高城剛の記事一覧

1964年葛飾柴又生まれ。日大芸術学部在学中に「東京国際ビデオビエンナーレ」グランプリ受賞後、メディアを超えて横断的に活動。 著書に『ヤバいぜっ! デジタル日本』(集英社)、『「ひきこもり国家」日本』(宝島社)、『オーガニック革命』(集英社)、『私の名前は高城剛。住所不定、職業不明。』(マガジンハウス)などがある。 自身も数多くのメディアに登場し、NTT、パナソニック、プレイステーション、ヴァージン・アトランティックなどの広告に出演。 総務省情報通信審議会専門委員など公職歴任。 2008年より、拠点を欧州へ移し活動。 現在、コミュニケーション戦略と次世代テクノロジーを専門に、創造産業全般にわたって活躍。ファッションTVシニア・クリエイティブ・ディレクターも務めている。 最新刊は『時代を生きる力』(マガジンハウス)を発売。
記事一覧: 471件

同じ場所にいつまでも止まってはいけない

今週も、東京にいます。街中で卒業式に出られた方々とすれ違いながら思い出しますが、学生時代からCMやPVの監督等映像制作を中心としたクリエイティブ稼業をするようになって、もう40年近く経ちます。思い起こせば、僕が若くして世に出られた理由はふたつありまして、ひとつは多くの人たちが小馬鹿にしていたデジタル技術の台頭の波にうまく乗ったことでした。(2025.03.31)  続きを読む

日本でドラッグストアが繁盛する理由

今週は、東京にいます。それなりに日本で長期滞在する海外の友人に東京生活の印象を聞くと、「なぜ、どこも駅前はドラッグストアばかりなんだ?」と話します。確かに主要駅前はドラッグストアが立ち並んでおり、新宿から新宿三丁目にかけて、わずか200メートル四方のなかに「マトモトキヨシ」だけで6軒もあり、このようなドラッグストアばかりが立ち並ぶ都市は世界で類を見ません。(2025.03.24)  続きを読む

インドの聖地に見る寛容さと格差の現実

今週は、バラナシにいます。インド北部ウッタル・プラデーシュ州に位置する世界有数の古都バラナシは、ヒンドゥー教最大の聖地として知られ、ガンジス川西岸に広がる市内には大小あわせて約1500ものヒンドゥー教寺院と270以上のモスクが存在し、年間で100万人を超える巡礼者が訪れる宗教都市です。(2025.03.17)  続きを読む

アーユルヴェーダを世界ブランドとして売り出すインド

今週は、ムンバイにいます。いま、インドではアーユルヴェーダが大ブームです。「えっ、なにそれ!?」と思った方もいらっしゃるかもしれませんが、実は少し前までアーユルヴェーダが生まれたインドでは、名前は知ってても「よくわからない」「古臭いお婆さんの知恵」だと多くの人たちに思われていました。(2025.03.10)  続きを読む

消費市場が活性化するインドの今

今週は、デリーにいます。インド経済の躍進が止まりません。インドは今年日本を追い抜き、GDP(国内総生産)世界第4位の経済大国になると予測されていますが、その経済的躍進の背景には、ここ数十年でインド社会が経験した大きな構造変化がありました。(2025.03.03)  続きを読む

ニュージーランドに第二のハリウッドを作る

今週は、東京にいます。久しぶりに東京へ訪れたハリウッドで働く友人は、LAの山火事で家を失ったため、しばらく日本各地を巡ってニュージーランドへ移り住む予定だと僕に話します。この機に移住を考えているハリウッド関係者は相当数いるとのことで、特にニュージーランドは人気とのことです。(2025.02.24)  続きを読む

資源がない国から徐々にリセッションの足音が聞こえてくる

今週は、メルボルンにいます。久しぶりにメルボルンのカフェシーンを巡ると、各店やたらとベーカリー製品が増えたと感じますが、この背景には「LUNE Croissanterie」の大躍進があると思われます。(2025.02.17)  続きを読む

「対面力」こそAIにできない最後の人の役割

今週は、サンノゼにいます。シリコンバレーと呼ばれるこの地域で、個別化医療に特化した世界最大級の年次会議である「Precision Medicine World Conference(PMWC)」が開催され、医療およびバイオテクノロジー分野の専門家、研究者、医療従事者、イノベーターが一堂に会し、精密医療の最新の進展や実践的な知識が日々討議されています。(2025.02.10)  続きを読む

日本のテレビ業界は変われるか

今週も東京にいます。本来ならシリコンバレーにいる予定でしたが、某テレビ局の衛星部門の番組審議会に出席するため、渡航を伸ばして滞在しています。(2025.02.03)  続きを読む

腸のためにも脳のためにも、もっと咀嚼を!

今週は東京にいます。日中、多くの時間をクリニックで読者の方々のお話しをお伺いして、夜は8weeks.aiにご参加いただいた方々のデータを参照しながら、レポートを書く日々を送っています。そこで問題点として見えてくるのは、日本はあまりに「やわらかい食事」が多い点です。(2025.01.27)  続きを読む
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