ユニクロやドンキで一生働きたいとは思わないけれど……
以前、何かの放送で「あなたが今から就職活動するならどの会社にしますか?」と聞かれたので「ドンキホーテかユニクロがいい」と答えたら、「驚いた」というメンションを多く貰った。いくつか話を聞いてみると、どうやら「激務で有名で終身雇用の保障も無いような会社をわざわざ選ぶ理由がわからない」ということらしかった。
これは大きな誤解だ。筆者だってユニクロやドンキで一生働きたいとは思わない。ただ、筆者自身がとりたてて芸の無い日本の文系学生だとして、20代をキャリア修行期間と位置づけ、その間にグローバルホワイトカラーとして最大のキャリア成長を遂げるには、その手の「大卒幹部候補は早期に中国派遣」を掲げる新興企業しかないという趣旨である。3年、もしくは5年という期限を切って、その間に必要な経験を積む場ととらえれば、こうした若い企業は、商社などに比べてはるかにチャンスが多いといえる。

その他の記事
![]() |
第88回・米アカデミー賞受賞のゆくえは?(切通理作) |
![]() |
Netflix訪問で考えた「社内風土」と「働き方」(西田宗千佳) |
![]() |
脳の開発は十分な栄養がなければ進まない(高城剛) |
![]() |
ロシア人が教えてくれた人生を楽しむための世界一具体的な方法――『人生は楽しいかい?』(夜間飛行編集部) |
![]() |
参議院議員選挙をデータで眺める(小寺信良) |
![]() |
「嫌われJASRAC」が地裁裁判で無事勝利の報(やまもといちろう) |
![]() |
普遍的無意識を目指すあたらしい旅路(高城剛) |
![]() |
本当に大切な仕事は一人にならなければできない(やまもといちろう) |
![]() |
夏至にまつわる話(高城剛) |
![]() |
「いま評価されないから」といって、自分の価値に疑問を抱かないためには(やまもといちろう) |
![]() |
脳と味覚の関係(本田雅一) |
![]() |
「国際競争力」のために、何かを切り捨ててよいのか(やまもといちろう) |
![]() |
Amazonプライムビデオの強みとは(小寺信良) |
![]() |
眼鏡っ子のための心を整えるエクササイズ(名越康文) |
![]() |
誰がiPodを殺したのか(西田宗千佳) |