家入一真
@hbkr

家入一真×上祐史浩悩み相談(3)

うまくやろうと思わないほうがうまくいく

※この記事は、去る3月13日ロフトプラスワンにて行われた家入一真×上祐史浩『リアルお悩み相談室 vol.3』をもとに再構成したものです。全文は家入一真メールマガジン「家入学級」でご覧いただけます。

 

【質問】彼女に浮気を疑われます。その恋人と付き合っている間に何度か浮気をしてしまい、それが原因です。自分はもう浮気をするつもりはないのですが、どうすれば彼女に疑われないでしょうか?

 

上祐:実際に過去に浮気をしていのだとして、これから浮気するつもりがないんだったら、しばらく疑われた方が自分にとっては気が引き締まっていいかもしれませんね。疑われること自体を前向きにとらえてみてはどうでしょうか。

 

家入:疑われることが、自分が浮気をしない行動につながっていくってことですね。

 

上祐:ないしは、疑われること自体に、学ぶべきことがあると思いますよ。逆に。

 

【質問】東京に来て3年経つのですが、未だに慣れません。友達もいるし恵まれた生活を送っているのに、いつも自分を作って生活している気がして、精神的に不安を感じることが多いです。どうすれば肩に力が入らない生活ができるでしょうか。

 

上祐:よく見られたいと思いすぎると、肩に力が入る。それを止めた方がむしろ好感をもたれるかもしれない。そんな風に考えてやってみたら?

肩の力を抜くのって結構難しい。「肩の力抜くと不幸になるんじゃないか」と考えると少し怖いけど、一回だまされたと思ってやってみると、かえってその方がうまく生きれるってこともあるから。とらわれない方がうまくいくことを、一度でも体験してみると違いますよね。

 

家入:そうですね。肩に力が入っている自分は、本当の自分ではないって思っているんですかね。本当の自分なんてないと僕は思っていますけどね。本当の自分はもっとだらしなくてぐーたらなのに、着飾ってちゃんとしてるフリをしてる。それが疲れるんですかね。

 

上祐:そういう人もいるんでしょうね。

 

家入:一回すっぴんで裸で町歩いてみるいいですけどね。うん。周りに素の自分を見せてダメになってみるってのはありますね。

1 2 3
家入一真
1978年生まれ。起業家/投資家/クリエイター。悪ふざけをしながら、リアル・ネットを問わず、カフェやWEBサービスや会社など、遊び場を作りまくっている。JASDAQ最年少上場社長。40社程の若手ITベンチャーにも投資している。解放集団Liverty代表、JASDAQ上場企業paperboy&co.創業者、カフェ運営企業partycompany Inc.代表取締役、ベンチャー投資企業partyfactory Inc.代表取締役、クラウドファンディングCAMPFIRE運営企業ハイパーインターネッツ代表取締役。個人名義でも多数のウェブサービスの立ち上げを行うクリエイターでもある。

その他の記事

「イクメン」が気持ち悪い理由(岩崎夏海)
コロナとか言う国難にぶつかっているのに、総理の安倍晋三さんが一か月以上会見しない件(やまもといちろう)
私の出張装備2016-初夏-(西田宗千佳)
それ「悲報」でもなんでもないから――化粧品はお肌に浸透しません!(若林理砂)
恋愛がオワコン化する時代の不幸(紀里谷和明)
今年買って印象に残ったものBest10(小寺信良)
「+メッセージ」はBot時代への布石だ(西田宗千佳)
嗤ってりゃいいじゃない、って話(やまもといちろう)
21世紀のスマートトラベラーは天候のヘッジまで考えなければいけない(高城剛)
東京の広大な全天候型地下街で今後予測される激しい気候変動について考える(高城剛)
旅行需要急増でのんびり楽しめる時間が残り少なくなりつつある南の島々(高城剛)
大きく歴史が動くのは「ちょっとした冗談のようなこと」から(高城剛)
作家を目指すあなたへ その1〜「書き出しの一行」が小説作品全体のたたずまいを決定する!(草薙渉)
晴天率と自由な気分は比例するという話(高城剛)
11月に降り積もる東京の雪を見ながら(高城剛)
家入一真のメールマガジン
「家入学級」

[料金(税込)] 660円(税込)/ 月
[発行周期] 月2回配信(第1,第3火曜日配信予定)

ページのトップへ