甲野善紀
@shouseikan

甲野善紀メールマガジン「風の先、風の跡――ある武術研究者の日々の気づき」

今週の動画「顔面へのジャブへの対応」

今回の動画は、まずボクシングのような引きの早いパンチを出して来る相手との対応で、こちらを牽制するようなジャブを放ってくる相手の拳を捉えて下に崩す動きである。今回はボクシング経験のある金山氏から顔面に向ってジャブを放ってもらい、これを「飇拳(*)」を使って、その相手のパンチの起こりを私自身の身体にハッキリと知らせ、これを抑えるものである。今まで引きの早いパンチへの対応は腹部から胸辺りに向けられたものであったが、今回は初めて顔面にジャブを放ってもらい、これに対して手を下げた状態から間に合うかどうかを試みてみた。

※もし動画が再生できない場合は、こちらから直接視聴・ダウンロードしてください

 
次に紹介しているのは、柔道的な組み技で、相手が「引き手」、つまりこちらの袖口を掴んでくるところに対する対応である。相手が袖口を掴みにくるところに「糸吐きの手」を入れて……

*「飇」(ひょう)の字が文字化けしている方はこちらでご確認ください。

 
(この続きは甲野善紀メールマガジン「風の先、風の跡――ある武術研究者の日々の気づき」2015年9月7日 Vol.109をご覧ください)

 

甲野善紀メールマガジン「風の先、風の跡――ある武術研究者の日々の気づき」

2015年10月5日 Vol.109
今週の目次

00 <発売開始!>新作DVD『甲野善紀 技と術理2015―重心側から動く』
01 稽古録<「人間鞠」からの展開をあらためて見直す>
02 松聲館日乗<田中聡氏の労作『電気は誰のものか-電気の事件史』>
03 特別対談 名越康文×甲野善紀第1回<「アイデンティティ再獲得」の効用>
04 特別企画 対談・『狭霧』と『日照雨』第5回
05風向問答
06活動予定

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重心側でも動ける、ではなく
重心側だから動けるのだ−−

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目次
1.甲野善紀の技
2.術理解説
高速で行う謙譲の美徳
・体当たり
・払えない手
・正面の対応
・切り落とし
・上下方向の謙譲の美徳
・霞抜き
・影抜き
・切り結び
・下段から裏交差への発剣
・槍のハネ払い

重心側から動く
・足技
・太刀奪り
・肘固め
・タックルを切る
・小手返し

内在化する術理と稽古法
・辰巳返し
・左右別人
・旋段の手
・火柱
・視覚情報入力遮断
・屏風座り
・人間鞠
・浮きをかける稽古法

3.【語り】自分が納得できる独自の生き方を

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甲野善紀
こうの・よしのり 1949年東京生まれ。武術研究家。武術を通じて「人間にとっての自然」を探求しようと、78年に松聲館道場を起こし、技と術理を研究。99年頃からは武術に限らず、さまざまなスポーツへの応用に成果を得る。介護や楽器演奏、教育などの分野からの関心も高い。著書『剣の精神誌』『古武術からの発想』、共著『身体から革命を起こす』など多数。

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