高城剛の記事一覧

1964年葛飾柴又生まれ。日大芸術学部在学中に「東京国際ビデオビエンナーレ」グランプリ受賞後、メディアを超えて横断的に活動。 著書に『ヤバいぜっ! デジタル日本』(集英社)、『「ひきこもり国家」日本』(宝島社)、『オーガニック革命』(集英社)、『私の名前は高城剛。住所不定、職業不明。』(マガジンハウス)などがある。 自身も数多くのメディアに登場し、NTT、パナソニック、プレイステーション、ヴァージン・アトランティックなどの広告に出演。 総務省情報通信審議会専門委員など公職歴任。 2008年より、拠点を欧州へ移し活動。 現在、コミュニケーション戦略と次世代テクノロジーを専門に、創造産業全般にわたって活躍。ファッションTVシニア・クリエイティブ・ディレクターも務めている。 最新刊は『時代を生きる力』(マガジンハウス)を発売。
記事一覧: 452件

レストランからバルへ、大きくかわりつつある美食世界一の街

今週は、サンセバスチャンにいます。いまから十年以上前に出版した自著「人口18万の街がなぜ美食世界一になれたのか― スペイン サン・セバスチャンの奇跡」は、年々版を重ね、おかげさまでいまも売れ続けている一冊です。当時スペインに住んでいた僕は頻繁にこの街に通い、観光資源のない街がたった10年で変われた理由を独自の視点でまとめました。(2023.06.19)  続きを読む

国民の多極分断化が急速に進むドイツ

今週は、ベルリンにいます。現在、ドイツ全土で金融緩和とウクライナ紛争の影響から、高いインフレ率やエネルギー料金の驚くほどの高騰が見られます。先月のインフレ率は+6.1%、エネルギー消費者価格+6.8%、食料品消費者価格17.2%と国民の生活を直撃しており、デモが増え、不満が高まっているのが街角でもわかるほど緊張が漂います。(2023.06.12)  続きを読む

マジックキングダムが夢から目覚めるとき

今週は、フロリダ州オーランドにいます。あまり知られていませんが、この街にあるディズニーワールドは、長年、治外法権同然でした。正式名称「ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート」は、6パークを有する世界最大のテーマパークとして知られており、総面積122平方キロメートルと北海道夕張市より大きな敷地を誇り、山手線内面積の1.5倍もの敷地があります。従業員数だけで6万人を超え、まさにマジック・キングダムなのです。(2023.06.05)  続きを読む

サプリメントにも必要な「衣替え」

今週は、福岡→東京→高崎→川越→東京と移動してます。来週からおよそ二ヶ月間で、世界二周の旅路に出ます。すでに今年世界二周近くしておりますが、夏至も近く、北半球は撮影シーズン真っ只中。国内撮影も無事終了し、体調も整え、いよいよ残るはパッキング、なかでも季節にあわせたサプリ選びです!(2023.05.29)  続きを読む

スマートシティ実現と既得権益維持は両立するか

今週は、福岡にいます。主要駅、空港、港が5km圏内にあり、都市圏人口がおよそ250万人程度と理想的なサイズ感から、いつしか日本を代表するコンパクトシティと呼ばれるようになった福岡。(2023.05.22)  続きを読む

ドーパミン中毒からの脱却をめざして

今週は、東京にいます。 薫風香る(Sweetest days of May)日本ですが、中南米での劣悪な食事が続いたため、次の渡航までの数週間に食事を選べる東京で立て直ししなければなりません。一見、デトックスに励み、正しい食事をする事がなにより大切のように思えますが、実はそれ以前に脳内を再構築する必要があります。(2023.05.08)  続きを読む

コロナ渦で大きく変わってしまったシアトルの街

今週は、シアトルにいます。 この一ヶ月ほど、ニューヨーク、マイアミ、LA、ラスベガス、ポートランドを回りましたが、この街が一番コロナ以前と以後に大きな違いがあります。数年前まで「Amazonの城下町」と呼ばれ活況を呈していたダウンタウンに、現在、まったく人がいません。(2023.05.01)  続きを読む

ラスベガスは再び大きな方向転換を迫られるか

今週は、ラスベガスにいます。コロナ禍も去って世界中でイベントや展示会も開催されはじめ、「コンベンションの街」ラスベガスにも少しづつ活気が戻ってきました。ラスベガスがカジノの街から「コンベンションの街」へと変貌した1990年代。当時LAに住んでいた僕は、頻繁に開催されたコンベンションへ通うと同時に、この町の変貌を目の当たりにしてきました。(2023.04.24)  続きを読む

21世紀の黄金、コーヒー

今週は、コロンビアのボゴタにいます。都市圏人口1000万人を超えるメガシティであるボゴタは、アンデス山脈に囲まれた標高2640メートルに位置しており、赤道が近いにもかかわらず、気候は高山気候性に入るため、雨季である現在は暑くないどころか寒い日が続きます。(2023.04.17)  続きを読む

史上最高値をつける21世紀の農産物

今週は、パナマのダビデにいます。いまから十年ほど前、この地域から「21世紀の黄金」が出て大騒ぎになったことがあります。その黄金の名前は「ゲイシャ」。いままでになかったコーヒーの新種が、史上最高値で取引されたのです。(2023.04.10)  続きを読む
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