やまもといちろうの記事一覧

個人投資家、作家。1973年東京都生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒。東京大学政策ビジョン研究センター客員研究員を経て、情報法制研究所・事務局次長、上席研究員として、社会調査や統計分析にも従事。IT技術関連のコンサルティングや知的財産権管理、コンテンツの企画・制作に携わる一方、高齢社会研究や時事問題の状況調査も。日経ビジネス、文春オンライン、みんなの介護、こどものミライなど多くの媒体に執筆し「ネットビジネスの終わり(Voice select)」、「情報革命バブルの崩壊 (文春新書)」など著書多数。
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最近ハゲ関連が熱い、あるいは新潟日報と報道の問題について

このところハゲ関連の話題は絶えることなく、ハゲ界隈ではこのような記事も物議を醸しており、身体的特徴を知らしめて犯人捕縛に結びつけるはずが、純粋無垢なハゲDISに直結してしまい、事件とは無関係なハゲが揃って心を痛めるという事案に発生するわけであります。(2015.11.30)  続きを読む

嗤ってりゃいいじゃない、って話

ベンチャー界隈というのは不思議なところで、そこにいる全員みながうまくいくことなど絶対にない、一種の「囚人のジレンマ」の世界であるにもかかわらず、誰かが増資したらおめでとうといい、上場したらパーティーを開いて経営者同士が仲の良いことをアピールし、だれかがうまくいかないと「彼はナイストライだ。失敗はしたけど、精神的にはピュアでタフな男だった」と持ち上げたりするわけですよ。(2015.11.02)  続きを読む

11月の『漆黒と灯火』例会、ゲストは乙武洋匡さん。また当メルマガで乙武洋匡さんとの対談連載が開始されます

というわけで、私が主催しております経営情報サロン『漆黒と灯火』ですが、11月はゲストに乙武洋匡さんをお呼びして、社会時評と現実的な社会運動の働きについての議論を深めてまいりたいと思います。 ご要望もいただいております『漆黒と灯火』の新規会員募集については、第三期として10名ほどを募集したいと考えております。(2015.10.31)  続きを読む

大騒ぎの野球賭博と山口組分裂騒動あれこれ

結論を先に書くと、要するに山口組本部の強制捜査でガサ入れてみたら、何に対するお土産か分かりませんけれども野球賭博に関する確定的な情報を複数当局が入手したため、順を追って調査をかけたところ炭火焼肉エースを中心としたスポーツ賭博(野球に限らない)グループとそれ以外の定常的な賭場系が出てきたということで、ごそごそ掘っているという感じです。(2015.10.31)  続きを読む

「バレなければいい」という行為について

利益をいっぱい出している大企業の不祥事も、これから上場しようという伸びやかな新興企業のトラブルも、どちらも共通しているのはトップの現状認識と将来への高揚感か不安感かという心理の問題が状況をややこしくするということです。(2015.09.17)  続きを読む

花盛りとなるステマ関連が見せる地獄の釜の淵

現在、ステルスマーケティングやネイティブ広告の広告クレジット外しなど、一連のノンクレ問題、ステマ問題についていろいろと掘っているのですが、近い将来、大口の話がたくさん出てくると思いますので簡単に状況について解説したいと思います。(2015.08.28)  続きを読む

楽しくも儚い埼玉県知事選事情

何よりもまず考えるべきことは、今回の埼玉県知事選も、空前の低投票率でした。発表は26.64%ということで、前回よりも1%増えたとはいえ、俗に言う「民意なき選挙」に近いレベルの選挙戦になったことは言うまでもありません。(2015.08.18)  続きを読む

東芝「粉飾」はなぜきちんと「粉飾」と報じられないか

 東芝の粉飾事件については、盛大に報道されておりまして、東芝の歴代3社長が辞任に追い込まれるなど騒ぎが広がっております。  個人的には、東芝は原子力関連事業を抱えているため、いきなりどかんと壊滅されると困る方面がいろいろ出るのかなあと邪推するところではありますが、エピソードとしての「チャレンジ」といい、歴代社長の軋轢といい、島耕作なんて所詮は作り事だったってレベルのドロドロが垣間見えて心が穏やかになります。(2015.07.23)  続きを読む

「最近面白くなくなった」と言われてしまうテレビの現場から

 足掛け三年ほど、フジテレビ系「とくダネ!」のコメンテーターをやらせてもらっているのだが、とりわけウェブ界隈での「とくダネ!」人気はそれなりに高いもので、たまに地方のウェブ業界の集まりにいくと比較的「観ました」というお声をかけていただくことがあります。  しかしながら、見た目の派手さとは裏腹に、メディアに昔から携わる人達や、この方面に詳しい御仁からすると「軽い」「面白くなくなった」という容赦ないご意見をいただくことがありまして、端っことはいえ関わる身としてうーんと思ってしまうところです。(2015.07.16)  続きを読む

任天堂の役割は終わったのか スマホでゲーム人口拡大を受けて

そして、俄然色褪せているのはそういう古色蒼然としたゲーム業界の雄、任天堂の説く「誰もが楽しめる商品を提案することでゲーム人口を拡大する」であり、そして「人々のQOLを楽しく向上させるプラットフォームビジネス」です。(2015.07.01)  続きを読む

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