高城剛の記事一覧

1964年葛飾柴又生まれ。日大芸術学部在学中に「東京国際ビデオビエンナーレ」グランプリ受賞後、メディアを超えて横断的に活動。 著書に『ヤバいぜっ! デジタル日本』(集英社)、『「ひきこもり国家」日本』(宝島社)、『オーガニック革命』(集英社)、『私の名前は高城剛。住所不定、職業不明。』(マガジンハウス)などがある。 自身も数多くのメディアに登場し、NTT、パナソニック、プレイステーション、ヴァージン・アトランティックなどの広告に出演。 総務省情報通信審議会専門委員など公職歴任。 2008年より、拠点を欧州へ移し活動。 現在、コミュニケーション戦略と次世代テクノロジーを専門に、創造産業全般にわたって活躍。ファッションTVシニア・クリエイティブ・ディレクターも務めている。 最新刊は『時代を生きる力』(マガジンハウス)を発売。
記事一覧: 425件

「銀座」と呼ばれる北陸の地で考えること

今週は、福井県敦賀市にいます。2024年3月16日に北陸新幹線の金沢〜敦賀間が延伸され、おおむね毎時1本東京から直行便(3時間8分)が出るため、今後、北陸観光のあたらしい拠点として急浮上中の敦賀は、現在、インバウンドを想定したプロモーションに余念がありません。(2023.09.18)  続きを読む

9月は世界や各人の命運が分かれる特異月

今週も、東京にいます。台風による曇り空や雨模様が多い今週ですが、自著「いままで起きたこと、これから起きること。〜「周期」で読み解く世界の未来〜 」にも記載しましたように、地球を含む宇宙には人智を超えたサイクルがありまして、古くから日本でも二十四節気・五節句などのほかに、「二百十日」と呼ばれる暦日があります。(2023.09.11)  続きを読む

残暑の中で日本だけに定着したマスク文化を考える

今週は、東京にいます。久しぶりに東京に戻ると暑さにも驚きますが、いまだ新型コロナ関連の報道とマスクして通勤する人たちの多さに、なにより驚いています。(2023.09.04)  続きを読む

旅行者が新天地を探すことができるか試される時代

今週は、シッチェスにいます。バルセロナから45分ほどのところにある海辺のシッチェスは、映画祭やLGBTカルチャーで知られる人口3万人に満たない小さな街です。この街にアーティストや知識人が集まるようになったのは、画家サンティアゴ・ルシニョールが夏の間滞在した19世紀まで遡り、20世紀中盤になるとフランコ体制下のスペイン本土でカウンターカルチャーの中心地となって「ミニチュアのイビサ」と呼ばれるようになりましたが、イビサのような商業化された巨大クラブはありません。(2023.08.28)  続きを読む

地域住民の生活が奪われるオーバーツーリズム問題

今週は、バルセロナにいます。先月バルセロナに滞在した際、オーバーツーリズムの問題をお伝えしましたが、夏休みピークの今週、その実態を街中で垣間見て驚いています。(2023.08.21)  続きを読む

仮想通貨最先端のケニア

今週は、ナイロビにいます。近年、ケニアでは携帯電話で使える電子マネー「M―PESA(エムペサ)」が事実上の標準通貨となっていましたが、実は仮想通貨取引がある154カ国中トップに立つ「仮想通貨立国」でもありまして、現在、ケニアの16歳〜64歳のインターネットユーザーのおよそ15%が仮想通貨を保有していることが明らかになっています。(2023.08.14)  続きを読む

快適に旅するためのパッキング

今週は、イスタファーン、テヘラン、ドーハ、ダルエスサラーム、キリマンジャロ、アルーシャ、セレンゲッティと移動しています。セレンゲッティは、タンザニア北部のマラ州・アルーシャ州・シニャンガ州にまたがる大サバンナ地帯にある国立公園で、大きさがほぼ日本の四国と同じ広域な生物圏保護区です。(2023.08.07)  続きを読む

イランの転機を実感させる強い女性達の姿

今週は、イランのイスファハーンにいます。昨年9月、ヒジャブの着け方とタイトなズボンに問題があるとして風紀警察に拘束されたマフサ・アミニは、連行後にバンの中で暴行を受け意識を失い、3日後に死亡しました。これに伴い、イラン各地での大規模な抗議デモが発生。この抗議デモ以降、イラン全土の女性が次々とヒジャブを脱ぎ捨て、往来を闊歩するようになります。今週、僕が滞在するイスファハーンは、宗教色が強い古い街ですが、ここも他ではありません。髪を赤く染め、派手な色の服を着て、それまでのイランとは訣別するような「強い女性」が街を堂々と歩くようになったのに、正直驚きを隠せません。(2023.07.31)  続きを読む

富める中東の地で都市化と食生活を考える

今週は、ドーハにいます。過ごしやすかった南半球のブラジルから、中東のカタールへ移動しました。日々最高気温45度、最低気温37度と、先週滞在したサンパウロ郊外最高気温27度、最低気温12度から大きく異なり、時差ぼけよりも気温ボケが堪えます。(2023.07.24)  続きを読む

気候変動に適応したポストコロナ時代の働き方を考える

今週は、サンパウロにいます。猛暑が続く北半球を後にして南半球へと移動し、心地よい日が続きます。実は先週、人類史上でもっとも暑い1日が訪れました。(2023.07.17)  続きを読む
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