高城剛の記事一覧
1964年葛飾柴又生まれ。日大芸術学部在学中に「東京国際ビデオビエンナーレ」グランプリ受賞後、メディアを超えて横断的に活動。 著書に『ヤバいぜっ! デジタル日本』(集英社)、『「ひきこもり国家」日本』(宝島社)、『オーガニック革命』(集英社)、『私の名前は高城剛。住所不定、職業不明。』(マガジンハウス)などがある。 自身も数多くのメディアに登場し、NTT、パナソニック、プレイステーション、ヴァージン・アトランティックなどの広告に出演。 総務省情報通信審議会専門委員など公職歴任。 2008年より、拠点を欧州へ移し活動。 現在、コミュニケーション戦略と次世代テクノロジーを専門に、創造産業全般にわたって活躍。ファッションTVシニア・クリエイティブ・ディレクターも務めている。 最新刊は『時代を生きる力』(マガジンハウス)を発売。記事一覧:
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遺伝子と食事の関係
今週も、東京にいます。毎年撮影シーズンが終わって東京に戻る晩秋に、食事を大きく変えてmTOR遺伝子の切り替えを行っています。mTOR遺伝子とは、細胞内シグナル伝達に関与するタンパク質キナーゼのことで、このmTORをスイッチングして、飢餓モードから蓄積モードへと徐々に切り替えます。(2022.11.14) 続きを読む
本来ハロウィーンが意味していた由来を考える
今週は、東京にいます。いまから1万2000年ほど前、北米に隕石が衝突しました。これが原因で温暖期だったベーリング/アレレード期が突如終わり、1000年間に渡る寒冷期ヤンガードリアス期がはじまります。当時、メキシコにあった村々は壊滅し、北欧の森林はツンドラへと変貌。大津波が世界中を襲い、地域によっては、ある日突然マイナス20度近く気温が下落し、大きな気候変動がおきました。この隕石が衝突した日が、今週10月31日です。(2022.11.07) 続きを読む
身近な日本の街並みが外国資本になっているかもしれない時代
今週は、東京にいます。毎年春から秋まで北半球を巡っていますが、今年の撮影シーズンもほぼ終わり、撮ってきた写真や動画の編集、そして来シーズンのための準備がはじまりました。都内を歩くと入国を緩和したこともあってインバウンド客が目立ち、秋葉原に出向けば円安を利用し爆買いする人が多く、言葉を聞く限りタイ人やインドネシア人もが増えているように感じています。この爆買いには、不動産も含まれます。(2022.10.31) 続きを読む
スターウォーズとレンズとウクライナ紛争
今週は、八ヶ岳にいます。登山シーズンも終わり、静かになった山麓は、もう紅葉の季節です。今週、赤岳や天狗岳が初冠雪。鷽(うそ)を見かけることが増え、ゆっくりと冬の足音が聞こえはじめました。さて、ご質問を多々頂戴していることもありまして、今週は普段見ているドラマのお話し。(2022.10.24) 続きを読む
児島ジーンズ・ストリートを歩いて考えたこと
今週は、児島にいます。いまでこそ世界的なデニムの生産地と知られる岡山県倉敷市南東部にある児島は、もともと岡山県本土と陸続きではなく、瀬戸内海に浮かぶ小さな島でした。それが江戸時代の干拓によって陸続きになって本州の一部になります。ですが、干拓地は海でしたので塩分が多く、稲作には向きません。そこで、塩分に強い綿花栽培が盛んになりました。(2022.10.17) 続きを読む
季節の変わり目は食事を見直す変わり目
今週も、東京にいます。およそ二年半がかりで書き上げた自分の遺伝子を公開する最新刊「BIO HACKING」の出版にあわせ、また、多くの方々からお問合せいただいております僕の直近の食事内容につきまして、今週はお話ししたいと思います。この一ヶ月のメインの食事といえば、ほぼ「粉」だけ。こう書くと驚かれる方もいらっしゃると思いますが、実は自分でも驚いています、「粉」と「液」だけでもやっていけるんだと。(2022.10.10) 続きを読む
2022年夏、私的なベスト・ヘッドフォン(アンプ編)
今週は、東京にいます。秋晴れが続く気持ちが良い季節になりましたが、この「秋晴れ」とは近著にも書きましたように、二十四節気の第16番目の節気「秋分」からはじまります。さて、今週から秋葉原通いが復活しまして、遅くなってしましたが、引き続き「2022年夏私的なベスト・ヘッドフォン(アンプ編)」を発表したいと思います。(2022.10.03) 続きを読む
タンザニアで感じるトップの死に対する本当の評価
今週は、タンザニアのアルーシャにいます。昨年もお伝えしましたが、タンザニアでは「コロナはない」ことになっており、一昨年5月以降、新型ウイルスの感染状況を公表するのをやめています。当時、ジョン・マグフリ大統領が、パパイヤ、自動車オイル、ヤギのミルクなどをPCR検査に出すと、すべて陽性になったので正確さに欠けると発表。あわせて「コロナフリー」宣言をしたため、ウイルスや感染事例の存在は公式的にはなくなりました。この状況は現在も続きます。(2022.09.26) 続きを読む
コーヒー立国エチオピアで知るコーヒーの事実
今週は、エチオピアのイルガチェフェにいます。エチオピアには「エチオピア時間」という、なかなか理解できない時間と暦があります。先週金曜日、このメールマガジンを発行した日時は、日本時間では2022年9月9日16時20分でしたが、エチオピアでは2014年13月4日16時20分になり、本日は年が明けて2015年9月6日です。何度教えてもらっても、サッパリわかりません!(2022.09.19) 続きを読む
「どこでもできる仕事」と「そこじゃなきゃできない仕事」
今週は、エチオピアのカファにいます。コーヒー発祥の地、カファ。ここは、いまでも世界有数のコーヒーの産地ですが、実はエチオピアのコーヒーの大きな特徴は、国内消費が非常に高いという点にあります。年間生産量650万袋のうち約半分が国内で消費され、残り半分が輸出される地産地消農産物なのです。(2022.09.12) 続きを読む
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