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石田衣良がおすすめする一冊 『ナイルパーチの女子会』柚木麻子
今回のおすすめは柚木麻子さんの『ナイルパーチの女子会』。ナイルパーチいうのは、アフリカの淡水湖に棲んでいる大型の外来魚で、あらゆるものを食べちゃうという、ものすごく貪欲な魚です。白身の魚でおいしいんですけどね。
この本は今年、山本周五郎賞をとっています。ぼくは選考委員の1人だったんですが、こんな感じで選評を書きました。「細部の書き込みがすばらしくて読ませる。文章のどこからも作者の言葉があふれてくるようだ」。それと、主人公の1人が、ネットでブログをあげている、ぐうたら主婦という設定なんですけど、「ネット人格を書くのがうまい」とも書いていて、あれやこれやと褒めていますね。今年の直木賞の候補にも入っていました。(2015.08.20) 続きを読む
ぼくが作った映画を『進撃の巨人』の脚本を担当し『もしドラ』を酷評した町山智浩さんに見てもらいたい
ぼくは幼い頃から映画が好きで、映画館、テレビ、ビデオ、ネットなどでたくさんの作品を見てきた。特に高校、大学の時分(1980年代後半)に、「ぴあ」を片手に関東の名画座を巡って、古今の名画を渉猟するように鑑賞を重ねてきた。そうするうちに、将来の職業として映画監督を志すようになった。そこから、どうやって映画監督になったらいいのかを暗中模索し、東京芸術大学に進んで美や建築(空間)の勉強をしたり、秋元康さんの弟子になってエンターテインメントを学んだりした。
しかしその中で、主に次の理由から映画監督になることを断念した。(2015.08.19) 続きを読む
楽しくも儚い埼玉県知事選事情
何よりもまず考えるべきことは、今回の埼玉県知事選も、空前の低投票率でした。発表は26.64%ということで、前回よりも1%増えたとはいえ、俗に言う「民意なき選挙」に近いレベルの選挙戦になったことは言うまでもありません。(2015.08.18) 続きを読む
シュプレヒコールのデジャブ感—大切なのは、深く呼吸をすること
「戦争したくない」というのは、少なくとも「論点」とはいえません。議論の基点です。しかしいまのところ、そこを共有できないまま、時間だけが無為に過ぎ去っていきます。そこに、シュプレヒコールのデジャブ感を覚えざるを得ない。(2015.08.18) 続きを読む
「自分で本を選べない人」が増えている? 書店を楽しみとスリルの現場にするために必要なこと
先日、ある古書店を訪ねたときのこと。僕の専門ジャンル、占いに強い書店だったので、ついつい、お店の方と雑談を含めて話し込んでしまったのだが、そんな中で、ベテラン店員さんがこんなことを冗談まじりにおっしゃった。
「鏡さん、本の読み方って本を書いてもらえませんかねえ」
一瞬、意味が分からなかった。なんだそりゃ? 最近多い、日本語を母国語としない人のため手引きのことか? 話を聞いてみるとそうではなかった。れっきとした日本人向けの本なのだそうだ。(2015.08.17) 続きを読む
体調を崩さないクーラーの使い方–鍼灸師が教える暑い夏を乗り切る方法
長く厳しい夏ですな。皆さんエアコン使ってますか。使わずに過ごせる地域の方は問題ないんですが、日中室内が30度を超える地域にお住まいの方。気温計置いて室温チェックしながらエアコン使うかどうか考えようね。うちの治療室は待合室30度以上になっているときにエアコンスイッチオン! です。ベッドサイドはだいたい28-29度程度に保っています。(2015.08.14) 続きを読む
自分をさらけ出そう
できないことを、できるようにするために時間を費やしている人って、結構いますよね。例えば、「私は字が下手だから毎日30分ペン習字をしています」とか。学校でも、「数学の点数が低い子は、夏休みに塾の集中講座で苦手を克服しよう!」みたいな。あらゆることを一定レベルまでできる人間になろうとする。
それはそれでいいんですが、僕はできないことはできないと認めて、受け入れることも大事だと思っています。大変な思いをして苦手なことを克服するよりも、楽しみながら得意なことを伸ばしていくことに、時間を使いたい。(2015.08.13) 続きを読む
『小説家と過ごす日曜日』動画版vol.001<IRA’Sワイドショー たっぷりコメンテーター><恋と仕事と社会のQ&A>
創刊2カ月目を迎えた石田衣良ブックトーク『小説家と過ごす日曜日』。
今号はスペシャルな動画をお届けします!
おなじみのQ&Aやコメンテーターのコーナーから、動画版だけのオリジナルコー
ナーまで……文字とはひと味違った「小説家と過ごす日曜日」がそこにはあるは
ず──。
世界と人生と恋愛……
すべてを語り尽くした1時間の長篇動画。以下から少しだけ、ご紹介します。(2015.08.12) 続きを読む
父親の背中、母親の禁止–『ドラゴンボール』に学ぶ好奇心の育み方
好奇心の育み方には、主に二つのアプローチがある。それをここでは、仮に「父親的」アプローチと「母親的」アプローチと呼ぶ。
今日では、この呼び方はジェンダー的な差別とのそしりを免れないかもしれない。しかし古来より、この二つのアプローチはだいたい父親と母親が分担してきた。
そうしてそれは、子供が母親の胎内から生まれてくるという摂理が変化でもしない限り、今後もずっと代わらないだろう。(2015.08.12) 続きを読む
少林寺、そのセックス、カネ、スキャンダル
いつものように話題に事欠かない中国だが、ここのところ日本人にもよく知られている少林寺を舞台に騒ぎが持ち上がっている。
キーワードはずばり、「少林寺とカネ、そしてセックス」である。
きっかけは7月25日、ネットに流れた書き込みだった。タイトルはズバリ、「少林寺の釈永信・方丈は大トラ、誰が監督するのか」。ここでいわれる「方丈」というのは住職という意味、「トラ」とは、習近平・共産党総書記がその就任時に「トラもハエも捕まえる(潰す)」と形容した汚職容疑者を指す。つまり、「少林寺のトップ住職、釈永信は汚職している」と名指しによる告発である。(2015.08.11) 続きを読む
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