高城剛メルマガ「高城未来研究所「Future Report」」より

美食の秘訣は新月にあり

高城未来研究所【Future Report】Vol.344(2018年1月19日発行)より


今週は、東京にいます。

本来なら、今週はシンガポールにいるはずでしたが、今年に入って、突然仕事にやる気を見せたために案件が終わらず、というより、整理ができなくなってしまいました。
人には、向き不向きがあると思いますが、ふと自分のコンピュータのデスクトップを見ると、いわゆる「足の踏み場もない」状態で、新規フォルダも作れません。

こんな時に、無理して自分で解決しようとしても時間ばかりかかるもので、思いつきましたのが、今週冒頭でお知らせしました人材募集です。
つまり、「足の踏み場もない」状態を整理してくださる面倒見の良い方を探してます。

たぶんですが、僕は思い立ってから、なにかを実現するまでのスピードが、とても早いんだと思います。
また、昨年前半は一冊の本も出しませんでしたが、今年は20冊以上出そうと考えるあたり、極端だとも思います。
かくありまして、「スピードが速い上に極端」な人に懲りない良い方を探している次第です。

さて、せっかく東京にいるのだから、今週は東京らしいことをもっとやろう!と、新年会を毎夜開催しました。
世界一の美食の街とも言われる最近の東京食事事情ですが、あの店が美味しい、この店がどうの、とインターネットのサイトからグルメ本まで多岐に渡って書かれています。
しかし、僕がなにより大切にしているのは、「タイミング」です。

例えば、冬の風物詩として名高いカニは、都内にも名店数あれど、「タイミング」によって味は大きく異なります。
一般的に、上海蟹を食す「タイミング」は、お腹が丸いメスの食べごろは10月(旧暦9月)、お腹が尖ったオスの食べごろは11月(旧暦の10月)とされています。
これはメスの卵に比べ、オスの白子が美味のため、白子が詰まってくる頃に食すのが一番だ食通は言います。

しかし、本当にカニが美味しい「タイミング」は、新月なんです。
上海蟹に限りませんが(最近は、ドイツ産が増えて来ましたが)、生け簀などから出して調理する同じカニを同じ店で、新月と満月の時に食べ比べると、その違いに驚きます。

これは、カニに限らず、実はほとんどの食物が美味しいのは新月なのです。
台湾の高山で取れる最高級のお茶は新月に手摘みされ、また、漢方に使われる生薬も、満月の日に採取されたものと、新月の日に採取されたものでは、効果が大きく違うのです。

もし、新月の週に世界の美食の街にいる機会あれば、フレッシュな食材を提供する店に出向きたいと考え、今週は、東京で夜な夜な新月新年会を続けています。

突然、人を呼び出すには、それなりの方便も必要ですから。

 

高城未来研究所「Future Report」

Vol.344 2018年1月19日発行

■目次
1. 近況
2. 世界の俯瞰図
3. デュアルライフ、ハイパーノマドのススメ
4. 未来放談
5. 身体と意識
6. Q&Aコーナー
7. 著書のお知らせ

23高城未来研究所は、近未来を読み解く総合研究所です。実際に海外を飛び回って現場を見てまわる僕を中心に、世界情勢や経済だけではなく、移住や海外就職のプロフェッショナルなど、多岐にわたる多くの研究員が、企業と個人を顧客に未来を個別にコンサルティングをしていきます。毎週お届けする「FutureReport」は、この研究所の定期レポートで、今後世界はどのように変わっていくのか、そして、何に気をつけ、何をしなくてはいけないのか、をマスでは発言できない私見と俯瞰的視座をあわせてお届けします。

高城剛
1964年葛飾柴又生まれ。日大芸術学部在学中に「東京国際ビデオビエンナーレ」グランプリ受賞後、メディアを超えて横断的に活動。 著書に『ヤバいぜっ! デジタル日本』(集英社)、『「ひきこもり国家」日本』(宝島社)、『オーガニック革命』(集英社)、『私の名前は高城剛。住所不定、職業不明。』(マガジンハウス)などがある。 自身も数多くのメディアに登場し、NTT、パナソニック、プレイステーション、ヴァージン・アトランティックなどの広告に出演。 総務省情報通信審議会専門委員など公職歴任。 2008年より、拠点を欧州へ移し活動。 現在、コミュニケーション戦略と次世代テクノロジーを専門に、創造産業全般にわたって活躍。ファッションTVシニア・クリエイティブ・ディレクターも務めている。 最新刊は『時代を生きる力』(マガジンハウス)を発売。

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