名越康文の記事一覧
1960年、奈良県生まれ。精神科医。相愛大学、高野山大学、龍谷大学客員教授。 専門は思春期精神医学、精神療法。近畿大学医学部卒業後、大阪府立中宮病院(現:現:大阪精神医療センター)にて、精神科救急病棟の設立、責任者を経て、1999年に同病院を退職。引き続き臨床に携わる一方で、テレビ・ラジオでコメンテーター、映画評論、漫画分析など様々な分野で活躍中。 著書に『「鬼滅の刃」が教えてくれた 傷ついたまま生きるためのヒント』(宝島社)、『SOLOTIME~ひとりぼっちこそが最強の生存戦略である』(夜間飛行)『【新版】自分を支える心の技法』(小学館新書)『驚く力』(夜間飛行)ほか多数。 「THE BIRDIC BAND」として音楽活動にも精力的に活動中。YouTubeチャンネル「名越康文シークレットトークYouTube分室」も好評。チャンネル登録12万人。https://www.youtube.com/c/nakoshiyasufumiTVsecrettalk 夜間飛行より、通信講座「名越式性格分類ゼミ(通信講座版)」配信中。 名越康文公式サイト「精神科医・名越康文の研究室」 http://nakoshiyasufumi.net/記事一覧:
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緊張して実力を発揮できない人は瞬間的に意識を飛ばそう
緊張して言葉に詰まったり、手が震えて何もできなくなったりした経験のある人は少なくないでしょう。僕も、クリニックでカウンセリングをたくさんやって来た頃、何度もそういうテンパった状況に陥るなかで、それを乗り越える方法を自分なりに編み出してきました。(2015.02.23) 続きを読む
人生に一発逆転はない–心の洗濯のススメ
誰もが心のどこかで、一発逆転を望んでいます。もちろん、仕事であれ、恋愛であれ、現実には本当の意味での「一発逆転」など起こりません。毎日こつこつと、ひたむきに続けていたことがある日、ある瞬間に形になる。それがはたから見ると「一発逆転」に見えるだけなのです。(2015.02.17) 続きを読む
99パーセントの人が知らない感情移入の本当の力
人間関係を良好に保つという意味でも、また自分が学び、成長していくためにも、「人の話を聞きなさい」ということは良く言われます。
しかし、「人の話を聞く」ということには、実は一筋縄でいかない、困難な問題が横たわっています。というのも私たちは人の話を聞くとき、多くは「自分の話」を聞いているからです。言い換えれば、私たちの耳から入った「相手の話」はほとんどの場合、無意識のうちに脳内に作り出した自己実現の肥として消費されてしまっているのです。(2015.02.05) 続きを読む
武器やペンよりもずっと危険な「私の心」
ヨーロッパで大変な悲劇が起きました。それに対して、おそらく、多種多様な分析が、しかも繰り返し出現するでしょう。それはまるで、100万の穴を前にしたモグラ叩きのように見えます。(2015.01.20) 続きを読む
「暗い心」から脱するための、あまりにもシンプルな指針
自分について私たちが語る(書く)ことは、本来の意味での「私の病」についての記述以外にありえません。「病とは何か」ということのもっとも正確な表現は、「私について語る」ということにこそあるのです。私について語ること、その暗い満足に陥ってはいけません。(2015.01.06) 続きを読む
【ダイジェスト動画】名越式仏教心理学を語る
2014年夏に開かれた、名越康文による仏教心理学講座の第1回目、リリース!(2014.12.21) 続きを読む
なぜ忘年会の帰り道は寂しい気持ちになるのか――「観音様ご光臨モード」のススメ
忘年会の帰り道。寂しさがどっと押し寄せてきたことはありませんか? その原因は<過去の乾き>。寂しさの原因をひも解き、どのように振る舞えば良いのかを考えます。(2014.12.15) 続きを読む
人間の場合、集合知はかえって馬鹿になるのかもしれない
カモシカや鯵は集団になると賢くなるようですが、人間は(たとえ正しいことであっても)集団になった瞬間、馬鹿になるように感じます。(2014.11.18) 続きを読む
どうせ死ぬのになぜ生きるのか?
そもそもなぜ、精神科医である僕が仏教に関心を持ち、それを日常生活の中に取り入れるようになったのか? そこに疑問を持たれる方もおられるでしょう。詳しいことは本文で述べさせてもらいたいと思います(少し長いストーリーがあるのです)が、ここで言っておきたいことは、そんな「門外漢」だからこそ、お伝えできることがある、ということです。(2014.11.13) 続きを読む
知的好奇心の受け皿としての「私塾」の可能性
残念ながら大きな流れとして、大学教育が専門学校化していく流れというのは避けられないでしょう。そうなると問題なのは、ぼくらの知的好奇心の行方です。もしも今後、大学が専門学校化していくのであれば、わたしたちの「知」の受け皿はどこに求められるのでしょうか。(2014.11.04) 続きを読む
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