【連載】元卓球世界王者の「上達の法則」

(3)プレッシャーの受け止め方

壁を越えたいすべての人に贈る究極の卓球理論DVD

[DVD] 軸・リズム・姿勢で必ず上達する 究極の卓球理論ARP(アープ)

arp_jacket03世界のトップ選手たちはなぜあれほど速く、激しいラリーの中でもバランスの取れた、美しい姿勢を崩さずにプレーを続けられるのか。全日本選手権を2度制し、世界選手権団体優勝に導いた名選手・山中教子がまとめた卓球理論=ARP(アープ)理論は、その秘密を軸・リズム・姿勢の三要素でひもとき、誰でも学べる形にまとめている。初心者からトップランカーまで、卓球に取り組むすべてのプレーヤー必携の究極の卓球理論!!

特設販売サイトはこちら!
http://arp.yakan-hiko.com/

Amazonで購入する

プレッシャーとは受け止めるもの

 

先日、ある番組でオリンピックの代表選手たちがプレッシャーに対してどう取り組んでいるかという特集が放送されていました。そこでは「プレッシャーをどうなくすか」「どう忘れるか」という発想でいろんな方法が紹介されていました。

[caption id="attachment_2798" align="aligncenter" width="300"] 選手時代の山中教子[/caption]

 

私は、そうやってプレッシャーをなくそうとしたり、何かに置き換えようとするのは、あまりいい方法ではないと考えています。笑い顔を作ったり、おしゃべりを したり、音楽を聴いたりといった方法でリラックスするといった方法で得られるのは、浅いレベルの「リラックス」でしかないと思うからです。

 

オリンピックや世界選手権といった大舞台でのプレッシャーというのは感じて当然のもので、それは受け止めるしかないものです。逃げ場なんてない。そこから逃げてしまったら、必要な緊張(テンション)も失われてしまうんです。

 

日本代表を「演じきる」

 

私 自身、初めて日本代表になったときには、脚が宙に浮いたような感覚がありましたが、「日本代表としての自分を演じきろう」と決心することで、落ち着きを取り戻すことができました。そのとき考えたことは、「プレッシャーがかかった場面でプレーするのが、自分の役割なんだ」ということでした。

 

その舞台が大きければ大きいほど、それを引 き受ける人には大きなプレッシャーがかかるけれど、それを引き受ければ、それは自分から大きな力を引き出してくれるはずのものなんです。

 

そこから逃げて、表面的なリラックスを求めてプレッシャーを消してしまうことは、せっかく自分に与えられた役割を忘れてしまうことにつながります。表面的なリラックスによってプレッシャーをなくしたり、見ないようにするのは、ものすごくもったいないことだと思います。

 

実 は、そうしたプレッシャー(役割)というのはそうした大きな試合だけではなく、日常の練習、もっといえば日常生活のあらゆる場面でかかっています。それをその都度、瞬間ごとに受け止めて、演じきっていくことが、土壇場でもプレッシャーに負けない自分を作っていくのだと私は思います。

 

<次回に続く>

<関連記事>

(1)上達し続ける人だけがもつ「謙虚さ」
(2)「目標」から「目的」へ
(3)プレッシャーの受け止め方
(4)視野を広げる

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

壁を越えたいすべての人に贈る究極の卓球理論DVD

[DVD] 軸・リズム・姿勢で必ず上達する 究極の卓球理論ARP(アープ)

arp_jacket03世界のトップ選手たちはなぜあれほど速く、激しいラリーの中でもバランスの取れた、美しい姿勢を崩さずにプレーを続けられるのか。全日本選手権を2度制し、世界選手権団体優勝に導いた名選手・山中教子がまとめた卓球理論=ARP(アープ)理論は、その秘密を軸・リズム・姿勢の三要素でひもとき、誰でも学べる形にまとめている。初心者からトップランカーまで、卓球に取り組むすべてのプレーヤー必携の究極の卓球理論!!

特設販売サイトはこちら!
http://arp.yakan-hiko.com/

Amazonで購入する

その他の記事

「13歳の息子へ送ったiPhoneの使用契約書」が優れている理由(小寺信良)
「古いものとあたらしいものが交差する街」に感じる物足りなさ(高城剛)
捨てることのむつかしさ?(やまもといちろう)
自分の「生き方」を職業から独立させるということ(紀里谷和明)
ロシアによるウクライナ侵攻とそれによって日本がいまなすべきこと(やまもといちろう)
5年前とは違う国になったと実感する日々(高城剛)
週刊金融日記 第273号<歳を重ねるとは 〜恋愛プレイヤーたちの人生のクロスロード、小池百合子率いる「都民ファーストの会」が圧勝他>(藤沢数希)
スマホはこのまま「高くなる」」のか(西田宗千佳)
メディアの死、死とメディア(その3/全3回)(内田樹)
ナショナリズムの現在ーー〈ネトウヨ〉化する日本と東アジアの未来(宇野常寛)
目的がはっきりしないまま挑戦する人の脆さと凄さ(やまもといちろう)
勢いと熱が止まらないマレーシアの経済成長(高城剛)
身体に響く音の道――音の先、音の跡(平尾文)
「人を2種類に分けるとすれば?」という質問に対する高城剛の答え(高城剛)
「ノマド」ってなんであんなに叩かれてんの?(小寺信良)
【DVD】軸・リズム・姿勢で必ず上達する究極の卓球理論ARP
「今のままで上達できますか?」元世界選手権者が教える、新しい卓球理論!

ページのトップへ