
やまもといちろうの記事一覧
個人投資家、作家。1973年東京都生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒。東京大学政策ビジョン研究センター客員研究員を経て、情報法制研究所・事務局次長、上席研究員として、社会調査や統計分析にも従事。IT技術関連のコンサルティングや知的財産権管理、コンテンツの企画・制作に携わる一方、高齢社会研究や時事問題の状況調査も。日経ビジネス、文春オンライン、みんなの介護、こどものミライなど多くの媒体に執筆し「ネットビジネスの終わり(Voice select)」、「情報革命バブルの崩壊 (文春新書)」など著書多数。記事一覧:
387件
「罪に問えない」インサイダー取引が横行する仮想通貨界隈で問われる投資家保護の在り方
前回のメルマガでも詳述しましたが、コインチェック社の問題もさることながら、仮想通貨取引の本丸でもあるビットコイン(BTC)の取引に疑義が起き始めていることで、2月1日も仮想通貨全体の相場は冴えない状態にあります。(2018.02.01) 続きを読む
冠婚葬祭に思うこと
今年は冒頭から偉大な人の物故、お世話になった方の旅立ちが立て続けに発生する一方、親しい友人の結婚が2件、離婚が2件、また出産が3件(加えて妊娠報告もあるよ)という状態で、人生の節目というものを強く印象付けられた序盤でありました。(2018.02.01) 続きを読む
フィンテックとしての仮想通貨とイノベーションをどう培い社会を良くしていくべきか
コインチェック社の件は、先週末からあれこれと記事を書いたりしておりましたが、まだこれからどうなるのか予断を許さない状況に陥っております。この手の話は動きが速いので、どうしても話題がセンセーショナルな方向に行きがちですが、金融庁や関東財務局が出したコメントでほとんど当局の見解は「さもありなん」という内容に仕上がっていて、行間を読むことで多くのことが理解できるのではないか、また近い将来の出来事を予測できるとも感じます。(2018.01.31) 続きを読む
2017年、バブルの時代に
一年を振り返って、と言われるとどうしても暗号通貨の一連のバブル現象と行く末について思いを馳せてしまうのであります。この原稿を書いている12月25日時点でビットコイン(BTC)はいまなお100万円以上の値段がついているものの最高値からは4割近い下落をしたり、大幅にリバったりと、もはや完全なチューリップ状態です。(2017.12.27) 続きを読む
「#metoo」が本来の問題からいつの間にかすべてのハラスメント問題に広がっていくまで
私が外野として語るべきことはすでにBuzzFeedの古田大輔さんが書いておられる内容でほぼ納得しているわけですが、この「#metoo」問題については、本来なら当事者間、あるいは本当に解決したいのであれば代理人を立てて法的に処理するべきことが、一方的な告発という態を取ると簡単にこじれてしまうことに問題があるように感じます。(2017.12.25) 続きを読む
親野智可等さんの「左利き論」が語るべきもの
先日来、Facebookでも私たち左利きが集まり話題になっていた記事がありまして、まあおおいに賛否両論になりました。私などは、左利きは「ぎっちょだから直しなさい」と両親から言われて矯正した結果、鉛筆や食事は右手、ボール投げや細かい作業、スマホ入力などは左手という、いわゆる「両利き」になりました。もっとも、小学校時代は習字や剣道の授業で右利きのクラスメートに比べて満足に上手くやることができず、非常にストレスが溜まったのはいまでも記憶に残っています。(2017.12.20) 続きを読む
「たぶん起きない」けど「万が一がある」ときにどう備えるか
このところ、投資家界隈でも不動産や買い持ちスタイルの投資をやっているメンバーの間で持ちきりな話題が2つあり、片方が北朝鮮問題、もう片方が中国経済の信用不安であります。これはもう、感性の問題ですので「そう思う」か「そうは思わない」か、それもこれといった根拠のある話ではないので、相場観次第でどうとでも取れる内容ですが、日本でも海外でも「この景気は長くは続かないよなあ」というもっさりとしたコンセンサスがべったりと共有認識であるグループから、そっとディフェンシブな投資にウエイトをかける、という方針になったりして、興味深いところはあります。(2017.11.30) 続きを読む
現代日本の結婚観と現実の夫婦の姿
先日、文春オンラインの連載で、婚活市場のミスマッチについて触れたところ大変ご反響をいただいて、「まあ、連載だしこのぐらいの浅堀がちょうどいいんじゃないか」と思って面白おかしく書き流したら、みんな結婚観についてはかなり一家言あるようで興味深かったわけです。(2017.11.29) 続きを読む
目下好調の世界経済にバブル崩壊のシナリオと対処法はあるのか
嵐のようなアメリカ・トランプ大統領の東アジア歴訪が心配されたほどの混乱もなく終え、要するにいまのアメリカ大統領のほうが北朝鮮の若き独裁者よりも取れるオプションが多く変人であるがゆえにリスクが高いよね、という共通認識ができた感じでしょうか。(2017.11.10) 続きを読む
新聞業界の斜陽と世迷言について
大手新聞社を退職されて現在大学の教授をされている方が、先日とんでもないことを仰っていたのですが、曰く「最近の若い人は、何か疑問に思うとすぐにネット検索してしまい、まず自分の頭で考えることをしない」。44歳の私が結論を先に言いましょう。私も疑問に思ったらまず自分の中で結論を出さず、検索して資料にあたります。これ、ネットが便利だろうが、ネット普及前だろうが、当たり前の基本動作だと思うんですよね。昔だったら図書館に行ったり、新聞を読み返したりすると思いますが、そういう手間がかかるものについては諦めていたのです。いまはネットが有るので、行政文書から語彙単語の定義に至るまで、特定しやすくなりました。その意味では、そもそも確たる情報も手の内にないのに、疑問に思ったことを頭の中だけの話で是か非か決めてしまう、というのは有り得ないことです。(2017.11.01) 続きを読む
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梅雨時期に腸内環境の根本的な見直しを(高城剛) |
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今回新たに出た原子力白書から日本のエネルギー安全保障を読み解く(やまもといちろう) |
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「AI色」の未来は避けられない(高城剛) |
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真夏にひとときの春を感じさせる大西洋の楽園(2025年7月21日) |
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サントリーニ島の人々が抱える問題の本質(2025年7月14日) |
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「AI色」の未来は避けられない(2025年7月7日) |