
やまもといちろうの記事一覧
個人投資家、作家。1973年東京都生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒。東京大学政策ビジョン研究センター客員研究員を経て、情報法制研究所・事務局次長、上席研究員として、社会調査や統計分析にも従事。IT技術関連のコンサルティングや知的財産権管理、コンテンツの企画・制作に携わる一方、高齢社会研究や時事問題の状況調査も。日経ビジネス、文春オンライン、みんなの介護、こどものミライなど多くの媒体に執筆し「ネットビジネスの終わり(Voice select)」、「情報革命バブルの崩壊 (文春新書)」など著書多数。記事一覧:
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(ある意味で)巨星・石原慎太郎さんを悼んで
22年2月1日、政治家の石原慎太郎さんが亡くなられました。そうそう頻繁にお目にかかることのできる方ではありませんでしたが、都知事任期最後のほうから太陽の党の立ち上げ後、次世代の党を経て橋下徹さんとの維新共同代表のころまではしばらく毎週のようにお目にかかり、いろいろと薫陶を戴いたという点では大変に刺激的で、ユーモラスで、非常に愉快で豪快で快活なお爺さんでした。(2022.02.03) 続きを読む
「岸田文雄ショック」に見る日本株の黄昏
結論を先に書くと「必ずしも総理・岸田文雄さんだけのせいで株価が下落しているわけではない」のですが、とにかく資本家界隈からは岸田さんの打ち立てる新しい資本主義の評判が悪くてどうにもならないわけですよ。いや、評判が悪いと言うより、何をしたいのかがイマイチよく分からない、と言うのが本音でしょう。(2022.01.31) 続きを読む
いまそこにある農政危機と農協系金融機関が抱える時限爆弾について
旧聞に入ってしまうかもしれませんが、10月31日の衆議院解散総選挙後、調査報告ラッシュ終わりに取引先と一緒になって毎年恒例の地方巡業を少ししました。と言っても、昨年はコロナで中止、今年も受け入れ先の問題もあるので日程も訪問先も会議数も大幅縮小でしたので、ちょっとした小旅行で終わってしまったのが残念でしたが、それでも二年ぶりにリアルでお目にかかる、地方経済を支える人たちが無事に暮らしておられ再会できてよかったです。(2021.12.31) 続きを読む
三菱商事とシーテックのコンソが洋上風力発電プロジェクト全勝の件
一部界隈ではさわさわしておりましたが、既報の通り、由利本荘沖や能代・三種町沖、銚子沖と募集のあったすべてのプロジェクトで三菱商事エナジーソリューションズ&三菱商事本体とシーテックのコンソーシアムが落札しました。正直この値段でできるならば、現時点での風量発電は日本では満額回答と言えるんじゃなかろうか、と思います。(2021.12.30) 続きを読む
明石市長・泉房穂さんの挑戦と国の仕事の進め方と
明石市長の泉房穂さんが、このたび国が決定した子どもへの10万円相当の支給について怒りのツイートをされておりまして。実際のところ、今回の子どもへの給付は揉める要素満載だったんですよね。(2021.12.28) 続きを読む
いじめ問題と「個人に最適化された学び」と学年主義
いじめ問題が百家争鳴になるのは、おそらくすべての大人が人間関係に子どもの頃から悩み、いろんな人と仲良くなったり喧嘩したりしながら歳を重ねて現在に至る当事者だからだと思うんですよね。(2021.12.01) 続きを読む
「お前の履歴は誰のものか」問題と越境データ
そんなわけで、遅かりしとはいえサードパーティークッキーの利用是非について日本でも総務省を中心に検討会が始まりました。当メルマガでも何度も触れているテーマですし、この手の問題ではもはや定番ですが、俺たちの森亮二先生が議論を整理した資料をすでに出していて、私が見る限り森亮二案を満額回答としてどこまで「値切りさせられるか」というのがテーマになるのではないかなと思っています。まとめとしては追跡技術の進化とプライバシーというテーマセットがされていますが、実際には追跡データでどれだけいままでICT事業者、とりわけプラットフォーム事業者が利益を上げてきたかということの裏返しでもあります。(2021.12.01) 続きを読む
リベラルの自家撞着と立憲民主党の相克
例えば、(これは文春など商業媒体に書くほうが適切かもしれませんけれども)ツイフェミ問題について議論をするときに、私なんかだと「何故それを問題視するのか」という話は出てきます。広告表現で少しでも女性蔑視的なニュアンスが感じ取れたならばそれをバッシングしたり、献血で胸の大きい女の子のオタ絵を発見して公共の場でこれは相応しくないと騒ぐようなノリのやつです。(2021.11.28) 続きを読む
野党共闘は上手くいったけど、上手くいったからこそ地獄への入り口に
動かすことのできない事実として、立憲民主党、共産党、れいわ新選組、社民党による野党共闘はうまくいったと思うのです。ここで「うまくいった」と書くのは、実質的に支持層の総和以上に得票を増やすことができた、それに伴って議席数をより多く確保することができたというのが大きい。(2021.11.03) 続きを読む
「立憲共産党」はなぜ伸び悩んだか
Twitterでうっかり口を滑らせてしまい、怒られが発生したのですが、個人的には総括として「立憲民主党と共産党らの選挙協力は実は効果が限定的なものだったことを露呈してしまった選挙だった」と思っています。もともと立憲民主党と共産党の「共闘」についてはかねて異論があって、共産党(全労連)とは不俱戴天の仇とも言える連合が立憲民主党の選挙実務を手伝うだけでなく組織内議員も輩出しているため、立憲民主党支持者が共産党と候補者を一本化しても共産党への投票には至らないという問題点は指摘されてきました。(2021.11.01) 続きを読む
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