明確な目的を持って入社する
筆者の知人に、佐藤氏という人物がいる。彼は東大からキャリア官僚として経産省に進み、20代で、ある民間企業に転職した。その転職先とは他でもないワタミである。
「なんでそんな転職をしたんだ!」
と疑問に思った人も多いはず。何を隠そう、筆者も最初はそう思ってしまった。ただ、そこには明確な目的があったという。
彼には「飲食店を起業する」という昔からのビジョンがあり、渡邉社長の起業本もすりきれるほど読んでいた。ただ、ゼロから飲食店を経営するのはハードルが高い。というわけで、かつて渡邉氏がつぼ八で学んだのと同様に、ノウハウを得るべく修行として入社したわけだ。これは非常に合理的な行動だろう。
ちなみに、本人の起業は失敗してしまったが、その後はシンクタンクに再就職して会社法関係の本も出版、現在は山形市長選で次点につけるなど、なかなか興味深いキャリアを継続中だ。起業というビジョンはとん挫してしまったものの、20代で事業を俯瞰的に眺めるという視点がキャリア形成に役立っていることは言うまでもない。

その他の記事
![]() |
西村博之(ひろゆき)訴追問題と4chan周辺の迷惑なネタ(やまもといちろう) |
![]() |
このイカが意外に便利、スマホ三脚「SQUIDDY」(小寺信良) |
![]() |
「貸し借り」がうまい人は心が折れない(岩崎夏海) |
![]() |
Netflix訪問で考えた「社内風土」と「働き方」(西田宗千佳) |
![]() |
「不自由さ」があなたの未来を開く(鏡リュウジ) |
![]() |
週刊金融日記 第270号 <小出恵介美人局事件とベイズ統計学 ~なぜナンパは最も安全な出会いなのか 他>(藤沢数希) |
![]() |
責任を取ることなど誰にもできない(内田樹) |
![]() |
ヨーロッパ最大の放送機器展でこれから来る欧州の冬を想像する(高城剛) |
![]() |
雨模様が続く札幌で地下街の付加価値について考える(高城剛) |
![]() |
Qualcommブースで聴いたちょこっといい話(小寺信良) |
![]() |
総務省調査に見るネット利用の姿(小寺信良) |
![]() |
なぜゲーム機だけが日本発のプラットフォーム作りに成功したのか(西田宗千佳) |
![]() |
21世紀の民族大移動:大きくリフォーム中にある移民大国の今(高城剛) |
![]() |
代表質問(やまもといちろう) |
![]() |
教育としての看取り–グリーフワークの可能性(名越康文) |