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冬のビル籠りで脳と食事の関係を考える

今週も東京にいます、とは言っても、実は部屋から一歩も出ていません。ホテルの部屋の清掃も断って、宅配を受け取ることもなく、ドアを一度も開けていません。自著にも書きましたように、僕は元来落ち着きがなく、同じ場所にとどまれない性格でしたが、また、少しづつ社会復帰を目指していることもありまして、今年の好機を逃さず、相当深い瞑想と脳のオイル交換を半年かけて行ったことから、最近は、それなりに落ち着けるようになりました(と、勝手に自己診断しています)。(2020.12.14)  続きを読む

「リバーブ」という沼とブラックフライデー

今週も、東京にいます。米国は本格的ホリデーシーズンに突入しましたが、いつもならクリスマスに実家に帰ったり、バケーションに行く友人たちも、今年は新型コロナウィルス感染拡大のため、どこにも行く気配がありません。米国のホリデーシーズンとは、毎年11月の第4木曜日の「感謝祭」(Thanksgiving Day)から一月初旬までの期間を指しますが、実は「感謝祭」の起源は相当曖昧で、何かを感謝するための祭りか、いまだ定かではない不思議な日でもあります。(2020.12.07)  続きを読む

資本家・事業にとってだけ有利なデジタル革命、シェアリングエコノミー問題

かねがね思うのですが、技術革新は素晴らしいもので、合理的かつ効率的に時間を使うことができ、働く人にとって福音をもたらすものです。スキマ時間に仕事ができたり、無駄なしがらみの多い組織から離れて働くことでストレスなく暮らすことができる。最高だと思うんですよね。(2020.12.01)  続きを読む

まるで漫才のような“5G最高”と、“5Gイラネ”が交錯した韓国5G事情

今年は日本でも第5世代携帯電話通信網、いわゆる5Gサービスが本格化し、日本で主流のiPhoneシリーズも5G対応モデムを搭載。いよいよ5G時代なんていう宣伝がなされていますが、個人的にはコンシューマ向け5Gサービスに関しては、冷めているというよりも、一歩引いた目で見ている。(2020.11.30)  続きを読む

孤立鮮明の北朝鮮、どうにもならず製薬会社にハッキングして見抜かれるの巻

ワクチン開発で先行している薬品会社からどうにか情報を得ようとハッキングを繰り返している北朝鮮が、先日アストラゼネカ社にハッキングをした件を見破られたうえ報じられてしまうという恥ずかしい事態になっていました。もちろん、対外的には北朝鮮にコロナウイルス感染者はいないとしつつも、中朝露国境地帯では当局が把握していないコロナ感染者が「巣のようになっている」とされ、また、先進国のように高齢者や慢性疾患の既往歴がある人たちに対する高リスク以上に「栄養失調かそれに近い人たちの感染が長引く」とも言われていることもあって、北朝鮮国内には相応にコロナが蔓延していることも予想されます。(2020.11.30)  続きを読む

クラスターとされた飲食店で何が起きていたか

短い暑さで終わったこの夏の終わりごろのある日、私も濃厚接触者の疑いとして複数回にわたる検査を受け陰性でした。それ以外でも、5月から都合3度ほど、濃厚接触者として検査の対象となったのですが、相応に気を付けていたからか無事陰性続きでございます。もう旧聞に属し、また、問題となったお店もママさんの御英断で「一時休暇」となりまして、関係者からも問題ないという話でしたので雑記帳に書くわけなんですが。(2020.11.30)  続きを読む

衰退がはじまった「過去のシステム」と「あたらしい加速」のためのギアチェンジ

今週も、東京にいます。連休があった先週末から今週にかけて、週前半は大変天気が良かったこともありまして、京都や金沢などの観光地は大混雑だった模様ですが、東京都心部はガラガラで、いつもの散策コースである東御苑も、過分な人出は見られませんでした。皇居を訪れたことがない方はまったくイメージできないかもしれませんが、先週もお伝えしましたように、東御苑内旧江戸城二の丸には雑木林がありまして、このあたりの散策は、世界最大の首都圏である東京都心部とは思えません。(2020.11.30)  続きを読む

街にも国家にも栄枯盛衰があると実感する季節

今週は、東京にいます。都心部最大の森を有する皇居でも、紅葉がはじまりました。皇居東御苑は、かつての江戸城の本丸・二の丸・三の丸に位置し、昭和天皇の発意により武蔵野の自然を模した二の丸雑木林には、コナラやクヌギ、モミジなどが植えられ、例年11月中旬頃に赤や黄色に色づき、見事な紅葉を見せています。(2020.11.23)  続きを読む

海外旅行をしなくてもかかる厄介な「社会的時差ぼけ」の話

今週は、和歌山、大阪、奈良、東京、金沢と移動しています。どんなに慌ただしい日々を送っていても、僕にとって国内移動が楽なのは、時差ぼけがないことに尽きます! 欧州や米国へと向かう長い機内で過ごす時間は、長年に渡る旅行生活の慣れもあって、もはや苦になることはまったくありませんが、時差ぼけだけはなかなか解消できません。(2020.11.16)  続きを読む

IR誘致に賭ける和歌山の今が象徴する日本の岐路

今週は、和歌山にいます。和歌山は、明治から日本を代表する紡績工場の集積地として発展してきました。戦前戦後を通じて栄華を極めますが、1990年代に入ると大きな曲がり角に差し掛かり、その要因は、日本のバブル経済崩壊と中国の台頭によるものでした。(2020.11.09)  続きを読む

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