「生命の与贈循環」とは
僕はNPO法人「場の研究所」というところで、研究員をやっています。何をやっているかというと、「場の思想」というものを研究しています。
「場」というものはどういうものなのか。
今年出版した『ビジネス・マネジメント・スタジアム』も、「場の思想」を使って落合元監督の采配術の秘密を探っています。
重要なキーワードに「生命の与贈循環」というものがあります。例えば、たまに草がぼうぼうに生えた荒地みたいな空地がありますよね。そこから、あるとき低木層が生えてきたとします。やがて林ができる。そのうち木が大きく育って、森になっていく。
森になると、いろんな動植物が生存できる豊かな「場」ができあがるわけです。生物界というのは、誰かが設計しているわけじゃないのに、お互いに関係しあって、豊かな場ができあがってくる。こうして生まれてくる「場」というのは何なのか、というのがおもなテーマになってきます。
つまり、豊かな「場」を作るプロセスが分かれば、それが、「企業が世の中に対して価値を提供し、その価値を認められ生き残っていく」ためのビジョンが見えてくると思うんですよ。
その他の記事
|
Amazon Echoのスピーカー性能を試す(小寺信良) |
|
「昔ながらのタクシー」を避けて快適な旅を実現するためのコツ(高城剛) |
|
風邪は「ひきはじめ」で治す! 葛根湯+ペットボトル温灸の正しい使い方(若林理砂) |
|
ヘヤカツオフィス探訪#01「株式会社ピースオブケイク」後編(岩崎夏海) |
|
身近な日本の街並みが外国資本になっているかもしれない時代(高城剛) |
|
AlphaGoから考える「人とAIの関係」(西田宗千佳) |
|
本当の「ひとりぼっち」になれる人だけが、誰とでもつながることができる(名越康文) |
|
大観光時代の終焉(高城剛) |
|
5年前とは違う国になったと実感する日々(高城剛) |
|
某既婚女性板関連でいきなり情報開示請求が来た件(やまもといちろう) |
|
AIの台頭とハリウッドの終焉(高城剛) |
|
「英語フィーリング」を鍛えよう! 教養の体幹を鍛える英語トレーニング(茂木健一郎) |
|
広告が溢れるピカデリー・サーカスで広告が一切ない未来都市の光景を想像する(高城剛) |
|
夏休み工作、今年の「音友ムック」はQWT型!(小寺信良) |
|
数年後に改めて観光地としての真価が問われる京都(高城剛) |











