高城剛の記事一覧

1964年葛飾柴又生まれ。日大芸術学部在学中に「東京国際ビデオビエンナーレ」グランプリ受賞後、メディアを超えて横断的に活動。 著書に『ヤバいぜっ! デジタル日本』(集英社)、『「ひきこもり国家」日本』(宝島社)、『オーガニック革命』(集英社)、『私の名前は高城剛。住所不定、職業不明。』(マガジンハウス)などがある。 自身も数多くのメディアに登場し、NTT、パナソニック、プレイステーション、ヴァージン・アトランティックなどの広告に出演。 総務省情報通信審議会専門委員など公職歴任。 2008年より、拠点を欧州へ移し活動。 現在、コミュニケーション戦略と次世代テクノロジーを専門に、創造産業全般にわたって活躍。ファッションTVシニア・クリエイティブ・ディレクターも務めている。 最新刊は『時代を生きる力』(マガジンハウス)を発売。
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世界経済の動向を歴史的サイクルから考える

今週も東京にいます。東京に戻るたびに、物価の高騰を肌で感じます。最新のスマートフォンや日用品、外食に至るまですべてが値上がりしており、特に都内のホテル代は世界中のどこの都市より割高だと痛感します。(2025.10.06)  続きを読む

季節の変わり目を迎えて

今週は東京にいます。4ヶ月近くに及んだ欧州滞在から帰国すると、すっかり季節も移り変わり、夜は秋を感じるようになりました。(2025.09.29)  続きを読む

街は誰のものなのか

今週も、バルセロナにいます。忙しかった夏が過ぎ、バルセロナの9月は夏の熱気が緩み始め、秋の足音が確かに街の隅々へと広がっていく時期です。日中も28度前後へと下がり、昼間はまだTシャツでも過ごせますが、夜は少しだけ肌寒く感じる日も増えてきました。(2025.09.22)  続きを読む

「投資」や「保険」としての移住

今週も、バルセロナにいます。三ヶ月に及んだ「ノマドアカデミー・バルセロナ校」も、無事終了しました。すでに各種ビザをお申し込みの方もそれなりにいらっしゃいまして、皆さん、着々と前に進んでいらっしゃるようで、嬉しい限りです!(2025.09.15)  続きを読む

心身の健康を守るために気候とどう向き合うか

今週も、バルセロナにいます。この街に長く滞在していると、日本とはまったく異なる季節のリズムを肌で感じます。(2025.09.08)  続きを読む

素晴らしい地中海食

今週は、バルセロナにいます。この夏は、数ヶ月にわたってバルセロナを拠点にしておりますが、人類の文明を育んできた気候と、そこから生み出される食の恩恵により、長期滞在しててもまったく不快感がありません。ここ最近は和食を食べることなどもなく、肉すらほとんど口にしていませんが、実に不思議かつ快適な体感があります。(2025.09.01)  続きを読む

都市として選択の岐路に立たされるサンセバスチャン

今週は、サンセバスチャンにいます。ピレネー山脈の西端、フランス国境からほど近いこの街は、ヨーロッパの辺境でありながら、数十年にわたって世界の食と文化を牽引してきました。ラ・コンチャ湾に面したわずか十八万人の都市が、なぜここまで注目を集め続けるのか。その答えは、歴史や地理だけでなく、文化を担ってきた人々の情熱にあります。(2025.08.25)  続きを読む

グローバル化の波に直面するイビサ

今週は、イビサにいます。現在、この島の観光客数はパンデミック前を上回り、ヨーロッパ全土から押し寄せる人波に加え、中東やアジアからの富裕層も増え続け、明らかに街の空気が変わりつつあります。(2025.08.18)  続きを読む

現代の変化に対応できず長期停滞に陥っている双子のような日本とイタリア

今週は、フィレンツェににいます。ルネッサンスの古都フィレンツェは、今年、記録的な猛暑に見舞われています。バルセロナなど地中海沿岸部は、日々最高でも29度から30度程度ですが、内陸部のヨーロッパの熱波傾向は凄まじく、とりわけ盆地に位置するため熱がこもりやすいフィレンツェでは、連日38度を超える厳しい暑さが続いています。(2025.08.11)  続きを読む

バルセロナが目指す市民中心のスマートシティ

今週は、バルセロナにいます。あちこち回ってバルセロナに戻ると、人が中心にいる街づくりが徹底しているな、と感じます。訪れた多くの観光客は、サクラダファミリアや活気ある市場、地中海ビーチに惹かれると思いますが、目抜通りであるランブラスやランブラ・カタルーニャなど街の中心に位置するストリートは、往来の真ん中を人が通り、車は側道を通る設計になっているのが、世界のどの都市とも違います。(2025.08.04)  続きを読む

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