高城剛の記事一覧

1964年葛飾柴又生まれ。日大芸術学部在学中に「東京国際ビデオビエンナーレ」グランプリ受賞後、メディアを超えて横断的に活動。 著書に『ヤバいぜっ! デジタル日本』(集英社)、『「ひきこもり国家」日本』(宝島社)、『オーガニック革命』(集英社)、『私の名前は高城剛。住所不定、職業不明。』(マガジンハウス)などがある。 自身も数多くのメディアに登場し、NTT、パナソニック、プレイステーション、ヴァージン・アトランティックなどの広告に出演。 総務省情報通信審議会専門委員など公職歴任。 2008年より、拠点を欧州へ移し活動。 現在、コミュニケーション戦略と次世代テクノロジーを専門に、創造産業全般にわたって活躍。ファッションTVシニア・クリエイティブ・ディレクターも務めている。 最新刊は『時代を生きる力』(マガジンハウス)を発売。
記事一覧: 102件

DJ用コントローラを作りながら電気自動車を自作する未来を夢見る

今週は、東京にいます。気候の良い時期に東京にいると、いつも以上に活動的になってあちこち動き回るものですが、その動きはけもの道同様、新宿と秋葉原を往復するばかりの日々を送っています。いまや、世界最大のエレクトロニクス・シティの冠は深センの華強北に奪われてしまいましたが、まだまだ秋葉原にはお宝が眠っていまして、なかでもビンテージと呼ばれるオーディオやパーツは世界一の宝庫で、マニアには垂涎なショップが多くあります。(2017.05.22)  続きを読む

素晴らしい東京の五月を楽しみつつ気候変動を考える

今週は、東京にいます。年間を通じて、もっと良い気候だと思える時期は5月中旬から後半で、できれば、長めにこの時期の東京を楽しみたいと、毎年考えています。世界を廻りながら東京で過ごすベストシーズンは、花見やゴールデンウィークが落ち着いた5月中旬から後半が、僕にとっては最高の時期となります(次点は10月後半から11月)。言うまでもなく、気候が人に与える影響は想像以上に大きく、かつて、「エデンの園」だったアフリカから人類が脱したのも、そして、ゲルマン民族の大移動のきっかけになったのも、気候変動だった事が様々な調査から判明しています。(2017.05.15)  続きを読む

国家に頼らない「あたらしい自由」を目指すアメリカ

今週は、米国ラストベルトにいます。ラストベルトとは地名ではなく、イリノイ、インディアナ、ミシガン、オハイオ、ペンシルバニアなど米国北部五大湖周辺の「錆びついた工業地帯」の通称で、これらの地域の多くの産業が、時代遅れの工場や技術にいつまでも依存していることから名付けられました。(2017.05.08)  続きを読む

コロラドで感じた大都市から文化が生まれる時代の終焉

今週は、ボルダーにいます。米国コロラド州にあるボルダーは、州都デンバーより車で一時間ほどの場所にある、ロッキー山脈の麓の小さな町です。人口およそ10万人。ただ、この街が他の小さな地方都市と違うのは、全米屈指のオルタナティブな先進都市として知られ、高学歴高額所得者が多く集まり、結果的に税収が高い街として知られています。(2017.05.01)  続きを読む

旅を快適に続けられるための食事とトレーニングマシン

今週は、サンフランシスコにいます。最近、「飛行機のなかで食べる食事は保存料が多く、酷いものが多いと思いますが、どのようにしていらっしゃいますか?」と、多くの方々からお問い合わせをいただきます。もしかしたら、僕が知らない日本のどこかで、機内食の問題が取り上げられて大きなニュースになっているのかもしれませんし、サイエンスフィクションではありませんが、「集合意識」が今後の事件を生み出すことを考えると、なにか食品問題が起きる予兆なのかもしれません。確かにたまに飛行機に乗って、たまに機内食を楽しむ程度なら、僕もその空間と食事を楽しむのでしょうが、週に2便も3便も乗っていると、健康のためには機内食を見直す必要があるはずです。(2017.04.24)  続きを読む

「科学的」と言われることは「現在のひとつの見方」にしか過ぎない

今週は、東京にいます。沖縄から米国へ移動する合間に東京に立ち寄り、最後の花見を楽しみました。最近は気候変動により、花見の時期が少しづつ前倒しになっている様子で、京都に残る天皇が開いた日本最古だと思われる花見の開催公式記録によれば、500年前は4月20日前後だったのですが、いまでは4月初旬になり、現在の急速な気候の変化を考えると、今世紀のうちには「花見は3月」になると考えられています。 最新の気象研究によれば、3月の月平均気温が1度高いと開花日は約4日早くなることがわかり、年々桜の開花時期は早まっている様子です。一方、地球が寒冷化に向かっているデータや新説が続々と出ています。(2017.04.17)  続きを読む

先端医療がもたらす「あたらしい人類」の可能性に思いを馳せる

今週も、那覇にいます。この1週間は「執筆ウィーク」と自ら名打って、まるで夏休みの宿題をまとめて仕上げるように、なかなか書かなかった数冊を一気に仕上げています。その中の一冊が、もう一年以上取材を続けている最新医療をテーマにした書籍です。ここ数年、僕は「人類は、あたらしい進化の過程にいるのではないか」と考え続けています。(2017.04.10)  続きを読む

沖縄の長寿県からの転落で考える日本の未来

今週は、那覇にいます。沖縄県は長らく「長寿県」として知られてきましたが、実は大昔の話です。5年ごとに発表される都道府県別平均寿命を見ますと、沖縄の男性は1990年に5位、2000年には26位と大幅に転落。女性はしばらく都道府県別平均寿命1位を維持していたものの、2010年には遂に女性も3位に転落しました。男性はその後も落ち続けて、現在は30位以下まで下がっています。そもそも沖縄はなぜ長寿県だったのでしょうか?(2017.04.03)  続きを読む

台湾から感じるグローバルな時代の小国の力

今週は、台北にいます。いまや往復6000円台のチケットもある台北と羽田の往復は、ちょっとした国内旅行より格安な旅先となりました。街を歩けば、この国も日本同様成熟したんだとあちこちで実感します。その上、最近台北の若年層と話すと、日本より社会が先進的のように感じるようになってきました。これは、ただ隣の芝生が青く見えるだけなのかもしれませんが、一人当たりのGDPなどの数値や、特に購買力平価GDPが日本よりはるかに高く、友人知人と話しても十年前の台北とは違った豊かさが確かにあり、それは数値とは別のものだと思います。(2017.03.27)  続きを読む

日本が世界に誇るべき観光資源、温泉について

今週は、芦屋にいます。日本の冬の醍醐味のひとつは、間違いなく温泉で、火山国、地震国である一方、これほど情緒ある観光資源はありません。僕もこの10年ほど、冬に帰国するたびに日本各地の温泉を廻っていまして、生まれてからこの方、500湯以上は入ったと思いますが、本当の温泉マニアは、2000入湯あたりから「語れる資格がある」そうで、そう考えると、まだまだ果てし無く遠い道のりなのですが、どこかで独自の温泉観のようなものを、一冊にまとめたいと思います。世界広しといえども、これほど情緒豊かで自然を基調にした観光資源はないと考えています。(2017.03.20)  続きを読む

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