藤沢数希
@kazu_fujisawa

週刊金融日記 第285号<暗号通貨トレーディング失敗記録もぜんぶメルマガ読者にお見せします、株式市場は日米の政策期待に期待他>

藤沢数希のメルマガ『週刊金融日記』第285号(2017年9月25日発行)より、冒頭部分をお届けします。


〘第285号 目次紹介〙
// 週刊金融日記
// 2017年9月25日 第285号
// 暗号通貨トレーディング失敗記録もぜんぶメルマガ読者にお見せします
// 株式市場は日米の政策期待に期待
// ただならぬクオリティの南青山の定食屋
// またもや19歳のメンヘラ子に非モテコミットしそうです
// 他
 

 こんにちは。藤沢数希です。

 すっかり秋も深まってきましたね。僕は今週はちょっくら香港に出張に行ってこようかな、と。本場で上海蟹でも食べてこようか、と。

 さて、好評連載中の恋愛工学コミックですが、とうとう佳境に入ってきましたね。だいたいのストーリーは小説通りなんですが、ハラハラしてしまいます(笑)。

★わたなべ君が恋愛工学のマスター・クラスに!

 最近、ビジネス情報誌の週刊SPA!で映画評のぬるい連載を1ヶ月に1回ほどやっている関係で、ぶっちゃけ、つまんない映画をたくさん見ることが多いです(笑)。僕の場合は、映画を見て英語力のキープ、小説を書いたりするためのシナリオの勉強、あと、もちろん映画鑑賞が、なんだかんだ言って、僕の最大の趣味ですから、連載を引き受けました。恋愛工学的には、若くて可愛い女子を、公開前の映画の試写会デートに誘う、というなかなかいい技も使えるようになります(笑)。

 さて、映画好きの読者の方も多いと思いますが、映画好きと言っても、年に10本とかじゃないですかね。映画館で見るのは。それで、自称映画好きの僕ですが、この連載をはじめて、映画って日本だけで1年間に数百本も発表されることを知りました(笑)。しかも、連載だと、目玉の面白いハリウッド映画なんかは、インタビュー記事とかで取り上げられたり、他の立派な映画評論家の方が書いたりするものですから、僕はどちらかというとマイナーな映画の中から面白いものを探し出さないといけません。

 でも、やっぱり、マイナー映画は面白いのが少ないというか、ほとんどないんですよね。食べログ2点台の美味しいお店を探せ、みたいなものです。しかし、先日は面白いマイナー映画を見つけました。

★『アンダー・ハー・マウス』恋愛工学的に見どころ満載でした。見よ!この華麗なCTを!!

 続きは、来週の週刊SPA!に書きますが、発売後にまた紹介しますね。

 今週も面白い投稿がいくつもありました。見所は以下のとおりです。

―NewsPicksへの書き込みにハマっています
―投資銀行に入社するまでの半年で出席すべき授業は
―ビットコイン投資の失敗と中学時代の同級生を幸せにできた報告
―同期の女子とセックスしたのですがキープしそこない焦っています
―友達フォルダ行きを回避するには
―またもや19歳のメンヘラ子に非モテコミットしそうです

 それでは今週もよろしくお願いします!

 

1.暗号通貨トレーディング失敗記録もぜんぶメルマガ読者にお見せします

 前号で、ひとまずトレーディング・投資関係の記事はお終いにしよう、と思っていたのですが、ふと、思うことがあって今週も書くことにしました。もう少しで、質の高いひとまとまりの連載になりますからね。

 それで、なぜ書きたかったかというと、恋愛工学でもそうなんですが、表に出てくる情報というのは、華々しい成功の記録ばかりになりがちなんですよ。その裏には、数限りない失敗があるわけです。トレーディングも同じで、僕がここに書いてきたのは、もちろん失敗も多少はありますが、やはり成功談が多くなってしまう。赤裸々な失敗の記録もお見せしないとフェアではないな、と。そして、レベルの低い人たちは他人の失敗を笑いますが、このメルマガの読者は、人の失敗から学ぶことができる人たちばかりです。

 この2ヶ月あまりの暗号通貨トレーディングに関して言うと、僕が「事前に」メルマガやTwitterで書いた予想や推奨は概ね当たって、まあ、僕の言うとおりにやっていたら、はっきり言って、僕自身よりもだいぶ儲かったわけです。公表しなかったところでは僕もかなりたくさん失敗していますからね。ところで、僕が事前に発表した予想がかなり当たったのは、偶然かというと、じつはそうでもありません。というのも、自分でトレーディングするんだったら、ある程度のプラスの期待値が確信できればそれでいいんですけど、僕の予想や僕自身のポジションを公表するということは、小さなトレーディング収益ではなく、より大きなアセットである僕の「レピュテーション」が賭けられているわけで、やはり確度が高い(と僕が思う)予想だけを公表しているわけですね。

(こんなこと書いてしまうと、次に僕が何らかの予想を発表すると、みんながポジション取って、今度はハズレてしまうかもしれません。プレッシャーがかかりますね……。)

 さて、赤裸々な失敗記録を公表する前に、まずは、株式市場やこうした暗号通貨市場には、概ね3種類のプレイヤーがいることを理解しないといけません。(1)インデックス投資家、(2)ロングオンリーの伝統的機関投資家、(3)ヘッジファンド&プロップトレーダー、です。順を追って説明します。

(続きは藤沢数希のメールマガジン『週刊金融日記』第285号にてお読みください)

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藤沢数希・著『損する結婚 儲かる離婚』

男女双方とも、簡単に全財産以上の金額が吹っ飛ぶのが結婚という金銭契約です。 「結婚はデリバティブ取引と同じでゼロサムゲーム。こと金に関しては夫婦は食うか食われるかの関係にある」。金融工学と恋愛工学について研究を重ねてきた藤沢数希が、適切な結婚相手の選び方を具体的なケースを元に解き明かす!

藤沢数希
理論物理学、コンピューター・シミュレーションの分野で博士号取得。欧米の研究機関で教鞭を取った後、外資系投資銀行に転身。以後、マーケットの定量分析、経済予測、トレーディング業務などに従事。また、高度なリスクマネジメントの技法を恋愛に応用した『恋愛工学』の第一人者でもある。月間100万PVの人気ブログ『金融日記』の管理人。

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