社会を一気に変えることはできない
僕はメルマガの中で繰り返し、「枠から抜け出そう」ということを訴えてきました。それは、仏教的な意味での<「自分」という枠組みから抜けだそう>というメッセージと同時に、ここまで述べてきたような日本人独特の<ただし、この範囲の中で>という無意識の枠組みに気づき、そこから抜けだしていく必要がある、と考えているからです。
そこから抜け出さないことには、僕らは本当の意味で「好き嫌い」の区別を主体的に判断できるようにならないし、根っこからクリエイティブに生きることができないのです。
しかし、この手の話をすると必ず、「そんなことを言って、みんなが枠組みから外れてしまったらどうするんだ」という方がおられます。みんなが無意識のうちに「枠組み」を守っているからこそ、日本では秩序が守られている。それを壊してはいけないのだ……というふうに。
その種の質問にいちいち答えるのは面倒なので、僕はこの手の話は、メールマガジンのような媒体に限ってするようにしています(テレビはもちろんのこと、他の媒体では、あまりこういう話をしていません)。ただ、もしもそういうことを聞かれたら、僕はこうお答えするでしょう。
「そうですね。みんなが枠組みから外れたら、社会が混乱するかもしれませんね。でも……
※ここから先は、名越康文メールマガジン『生きるための対話 dialogue』
http://yakan-hiko.com/nakoshi.html
をご購読の上、お楽しみください。登録から1か月は無料。登録時点での最新号(4月7日号)も無料購読の対象ですので、今ご登録なら無料で本稿のほか、Q&Aなどのコンテンツをお読みいただけます。
クレジットカード、ケータイ決済対応。epub版・kindle版も同時配信中!!
その他の記事
|
情報を伝えたいなら、その伝え方にこだわろう(本田雅一) |
|
日本の脱原発は本当に可能なのか?――ドイツ10年の歩みに学ぶエネルギー政策(津田大介) |
|
衆院選2017 公示前情勢がすでにカオス(やまもといちろう) |
|
人としての折り返し地点を見据えて(やまもといちろう) |
|
急成長を遂げる「暗闇バイクエクササイズ」仕掛け人は入社3年目!?–「社員満足度経営」こそが最強のソリューションである!!(鷲見貴彦) |
|
古い常識が生み出す新しいデジタルデバイド(本田雅一) |
|
「50歳、食いしん坊、大酒飲み」の僕が40キロ以上の減量ができた理由(本田雅一) |
|
ドラマ『ハウス・オブ・カード』〜古くて新しい“戦友”型夫婦とは(岩崎夏海) |
|
11月に降り積もる東京の雪を見ながら(高城剛) |
|
細野豪志さんとJC証券が不思議なことになっている件で(やまもといちろう) |
|
急速な変化を続ける新型コロナウィルスと世界の今後(高城剛) |
|
ゆとり世代がブラック企業を育んだ(岩崎夏海) |
|
「OP PICTURES+フェス2022」石川欣・髙原秀和 80年代デビューのピンク俊英たちが新しい時代に放つ爆弾!(切通理作) |
|
恋愛がオワコン化する時代の不幸(紀里谷和明) |
|
公開中映画『郊遊<ピクニック>』監督・蔡明亮(ツァイ・ミンリャン)インタビュー 「俳優」「廃墟」「自由」を語る(切通理作) |












