高城剛の記事一覧

1964年葛飾柴又生まれ。日大芸術学部在学中に「東京国際ビデオビエンナーレ」グランプリ受賞後、メディアを超えて横断的に活動。 著書に『ヤバいぜっ! デジタル日本』(集英社)、『「ひきこもり国家」日本』(宝島社)、『オーガニック革命』(集英社)、『私の名前は高城剛。住所不定、職業不明。』(マガジンハウス)などがある。 自身も数多くのメディアに登場し、NTT、パナソニック、プレイステーション、ヴァージン・アトランティックなどの広告に出演。 総務省情報通信審議会専門委員など公職歴任。 2008年より、拠点を欧州へ移し活動。 現在、コミュニケーション戦略と次世代テクノロジーを専門に、創造産業全般にわたって活躍。ファッションTVシニア・クリエイティブ・ディレクターも務めている。 最新刊は『時代を生きる力』(マガジンハウス)を発売。
記事一覧: 425件

αショック:オートフォーカスカメラの登場

今週は、石垣島→黒島→与那国島→沖縄本島→鹿児島と移動しています。さて、今週もレンズの話しをもう少し続けます。レンズは第二次世界大戦中の「国家の眼」からコンシューマーへと標準を合わせ直し、カメラは日本の高度経済成長の代表的な製品へと成長していきます。朝鮮戦争特需でニコンが躍進し、それにキヤノン、オリンパスやコニカが追従して、日本製カメラが世界を席巻しました。そして1985年、「αショック」が起きます。(2021.05.24)  続きを読む

国産カメラメーカーの誕生とその歴史を振り返る

(2021.05.17)  続きを読む

レンズ企業ツァイス社の歴史を振り返る

今週も、東京にいます。世界中のブランドを買い漁って傘下に収めるLVMHグループのベルアール・アルノー会長(PDG)が、以前、ライカの買収に動いた際、マイスターたちのこだわりと生産性の遅さから断念したことがありました。いまでもトップラインの非球面レンズは手磨きされており、長い月日をかけて一本を完成させるライカ。このライカと並ぶドイツのレンズ企業の雄がカールツァイスですが、ライカと違い、ツァイスは第二次世界大戦によって、数奇な歴史を歩みます。(2021.05.10)  続きを読む

カメラ・オブスクラの誕生からミラーレスデジタルまでカメラの歴史を振り返る

今週も、東京にいます。好天が続いた今週は、毎日撮影日和。都内でレンズ散策や秋葉原探訪しながら、仕事に私事にカメラを持って出かけました。ここで、知っているようで知らないカメラの歴史につきまして、改めましてお話ししたいと思います。(2021.04.26)  続きを読む

ワクチン接種の遅速が招く国際的な経済格差

今週は、東京にいます。現在、まん延防止法によって再び飲食店の営業時間が早まってしまった東京ですが、世界の様相は少し異なります。今月に入り、厳しい対策をとってきたニュージーランド政府は、オーストラリアからの渡航者に限り、隔離なしでの入国を認めると発表しました。まもなくニュージーランドのスキーシーズンが本格的にはじまることから「トラベル・バブル」を実施し、今年は最大10億NZドル(約780億円)の経済効果が見込めると予測されています。事実、アナウンスされた先週4月6日のニュージーランド航空は、1日で記録的な売り上げを達成しました。(2021.04.19)  続きを読む

季節の変わり目に江戸幕府の長期政権を支えた箱根の関を偲ぶ

今週は、箱根にいます。古くから東海道最大の難所として言われる箱根は、江戸時代に徳川家康が東西を結ぶ街道整備に着手する際、何度も山越えの道を断念するなど、険しい山々ならではの逸話が多数残されている場所です。(2021.04.12)  続きを読む

快適な心地よい春を過ごすための用心

今週は、東京にいます。毎年、季節の変わり目、特に春先に体調を崩す人たちが、年々急増しています。このメールマガジンでも多くのお問い合わせを頂戴しますが、僕の周囲を見渡してみても、この時期ならではの花粉症や黄砂、PM2.5、そして急速な気温や気圧の変化についていくことができず、頭痛や強い疲労などを訴える人が、相当数います。(2021.04.05)  続きを読む

カーボンニュートラルをめぐる駆け引きの真相

今週は、広島にいます。西アジアの文明の発祥とともに誕生したゾロアスター教の最高神、アフラ・マズダー(Ahura Mazda)に由来し、戦後、広島の基幹産業の一翼を担ってきた自動車メーカー「マツダ」および関連業者に、今週、激震が走っています。というのも、経済産業省官僚だった広島県湯崎知事が、2050年までに「カーボンニュートラル」実現に向けて、「ゼロカーボンシティ宣言」をオンラインで対話した小泉環境大臣に、突如表明したからです。(2021.03.29)  続きを読む

自分の身は自分で守るしかない時代

今週は、金沢にいます。久しぶりに東京から移動しましたが、行きも帰りも新幹線は、ほぼ満席。金沢の街は遅くまで開けている店も多く、夜の繁華街にも人が戻ってきているのを実感します。(2021.03.22)  続きを読む

古い枠組みから脱するための復活の鍵は「ストリート」

今週は、北九州にいます。いまから30年以上前、月に何度も北九州に出向いていたことがあります。当時、バブル最中の日本では、テーマパークブームが巻き起こり、小倉経済を支えていた新日鐵の有休地を再利用しようとする動きがありました。そのプロジェクトに関わっていた僕は、米国ユニバーサル・スタジオの誘致を薦めてましたが、結局、独自のテーマパークを作ることになります。それが、「スペース・ワールド」です。 (2021.03.15)  続きを読む
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