待のほんの一部にすぎない。ほとんどの期待は、いわば深い無意識の底に沈んでいる(ふだん全く意識化されない)。(2015.09.10)  続きを読む

できるだけ若いうちに知っておいたほうがいい本当の「愛」の話

「やっぱり愛がないと」「愛が一番大切」……誰もが大切だと確信しながらも、「愛」という言葉はしばしば、理念的、観念的なものに陥ってしまいがちです。それは「本当の愛」を知らないまま、「愛」の話をしているから、かもしれません。(2015.08.27)  続きを読む

シュプレヒコールのデジャブ感—大切なのは、深く呼吸をすること

「戦争したくない」というのは、少なくとも「論点」とはいえません。議論の基点です。しかしいまのところ、そこを共有できないまま、時間だけが無為に過ぎ去っていきます。そこに、シュプレヒコールのデジャブ感を覚えざるを得ない。(2015.08.18)  続きを読む

「キャラを作る」のって悪いことですか?

学校でも職場でも友人関係でも、自分の「居場所」を確保するということは大切なことで、「キャラ」というのはそのための有力な「ツール」だと言えるでしょう。リーダー的なポジション、参謀的なポジション、ボケ、ツッコミなど、キャラクター設定はさまざまですが、わかりやすい「キャラ」を作って演じることは、仲間の間で、自分の居場所を確保するのにある程度有効です。 ただし、「ある程度」ということは、そこには限界や、デメリットもある、ということです。その大きな理由は、そもそも自分の「キャラ」というのは、ほとんどの場合、自分だけで選び取ったものではないことにあります。(2015.08.06)  続きを読む

カバンには数冊の「読めない本」を入れておこう

人生の中で「限界を超える」経験を時々しておくこと。これは、けっこう大切なことなんです。それは別に、周囲から評価されるようなことじゃなくてもいい。自分なりに何か、「限界を超える」テーマを持っておくのがいいんですね。 「限界を超える」という観点からみると、「読書」というのは非常におもしろいツールだと思います。というのも、本って、簡単なものから難しいものまで、一般的なものからマニアックなものまで、バリエーションが豊かですよね。だから、ある人にとっては簡単に読める本でも、自分にとってはけっこう歯ごたえがあるということがいくらでもある。そうすると、どんな人でも、いくつになっても、「これを読めば私は自分の限界を超えられそうだ」と思える本というのはあるんですよ。(2015.07.31)  続きを読む

人生に活力を呼び込む「午前中」の過ごし方

朝、昼、晩のうち、どの時間帯がもっとも重要か。 そう聞かれれば、おそらく多くの人が「朝」と答えるでしょう。そう、朝起きてからの数時間、「午前中の時間をいかに過ごすか」ということは、これからのあなたの人生に残された、数十年という時間をより意義あるものにしていくうえで、非常に重要な課題です。 もちろん「朝活」という言葉もあるように、「朝が重要だ」という話自体はそう珍しいものではありません。ただ、午前中という時間がどのように特別で、どう過ごせばいいのかということについては、一筋縄ではいかない問題が潜んでいます。今日はそのことについて、ちょっと僕の考えをお話したいと思います。(2015.07.23)  続きを読む

【対談】類人猿分類の産みの親・岡崎和江さんに聞く『ゴリラの冷や汗』ができたわけ(1)

テレビ東京「ガイアの夜明け」でも話題の性格分類「類人猿分類」。ゴリラ、オランウータン、チンパンジー、ボノボび4種の類人猿タイプに分類することでパフォーマンスが上がるということで、診断サイト(http://yakan-hiko.com/gather/)や書籍『ゴリラの冷や汗』が話題となっている。この対談では、類人猿分類の産みの親である岡崎和江さん(Team GATHER Project代表、株式会社YPYエデュケーション代表取締役社長)に、精神科医の名越康文先生が聞き手となって、その秘密を伺っています。(2015.07.15)  続きを読む

「他人に支配されない人生」のために必要なこと

人はいつも、思考や価値観よりも、刺激と感覚に引きずられて生きています。 それは言い換えれば、どれほど情報を仕入れ、自分の頭で考え抜いても、「感覚」にアプローチしない人は容易に他人に誘導され、コントロールされてしまうということです。(2015.07.07)  続きを読む

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