やまもといちろうの記事一覧

個人投資家、作家。1973年東京都生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒。東京大学政策ビジョン研究センター客員研究員を経て、情報法制研究所・事務局次長、上席研究員として、社会調査や統計分析にも従事。IT技術関連のコンサルティングや知的財産権管理、コンテンツの企画・制作に携わる一方、高齢社会研究や時事問題の状況調査も。日経ビジネス、文春オンライン、みんなの介護、こどものミライなど多くの媒体に執筆し「ネットビジネスの終わり(Voice select)」、「情報革命バブルの崩壊 (文春新書)」など著書多数。
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リフレ派の終わりと黒田緩和10年の総括をどのタイミングでやるべきか

財務省の人と話してて、元は税金なのだから介入を決定した以上は負けは許されない、と結構真顔で仰います。世にいう財務省陰謀論はたぶんこういうクソ真面目な財務省の人たちの「仕事をちゃんとしていれば評価は後からついてくるはずだから、目の前のことは誠実にやる」というプリンシプルをもっとちゃんと理解してあげるべきだと思うんですよね。(2022.09.30)  続きを読む

世界経済の混乱をどう生き抜くか

私の本業に関わる部分で、7月から8月にかけていくつか大きなトレンド変化がありました。もちろん、円安というかドル独歩高で世界経済が混乱のトリガーを引いているというのもあるのですが、それもありつつ世界的な需要不足がハッキリし始め景気減速の雲色が強くなると、いままで高値で推移してきた海運も、商品市場高騰の代表選手であった原油も、その他先物も現物も値下がりし、私も滞留していた米ドルを持っていく先がなくなりました。米国10年債の利回りが本格的に4%を超えてきて、これはもう大変なことだぞと感じます。(2022.09.29)  続きを読む

効かないコロナ特効薬・塩野義ゾコーバを巡る醜聞と闇

面倒なことが起きていますが、製薬界隈では前回メルマガでも書きましたように仮名加工医療データの問題がすったもんだして、これをクリアしないと日本人の患者の方々にご協力を戴いた治験での創薬がむつかしく、ただでさえ製薬各社の資本集約が進まず世界的な製薬業界の流れに遅れているのにますます大変なことになるという危機感をもって取り組んでいるところです。そこへ、いま話題沸騰の効かないコロナ特効薬である塩野義ゾコーバの承認を巡り、一気に政治案件となって大変な騒ぎとなってきました。(2022.09.03)  続きを読む

川上量生さん、KADOKAWA社長時代に高橋治之さんへの資金注入ファインプレー

読売新聞などから一斉に報道がありましたが、出版大手KADOKAWAが元電通・高橋治之さんの個人会社コモンズなどに総額7,000万円以上の資金を振り込んでいた事実が判明し、これに伴って、東京地検特捜部は角川歴彦さんら関係先に対して任意の事情聴取を行っていることが明らかになりました。(2022.09.03)  続きを読む

「まだ統一教会で消耗しているの?」とは揶揄できない現実的な各種事情

引き続き統一教会問題がグズグズと燃えていて、マスコミもさすがに飽きたのか報道量こそ減ってきているものの余波はまだ様々であります。先般、WiLLというそれ系の方がよく目を通される媒体で事件後早々に「自民党は統一教会との関係を断て」という記事を掲載したところ、その記事に目を通されて気分を害された方々から脅迫状めいたものを何通かメールや封書で頂戴しました。何とも物騒なことですなあ。(2022.08.31)  続きを読む

日本はポストウクライナ・ロシア敗戦→崩壊「後」に備えよ、という話

サハリン2の仕事が満足な結果に向けて進んでいるのかどうか、各位の思惑によって違いはあるのかもしれませんが、現況で見えている範囲内ではシェルを悪者にして落ち着いた経緯の交渉になっているようにも見受けられます。それが良かったのか悪かったのかは、本当に立場によって異なるものだと思います。関係者一同が最善を尽くした結果がこの方針になったということで、納得できない人も多くあるのかもしれません。(2022.08.26)  続きを読む

どうも自民党は総体として統一教会と手を切らなさそうである

安倍晋三さんの暗殺と、その殺害容疑者にまつわる特定の宗教団体とされた統一教会の話で、私は割と早々に「統一教会とは手を切れ」と主張したこともあり、ご一緒している議員さんや秘書さんなどからは「思い切りましたね」とのお言葉を戴く機会が多くありました。(2022.07.31)  続きを読む

暗転の脱炭素、しかしそこに政府方針グリーン投資10年150兆の近謀浅慮?

てなもんやで、先般29日、総理大臣官邸で第10回経済財政諮問会議がしめやかに執り行われました。興味のある方はその辺に転がってる動画でも観ていただきたいのですが、「歳出効率化努力」を払う前提で国家財政を運営できれば基礎的財政収支は25年度には黒字化するぞという、若干ほんまかいなという議論がベースになって、さてそこからどうやって脱コロナ、イノベーション喚起しようって流れになっていくわけであります。(2022.07.31)  続きを読む

相場乱高下の幸せとリセッションについて

「なんかこえーなー」とビクビクしながら、かといって触らないわけにもいかない実業上の取引もあるためエイヤで相場を張っていたのですが、結果的に円安水準もアメリカのリセッション予想からの金利引き上げ一服見込みでドル独歩高が調整され、円ドルも132円台までごっそり下がりました。「どうせ決済するからまあいいや」とドルで支払い為替予約も終えたところでの円高戻りでひと安心であります。ツイててよかった。(2022.07.30)  続きを読む

あまり参院選で問題にならない法人税のこと

選挙戦も中盤になり、参院選のネタで野党がまたぞろ消費税の問題を持ち上げておるわけですよ。で、野党勢力が低迷している理由のひとつ(メインではない)が、この消費税と社会保障の関係でありまして、さすがに日本国民もかなりの割合が「消費税が増税になるのは、社会保障費が増え続ける中仕方がない」と高齢者を中心に思ってはいるわけです。(2022.07.03)  続きを読む

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