やりがいや達成感を持ち得ない仕事が増えている
いつの間にか、周りは一面の青葉に包まれる季節となった。振り返ってみると桜が咲き始めた頃から今に至るまで、用件がたて込んで、その折々の木々の変化はもちろん知っていたのだが、以前のようにしみじみとそうした東北では春紅葉といわれている新緑の変化を楽しむゆとりもなかった事にあらためて気がつく。
忙しさはもう随分前から慢性的になってはいるが、今年は特にそれがキツイように思う。ただ、ありがたい事に、私の仕事は私が選んで自分からこの事に積極的に関わることが出来る仕事だから、やればやっただけの達成感もあるし、仕事としてやりがいもある。
しかし、現代という時代の非常に大きな問題は、仕事にやりがいや達成感を求められないものが増えてきているという事である。こういうと、「いや、どんな仕事でも心がけ次第でそれは生き甲斐になるのだ」というような事を主張される方もあるかもしれないが、そういう風に言えた時代は、まだ現代のようなおよそ生き甲斐を持ち得ない仕事がなかったからだと思う。
なぜこのような事を言うかというと、私は最近私の知人から聞いた、ある金融業界のシステムを維持している人の仕事内容の大変さを聞いたからである。
2014年6月5日発売!
甲野善紀の最新DVD『甲野善紀 技と術理2014 内観からの展開』
その他の記事
|
2021年のベストガジェットから考える新たなステージ(高城剛) |
|
ヤフーがニュース配信をやめる日(やまもといちろう) |
|
幻冬舎、ユーザベース「NewsPicks」に見切られたでござるの巻(やまもといちろう) |
|
東京の広大な全天候型地下街で今後予測される激しい気候変動について考える(高城剛) |
|
声で原稿を書くこと・実践編(西田宗千佳) |
|
面接やプレゼンにも効果的! 「他人を味方に変える」ための3つのアプローチ(名越康文) |
|
「狭霧の彼方に」特別編 その1(甲野善紀) |
|
美食の秘訣は新月にあり(高城剛) |
|
今後20年のカギを握る「団塊の世代」(岩崎夏海) |
|
多くの若者がホリエモンを誤解している(岩崎夏海) |
|
週刊金融日記 第296号【魑魅魍魎たちが跋扈する暗号通貨市場を生き抜く、多数のイベントが待ち構える12月のビットコイン他】(藤沢数希) |
|
「けものフレンズ」を見てみたら/アマゾン・イキトスで出会った動物たち(川端裕人) |
|
「編集者悪者論」への違和感の正体(西田宗千佳) |
|
「正しく怒る」にはどうしたらいいか(岩崎夏海) |
|
あまり語られることのないエストニアが電子政府に向かわざるをえない本当の理由(高城剛) |












