やまもといちろうの記事一覧

個人投資家、作家。1973年東京都生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒。東京大学政策ビジョン研究センター客員研究員を経て、情報法制研究所・事務局次長、上席研究員として、社会調査や統計分析にも従事。IT技術関連のコンサルティングや知的財産権管理、コンテンツの企画・制作に携わる一方、高齢社会研究や時事問題の状況調査も。日経ビジネス、文春オンライン、みんなの介護、こどものミライなど多くの媒体に執筆し「ネットビジネスの終わり(Voice select)」、「情報革命バブルの崩壊 (文春新書)」など著書多数。
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スープストックトーキョーの騒ぎと嫌われ美人女子の一生

あれを「炎上」と書くとスープストックトーキョーには悪い気がするので、あくまで騒動とか難癖とかいう言葉を使いたいなあと思うわけなんですが、私の家内がスープストックが好きでたまーーに夫婦と子連れで行くものの今回のような経営姿勢・理念で取り組んでるお店とは知らなかったです。(2023.04.28)  続きを読む

地上波の「リーチ不足」と公共放送問題の焦点ズレ

先般の高市早苗さん大荒れ事件以降、放送村とは何かという話が多く出るようになってきました。といっても、いわゆる放送行政そのものが問題だという話ではなく、いままで問われ続けてきた地上波とテレビ局との関係や、現在壮大な議論になっているNHK問題では、当メルマガでも何度か言及してきている民放対NHKの図式のような国内コップの中の嵐ではないよなというのが大きいはずなんですよ。(2023.04.25)  続きを読む

TikTok(ByteDance)やTencentなどからの共同研究提案はどこまでどうであるか

22年末から23年3月上旬ぐらいまで、特に大学の研究者を中心に中国系大手技術会社やウェブサービスから「データを提供するので共同研究しませんか」という打診が山ほど来ていて、そのたびに関係先の産学連携組織の横のつながりで「こんな話が来ている」「そちらもか」みたいなさざめきが発生しています。(2023.04.01)  続きを読む

ロシアによるウクライナ侵略が与えるもうひとつの台湾有事への影響

ホンジュラスが台湾との外交面での断交を宣言しました。もちろん裏側には中国の台湾孤立策のための経済援助にホンジュラスが「転んだ」からであって、それはホンジュラスが悪いという話でもなくいつもの札束攻勢で国際社会から台湾を外すために意図的に取り組んできたことの一つであって、あまり驚きはありません。(2023.03.28)  続きを読む

三浦瑠麗の逮捕はあるのだろうか

一部報道も始まりましたが、三浦瑠麗さんの逮捕話がマスコミ界隈に駆け巡っていて、まあ暇ネタ単体としてはそうですねで終わるべき話ではあるんですよね。(2023.03.27)  続きを読む

22年出生数減少の「ですよねー」感と政策の手詰まり感のシンフォニーについて

22年の我が国の出生数は80万人を切りそうだという速報値がニュースになっておりました。11年前倒しで予想より少子化が進んでいると言われておりますが、しかし、これは実は社会保障人口問題研究所のデータにおいてはほぼ下位予想の数字に近いものであって、一応はシナリオ通りですよねということになります。(2023.03.04)  続きを読む

迷走ソフトバンクのあれやこれやが面倒なことに

うっかり潰れられちゃうと大変なことになるソフトバンクグループですが、このところ「あ、本格的にキャッシュがないんだろうな」と思わせるネタが多発しております。(2023.03.03)  続きを読む

ネットニュース界隈が公正取引委員会の槍玉に上がっていること

当メルマガでも何度か公取関係の話は取り上げておりますが、ニュース界隈でヒヤリングを受けた先も増えたからなのか、ぼちぼち話題になるようになってきました。(2023.03.01)  続きを読む

「5類」強行の岸田文雄政権が僕たちに教えてくれたもの

面倒なことになったなあというのが例のコロナ「5類」騒ぎでありまして、正常化を急ぎたい政治側の事情がかなり喧伝されるものの、これはあくまで人間の都合なのであってウイルスはどんどん変異するしコロナ後遺症についてもまだあんまりよく分かってないしということで、どうにも悩ましい事態となってきました。(2023.01.31)  続きを読む

「スマートニュース」リストラ報道と報道記者喰えないよ問題

ダイヤモンドシグナルの岩本有平さんがスマートニュースのレイオフ騒動について核心となる記事を公開していて界隈が震撼しておりました。言われてみればこの半年ぐらいスマートニュースを退職して独立される方や、スマートニュースで枢要な仕事をされていた方のステップアップ転職のご報告めいたお話が流れてきておるなあと思っていたんです。スマートニュースは英語圏でも割とイケてる感じの雰囲気で話題になっていただけにショックでした。(2023.01.31)  続きを読む

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