高城剛メルマガ「高城未来研究所「Future Report」」より

快適な心地よい春を過ごすための用心

高城未来研究所【Future Report】Vol.511(2021年4月2日発行)より

今週は、東京にいます。

毎年、季節の変わり目、特に春先に体調を崩す人たちが、年々急増しています。

このメールマガジンでも多くのお問い合わせを頂戴しますが、僕の周囲を見渡してみても、この時期ならではの花粉症や黄砂、PM2.5、そして急速な気温や気圧の変化についていくことができず、頭痛や強い疲労などを訴える人が、相当数います。

だからと言って病院やクリニックに出向き、どんなに薬を処方してもらっても、本質的な解決に至ることは、残念ながらありません。
一時的に症状を抑える事が出来ても、また春になると同じような症状が出るどころか年々悪化してしまいます。

実はこれ、要因のひとつがヘルペスウイルスであることは、ほとんど知られていません。

ヘルペスは、一般的に皮膚や唇に小さな水ぶくれが集まって炎症を起こしている状態を言いますが、驚くことに日本人の約70〜80%がヘルペスウイルスに感染しており、一度感染すると人間の神経細胞の中に隠れて潜伏し続けます。
それを、ヒトの免疫力で抑え発症を防いでいるのですが、気圧や気温の変化で体調が崩れてしまうと、とたんに悪さをしはじめます。

しかし、気候が安定し、体調が戻ればヘルペスウイルスはおとなしくなるため、「治った!」と人は安易に考えますが、根本的解決には至っていません。
実は、メニエール病の人もヘルペスが原因であるほど、やっかいなウイルスです。

そこで一度、抗ウイルス薬を試してみるのも一考です。
「シクロビル」や「ファムシクロビル」など抗ウイルス薬を飲むと、季節の不調が整う人が、かなりいらっしゃいます。
僕自身、検査結果によるとヘルペスウイルス保持者ですが、免疫力を相当高めていることもあって、季節による不調がほぼないことから抗ウイルス薬を飲んでも効果を感じませんでしたが、友人には絶大な効果を発揮しまして、春の絶不調から無事回復。
月の満ち欠けや季節の変わり目に起きる偏頭痛もなくなったことから、原因はヘルペスだったと推察されます。

ちなみに、ヘルペスウイルスには型がたくさんあり、日本ではヘルペス1型、2型、6型、7型にかかっている人が多く、僕も1型を持っています。
突然子供に高熱が出て、熱が正常まで下がった後に突発性の発疹が出る原因は、ヘルペスの6型や7型の特徴です。

また、現代のような環境毒や添加物などの影響で、炎症が起きやすい環境のなかで育っていると、体内に潜むヘルペスウイルスに対応できず、場合によっては発達に影響を及ぼすほどですが、誰もヘルペスが原因だとは教えてくれません。

一方、大人は子どもの頃に気づかないまま感染したヘルペスウイルスが体の神経節に潜伏し続け、季節の変動時や風邪、強い疲労、ストレスなどで体の抵抗力が落ちたときなどに誘発され、再び暴れ出します。
その上、ヘルペス1型や2型は放っておくとアルツハイマー型認知症の原因になるリスクもあるのです。

逆に言えば、すでに感染してしまっていても、日々のメンテナンスよって免疫力を高めて炎症を食い止め、もし、問題が起きたら抗ウイルス薬を飲んで抑え込めることを知っていれば、本来の心身のパフォーマンスが存分に発揮でき、季節の変わり目に疲れることも不調になることもありません。

中医学では、「病気は冬に眠って、春になると起き上がる」と言われるだけあって、いまは用心の季節。
気候が良くなった!と浮かれるのは、もう少し先にしましょう。

どうか皆様、快適な心地よい春を過ごすために、ご自身の理解と、次は冬のうちからメンテナンスに励むことを、お忘れなきようお願いいたします(いまから、カレンダーに書き込んでおきましょう!)。
 

高城未来研究所「Future Report」

Vol.511 2021年4月2日発行

■目次
1. 近況
2. 世界の俯瞰図
3. デュアルライフ、ハイパーノマドのススメ
4. 「病」との対話
5. 身体と意識
6. Q&Aコーナー
7. 連載のお知らせ

23高城未来研究所は、近未来を読み解く総合研究所です。実際に海外を飛び回って現場を見てまわる僕を中心に、世界情勢や経済だけではなく、移住や海外就職のプロフェッショナルなど、多岐にわたる多くの研究員が、企業と個人を顧客に未来を個別にコンサルティングをしていきます。毎週お届けする「FutureReport」は、この研究所の定期レポートで、今後世界はどのように変わっていくのか、そして、何に気をつけ、何をしなくてはいけないのか、をマスでは発言できない私見と俯瞰的視座をあわせてお届けします。

高城剛
1964年葛飾柴又生まれ。日大芸術学部在学中に「東京国際ビデオビエンナーレ」グランプリ受賞後、メディアを超えて横断的に活動。 著書に『ヤバいぜっ! デジタル日本』(集英社)、『「ひきこもり国家」日本』(宝島社)、『オーガニック革命』(集英社)、『私の名前は高城剛。住所不定、職業不明。』(マガジンハウス)などがある。 自身も数多くのメディアに登場し、NTT、パナソニック、プレイステーション、ヴァージン・アトランティックなどの広告に出演。 総務省情報通信審議会専門委員など公職歴任。 2008年より、拠点を欧州へ移し活動。 現在、コミュニケーション戦略と次世代テクノロジーを専門に、創造産業全般にわたって活躍。ファッションTVシニア・クリエイティブ・ディレクターも務めている。 最新刊は『時代を生きる力』(マガジンハウス)を発売。

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