高城剛の記事一覧

1964年葛飾柴又生まれ。日大芸術学部在学中に「東京国際ビデオビエンナーレ」グランプリ受賞後、メディアを超えて横断的に活動。 著書に『ヤバいぜっ! デジタル日本』(集英社)、『「ひきこもり国家」日本』(宝島社)、『オーガニック革命』(集英社)、『私の名前は高城剛。住所不定、職業不明。』(マガジンハウス)などがある。 自身も数多くのメディアに登場し、NTT、パナソニック、プレイステーション、ヴァージン・アトランティックなどの広告に出演。 総務省情報通信審議会専門委員など公職歴任。 2008年より、拠点を欧州へ移し活動。 現在、コミュニケーション戦略と次世代テクノロジーを専門に、創造産業全般にわたって活躍。ファッションTVシニア・クリエイティブ・ディレクターも務めている。 最新刊は『時代を生きる力』(マガジンハウス)を発売。
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深い覚悟の上に成り立つ日常の営み

今週は高雄にいます。台湾の南部に位置するこの大都市は、中国本土に最も近い緊張感高まる場所として知られていますが、今は春節の賑わいに包まれ、平穏な日々が続いています。街中では赤い提灯があちこちに吊り下げられ、市場では新年の飾り物やお菓子が山積み。今週16日は、旧暦の大晦日(台湾では「除夕」)にあたり、翌17日の火曜日が旧暦の元旦「初一」です。中華圏ではこの時期を「春節」と呼び、普段は賑やかな高雄の街も、少し静かで温かな雰囲気に満ちています。(2026.02.23)  続きを読む

世界のスペシャルティコーヒーシーンで存在感を増す少数民族や先住民族の生産者

今週は、台湾の阿里山にいます。年間を通じて雲霧が立ち込めるこの山岳地帯は、長らく「阿里山高山烏龍茶」の産地として世界中の茶愛好家に知られてきました。(2026.02.16)  続きを読む

日本の音楽産業が学ぶべきK-POP成功の背景

今週は、東京にいます。久しぶりにこの街を歩くと、音と映像の大洪水に飲み込まれるような錯覚に陥り、この傾向は年々顕著になっているように感じます。LEDによる大画面や巨大な広告トラックから流れる謎の音楽は、どれも街を美しくするものではありません。一方、太平洋を挟んだ向こう側では、時代を象徴する「新しい音」が歴史を塗り替えていました。(2026.02.09)  続きを読む

大きく変わる可能性がある食の常識

今週は、東京にいます。新年から長く滞在したアーユルヴェーダ施設の食生活を経て思うのは、食材は「オーガニック」であることも大切なのでしょうが、なにより「鮮度」が重要だと実感します。そして、ガスや電気を使わず、すべて薪で作っていた調理法が、いかに体に良いのか、帰国したあとに痛感しています。(2026.02.02)  続きを読む

砂上の楼閣ドバイ

今週は、ドバイにいます。近年、不動産投資や租税回避地としてドバイに注目が集まりますが、以前も何度かお伝えしましたように、このスキームを作ったのは英国です。2008年のリーマンショックで崩壊するまでの「ドバイ・バブル」は、イギリスの信用、イギリスの制度、そしてイギリスの資本によって膨らんだものでした。なぜ砂漠しかない人口数千人の小さな漁村が、これほどまでにイギリスの影響下にあったのか。そこには「影の支配」とも言える深い歴史があります。(2026.01.26)  続きを読む

自分流ハイブリッドで身体を整える

今週も、スリランカにいます。1年から1年半に一度、アーユルヴェーダの施設に半月ほど入って徹底的にデトックスするのを、もう15年以上続けています。(2026.01.19)  続きを読む

これからの時代の「本当の健康」

今週は、スリランカにいます。この数年、南インドとスリランカへ何度も渡航しながら、最新の遺伝子から見るアーユルゲノミクスと古典的アーユルヴェーダ医療の両方を学んでいます。スリランカに来るたびに感じるのは、ここでは「医療」という言葉が、近代社会で使っているそれとは、まったく異なる重心を持っていると都度感じます。(2026.01.12)  続きを読む

コーヒーが静かに変えていくタイという国の次の10年

今週は、チェンマイにいます。デジタルノマドの聖地ニマンヘミン周辺のカフェに出向くと、周りはほぼ全員がMacBookを広げた、場所にとらわれずに働く新しい階級の「ラップトップ・クラス」ばかり。どのテーブルからもZoomの声か、キーボードの打鍵音が、まるでBGMのように聞こえてきます。ここ数年でこの街は「バックパッカーの終着駅」から「デジタルノマドのハブ」へと上手く衣替えしたのを実感します。(2026.01.05)  続きを読む

ターニングポイントを迎える日本の観光業

今週は、札幌にいます。帰国して10日ほど経ちますが、今年は文字通り「師走」の慌ただしさを体現しており、東京にほとんど滞在する間もなく、日本を縦断するよう移動を続けています。(2025.12.29)  続きを読む

太陽が死によみがえる瞬間を祝う

今週は、名古屋にいます。慌ただしい師走の街を歩いていると、ふといま世界中で同時進行している時間のレイヤーを、ふと考えることがあります。日本では冬至と正月を前にした独特の慌ただしさと静けさが同居し、欧米ではクリスマスと新年に向けて祝祭モードが加速する時期でもあります。(2025.12.22)  続きを読む

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