高城剛の記事一覧

1964年葛飾柴又生まれ。日大芸術学部在学中に「東京国際ビデオビエンナーレ」グランプリ受賞後、メディアを超えて横断的に活動。 著書に『ヤバいぜっ! デジタル日本』(集英社)、『「ひきこもり国家」日本』(宝島社)、『オーガニック革命』(集英社)、『私の名前は高城剛。住所不定、職業不明。』(マガジンハウス)などがある。 自身も数多くのメディアに登場し、NTT、パナソニック、プレイステーション、ヴァージン・アトランティックなどの広告に出演。 総務省情報通信審議会専門委員など公職歴任。 2008年より、拠点を欧州へ移し活動。 現在、コミュニケーション戦略と次世代テクノロジーを専門に、創造産業全般にわたって活躍。ファッションTVシニア・クリエイティブ・ディレクターも務めている。 最新刊は『時代を生きる力』(マガジンハウス)を発売。
記事一覧: 469件

観光業の未来を考える

今週は、セビリアにいます。オーバーツーリズムの現状と観光業の未来を見通すため、現在、観光大国スペインで開催されている「TOURISM INNOVATION SUMMIT 2023」に参加しています。(2023.10.23)  続きを読む

イタリア人にとっての「13日の金曜日」

今週は、バーリ、パレルモ、トラパニなどイタリア南部をまわっています。13日の金曜日に磔にされたと言われるイエス・キリストを忍んで、その日が近づくとイタリア各地の教会では若いキリスト教徒でごった返しますが、史実には13日に磔になったという記載はどこにもありません。(2023.10.16)  続きを読む

1級市民と2級市民の格差が拡がるフランスの実情

今週は、パリ、ルーアン、シノン、オルレアンとフランス国内を移動しています。パリはファッション・ウィークということもあって煌びやかなように見えますが、フランスの実情は穏やかではありません。この夏、フランス全土で暴動が起きたのも記憶に新しく、きっかけはパリ郊外で警官による17歳の黒人少年射殺事件でしたが、ショッピングセンターや商店で略奪が公然と行われ、終いには市長の自宅襲撃まで過激化。最終的に5千人を超える逮捕者が出るほどの大惨事になりました。(2023.10.09)  続きを読む

乱れてしまった自律神経を整える

今週は、福井、米原、浜松、東京と移動しています。9月は天候が変わりやすいので注意しましょう、と先日もお伝えしましたように、日本全国不安定な気候が続きます。なにも不安定なのは気候に限らず、想像以上に人の心身は天候の影響を受けており、悪化すると「天気痛」や「気象病」などとも言われ、時には痛みが伴います。(2023.09.25)  続きを読む

「銀座」と呼ばれる北陸の地で考えること

今週は、福井県敦賀市にいます。2024年3月16日に北陸新幹線の金沢〜敦賀間が延伸され、おおむね毎時1本東京から直行便(3時間8分)が出るため、今後、北陸観光のあたらしい拠点として急浮上中の敦賀は、現在、インバウンドを想定したプロモーションに余念がありません。(2023.09.18)  続きを読む

9月は世界や各人の命運が分かれる特異月

今週も、東京にいます。台風による曇り空や雨模様が多い今週ですが、自著「いままで起きたこと、これから起きること。〜「周期」で読み解く世界の未来〜 」にも記載しましたように、地球を含む宇宙には人智を超えたサイクルがありまして、古くから日本でも二十四節気・五節句などのほかに、「二百十日」と呼ばれる暦日があります。(2023.09.11)  続きを読む

残暑の中で日本だけに定着したマスク文化を考える

今週は、東京にいます。久しぶりに東京に戻ると暑さにも驚きますが、いまだ新型コロナ関連の報道とマスクして通勤する人たちの多さに、なにより驚いています。(2023.09.04)  続きを読む

旅行者が新天地を探すことができるか試される時代

今週は、シッチェスにいます。バルセロナから45分ほどのところにある海辺のシッチェスは、映画祭やLGBTカルチャーで知られる人口3万人に満たない小さな街です。この街にアーティストや知識人が集まるようになったのは、画家サンティアゴ・ルシニョールが夏の間滞在した19世紀まで遡り、20世紀中盤になるとフランコ体制下のスペイン本土でカウンターカルチャーの中心地となって「ミニチュアのイビサ」と呼ばれるようになりましたが、イビサのような商業化された巨大クラブはありません。(2023.08.28)  続きを読む

地域住民の生活が奪われるオーバーツーリズム問題

今週は、バルセロナにいます。先月バルセロナに滞在した際、オーバーツーリズムの問題をお伝えしましたが、夏休みピークの今週、その実態を街中で垣間見て驚いています。(2023.08.21)  続きを読む

仮想通貨最先端のケニア

今週は、ナイロビにいます。近年、ケニアでは携帯電話で使える電子マネー「M―PESA(エムペサ)」が事実上の標準通貨となっていましたが、実は仮想通貨取引がある154カ国中トップに立つ「仮想通貨立国」でもありまして、現在、ケニアの16歳〜64歳のインターネットユーザーのおよそ15%が仮想通貨を保有していることが明らかになっています。(2023.08.14)  続きを読む

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