大きく変化する時代における明日への覚書

高城剛のメルマガ『高城未来研究所「Future Report」』紹介動画

 

今の時代は、水や電気のないところでも、仕事ができる時代なんだと思います。海外移住どころか、どこにでも移住可能な時代。ローコストキャリアも一般的になってきましたから、2つの場所を往復しながら暮らすこともできるでしょうし、家を持たずに世界の素晴らしい場所を回りながら暮らすこともできる時代なんだと思います。ちょっと前だったら不可能だったことが可能な時代、そんな時代に生きていることを僕らはもっと実感すべきだと思いますね。

同じように、「これが仕事かよ」と思えるようなことが仕事になる時代です。ある人から見たらまるで遊んでいるようにしか見えないことが、今の時代、そして次の時代には大きな仕事になるんです。かつてガレージのなかで子供たちが電子部品で遊んでいた会社が、今や世界一の会社になったことを忘れてはいけません。時代も社会も必ず変わるんです。そしてこれからはもっと大きく世の中は変化すると思います。だから人間の楽しさと可能性をどこまでも、どこまでも追求することがとても大事なんだと思いますね。そのためにはちょっとした心構えと考え方のようなものがあって、それを書き示すような未来への覚書を、僕はメールマガジンにしています。

昨日、「そんなことできるわけないだろう」と言われたことにこそ、明日の可能性が潜んでいるんだと思います。

高城剛
1964年葛飾柴又生まれ。日大芸術学部在学中に「東京国際ビデオビエンナーレ」グランプリ受賞後、メディアを超えて横断的に活動。 著書に『ヤバいぜっ! デジタル日本』(集英社)、『「ひきこもり国家」日本』(宝島社)、『オーガニック革命』(集英社)、『私の名前は高城剛。住所不定、職業不明。』(マガジンハウス)などがある。 自身も数多くのメディアに登場し、NTT、パナソニック、プレイステーション、ヴァージン・アトランティックなどの広告に出演。 総務省情報通信審議会専門委員など公職歴任。 2008年より、拠点を欧州へ移し活動。 現在、コミュニケーション戦略と次世代テクノロジーを専門に、創造産業全般にわたって活躍。ファッションTVシニア・クリエイティブ・ディレクターも務めている。 最新刊は『時代を生きる力』(マガジンハウス)を発売。

その他の記事

宇野常寛特別インタビュー第5回「落合陽一のどこが驚異的なのか!」(宇野常寛)
経営情報グループ『漆黒と灯火』会員募集、まもなく終了します(やまもといちろう)
想像もしていないようなことが環境の変化で起きてしまう世の中(本田雅一)
素晴らしい東京の五月を楽しみつつ気候変動を考える(高城剛)
アマゾンマナティを追いかけて〜赤ちゃんマナティに授乳する(川端裕人)
古代から続くと言われるハロウィンの起源から人類の行く末を考える(高城剛)
人は生の瀬戸際までコミュニケーション能力が問われるのだということを心に刻む(やまもといちろう)
減る少年事件、減る凶悪事件が導く監視社会ってどうなんですかね(やまもといちろう)
実は「スマート」だった携帯電話は、なぜ滅びたのか ーー10年前、初代iPhoneに不感症だった日本市場のその後(本田雅一)
大国の世相変化に翻弄される香港の今(高城剛)
ポスト・パンデミックのキューバはどこに向かうのか(高城剛)
テープ起こしの悩みを解決できるか? カシオのアプリ「キーワード頭出し ボイスレコーダー」を試す(西田宗千佳)
言語を問うことの意味(甲野善紀)
オーバーツーリズムの功罪(高城剛)
自分の心を4色に分ける——苦手な人とうまくつきあう方法(名越康文)
高城剛のメールマガジン
「高城未来研究所「Future Report」」

[料金(税込)] 880円(税込)/ 月
[発行周期] 月4回配信(第1~4金曜日配信予定。12月,1月は3回になる可能性あり)

ページのトップへ