高城剛の記事一覧

1964年葛飾柴又生まれ。日大芸術学部在学中に「東京国際ビデオビエンナーレ」グランプリ受賞後、メディアを超えて横断的に活動。 著書に『ヤバいぜっ! デジタル日本』(集英社)、『「ひきこもり国家」日本』(宝島社)、『オーガニック革命』(集英社)、『私の名前は高城剛。住所不定、職業不明。』(マガジンハウス)などがある。 自身も数多くのメディアに登場し、NTT、パナソニック、プレイステーション、ヴァージン・アトランティックなどの広告に出演。 総務省情報通信審議会専門委員など公職歴任。 2008年より、拠点を欧州へ移し活動。 現在、コミュニケーション戦略と次世代テクノロジーを専門に、創造産業全般にわたって活躍。ファッションTVシニア・クリエイティブ・ディレクターも務めている。 最新刊は『時代を生きる力』(マガジンハウス)を発売。
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柔らかい養殖うなぎが美味しい季節

今週は、鹿児島にいます。日本最大の養殖ウナギの生産地である鹿児島県は、驚くべきことに日本の養殖ウナギ総量の半分近くを育てています。(2025.06.09)  続きを読む

大きな社会変革と技術的飽和点の第一歩はそう遠くない

今週は、東京にいます。晴天続きだったバルセロナから東京へ戻ると、早くも梅雨入りしたような天気と気温差に体が慣れません。どんよりとした空は、外へと向いていた意識を自然と内側へと誘い、賑やかな渋谷や原宿よりも、少し離れた場所にある古びた喫茶店の窓際の席が心地よく感じます。(2025.06.02)  続きを読む

あたらしいライフスタイルのひとつとして急浮上する「スロマド」

今週は、バルセロナにいます。この夏、ノマドアカデミーバルセロナ校にご参加なさる方々のご意向を受けまして、一足早くバルセロナに入り、皆さんのデータを基にビザ・スペシャリストや現地事務局と対面打ち合わせをはじめています。(2025.05.26)  続きを読む

うなぎの蒲焼は日本の歴史と文化が凝縮された一皿

現在うなぎに関する本を執筆中でして、すでに九州、三方五湖、岡山、四国などをまわり、もうじき浜松周辺を泊まりがけで取材する予定です。炭火の上でじっくりと焼かれるうなぎの蒲焼の香りは、夏の日本の香りそのもので、日本の食文化そのものを体現しており、調理法には深い知恵が宿っていると都度感じます。(2025.05.19)  続きを読む

素敵な真夏を迎えるための身体の備え

今週も東京にいます。新緑香るSWEETEST DAY OF MAY! 早くも夏を感じさせる日差しが眩しくなった今週ですが、この時期は冬に眠っていた病気が目を覚まし、花粉症などの身体的問題や春からのあたらしい生活変化を経て、いわゆる「5月病」をはじめ、精神的不調に陥りやすいタイミングでもあります。(2025.05.12)  続きを読む

あたらしい知覚の扉を開く体験を多くの方々に

今週も東京にいます。ついに「Psychedelic Medication」が、スタートしました!いまから7年ほど前、このプロジェクトは日本アルプスの麓にある、美しい空気と環境に恵まれた神社で、CBDオイルを用いた小さな屋外瞑想イベントからはじまりました。(2025.05.05)  続きを読む

限りある時間を広告主やその場限りのよく知らない人の戯言と交換してはいけない

今週は東京にいます。この数年、テレビ vs YouTubeのような論争が散見されますが、共にリニア型のメディアであり、どちらも過去の物のように思えてなりません。20分のコンテンツを視聴するのに(情報や学びを得るのに)実時間20分を必要とし、倍速再生したとしても10分もの時間を奪います。(2025.04.28)  続きを読む

桜の花が散るように都市の形は常に変化し続ける

今週は、富山にいます。少し内陸に入った山側の地域では、いまシダレザクラとソメイヨシノが満開です。場所によってはライトアップされ、山里の夜を幻想的に彩っています。富山の春の風景は、都会の喧騒を忘れさせる静けさと美しさを兼ね備え、桜の花びらが風に舞う様子は、この地域の豊かな自然と人々の営みの調和を象徴しているように見えます。(2025.04.21)  続きを読む

これからの数年間は本格的な動乱期に入る前の最後の準備期間

今週は東京にいます。日々、巷では「トランプショックだ!」と大騒ぎし、お目にかかった方々からも随分とご質問を頂戴しています。何度か本メールマガジンでもお伝えしていますように、現在起きていることは、自由貿易から保護主義への転換、いわゆる「新モンロー主義」へと向かっている過程にすぎません。(2025.04.14)  続きを読む

人生のリセットには立場も年齢も関係ない

今週は佐賀にいます。数年に一度、売茶翁(ばいさおう)の足跡を尋ねるよう、この地を訪れています。売茶翁こと高遊外(こうゆうがい)は、江戸時代前期から中期にかけて日本の茶道と禅の世界に深い足跡を残した僧侶であり、茶人です。1675年(延宝3年)に肥前国(現在の佐賀県)に生まれ、1763年(宝暦13年)に89歳でその生涯を閉じるまで、どこまでも自由を貫いた人でした。(2025.04.07)  続きを読む

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