やまもといちろうメルマガ「人間迷路」より

最下位転落の楽天イーグルスを三年ぐらいかけてどうにかしたいという話に

やまもといちろうメールマガジン「人間迷路」Vol.120<新しい電子決済の未来を語りながら、微妙な活動報告がたくさんある回>2015年2月12日発行より

107135-compressor

2015年から、東北楽天ゴールデンイーグルスの編成・育成データ担当となりました。

まだ寒さの残る沖縄・久米島でのキャンプに帯同し、じっくりと練習を見ながら10日間、戦略や編成、育成方針といった内容について吟味しておりましたが、やっぱり野球は楽しいですね。私個人の話で言うならば、野球経験といっても中学時代から高校にかけて硬式草野球を楽しみ、それも選手というよりマネージャー、スコアラーとしてのほうがベンチにいる時間が長かった男です。スポーツの才能がね、無いんですよ。

やっぱりフィジカルエリートである若いプロ野球選手の人たちが、職業として必死にプレイしている姿を見ますと「いいなあ」という気持ちが先に立ってしまいます。もうね、羨ましいわけです。

それでも、データに落としてみるとそういう感情を抜きにしていろんなものが見えてきます。今年も楽天イーグルスは最下位に転落した2014年シーズン同様非常に苦戦を強いられそうな流れが見えておりますが、データ上で見えていることから発展的にどんな作戦に仕上げ、フィールドでプレイしている選手たちに少しでも役に立つ情報を伝えつつ、出てきた成績をフィードバックして次の作戦や育成に役立て、長期的な編成の材料を構築する。口で言うのは簡単ですが、数字通り現状は動かないからこそ、なぜそうなったのか、どうしてこういう結果なのかを問いながら共に考えていく姿勢が必要なのでありましょう。

データを分析するのは知性ですが、活用するのは感情であります。「彼の良さは、いろんな球種を駆使して狙い球を絞らせず散らしていく投球スタイルだ」とデータ上は見えていても、キャッチャー嶋さんのサインに「や、わしは直球で勝負したいんやで」と首を振る意気込みや息遣いをどう評価するかであります。これがまた大変で。

そういうわけで、今年は担当球団こそ変わりますが地道に取り組んで参りたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。

 

やまもといちろうメールマガジン「人間迷路

Vol.120<新しい電子決済の未来を語りながら、微妙な活動報告がたくさんある回>

2015年2月12日発行
目次
187A8796sm

【0. ヘッドストーリー】最下位転落の楽天イーグルスを三年ぐらいかけてどうに
かしたいという話に
【1. インシデント1】今年はモバイル決済サービスの天王山となりそうな予感が
します
【2. 対談】辻元清美さんと対談しました 最終回(全5回)
【3. 迷子問答】迷路で迷っている者同士のQ&A

「人間迷路」のご購読はこちらから

 

やまもといちろう
個人投資家、作家。1973年東京都生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒。東京大学政策ビジョン研究センター客員研究員を経て、情報法制研究所・事務局次長、上席研究員として、社会調査や統計分析にも従事。IT技術関連のコンサルティングや知的財産権管理、コンテンツの企画・制作に携わる一方、高齢社会研究や時事問題の状況調査も。日経ビジネス、文春オンライン、みんなの介護、こどものミライなど多くの媒体に執筆し「ネットビジネスの終わり(Voice select)」、「情報革命バブルの崩壊 (文春新書)」など著書多数。

その他の記事

「身の丈」萩生田光一文部科学相の失言が文科行政に問いかけるもの(やまもといちろう)
除湿、食事、温灸……梅雨時のカラダ管理、してますか?(若林理砂)
実力者が往々にして忘れがちな「フリーランチはない」 という鉄則(やまもといちろう)
働き方と過ごし方。人生の“幸福の総量”とは(本田雅一)
【疲弊】2021年衆議院選挙の総括【疲弊】(やまもといちろう)
人は自分のためにではなく、大好きな人のためにこそ自分の力を引き出せる(本田雅一)
「キモズム」を超えていく(西田宗千佳)
iliは言語弱者を救うか(小寺信良)
日本はどれだけどのように移民を受け入れるべきなのか(やまもといちろう)
Spotifyでジョギングするとめっちゃ捗る件(小寺信良)
海賊版サイト「漫画村」はアドテク全盛時代の仇花か――漫画村本体および関連会社の全取引リストを見る(やまもといちろう)
『時間の比較社会学』真木悠介著(Sugar)
サウンドメディテーションという新しい旅路を探る(高城剛)
正しい苦しみ方(岩崎夏海)
サイボウズ青野社長の手がける「夫婦別姓裁判」高裁門前払いの必然(やまもといちろう)
やまもといちろうのメールマガジン
「人間迷路」

[料金(税込)] 770円(税込)/ 月
[発行周期] 月4回前後+号外

ページのトップへ