高城剛の記事一覧
1964年葛飾柴又生まれ。日大芸術学部在学中に「東京国際ビデオビエンナーレ」グランプリ受賞後、メディアを超えて横断的に活動。 著書に『ヤバいぜっ! デジタル日本』(集英社)、『「ひきこもり国家」日本』(宝島社)、『オーガニック革命』(集英社)、『私の名前は高城剛。住所不定、職業不明。』(マガジンハウス)などがある。 自身も数多くのメディアに登場し、NTT、パナソニック、プレイステーション、ヴァージン・アトランティックなどの広告に出演。 総務省情報通信審議会専門委員など公職歴任。 2008年より、拠点を欧州へ移し活動。 現在、コミュニケーション戦略と次世代テクノロジーを専門に、創造産業全般にわたって活躍。ファッションTVシニア・クリエイティブ・ディレクターも務めている。 最新刊は『時代を生きる力』(マガジンハウス)を発売。記事一覧:
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5年前とは違う国になったと実感する日々
今週は、ロサンゼルスにいます。独立記念日を含む連休ということもあって、今週はどこもお祭りムードでして、モールに出向けば人だらけ。誰もマスクをしておらず、1年前とはまったく別の光景が見られます。(2022.07.11) 続きを読む
夏至にまつわる話
今週は、東京にいます。久しぶりに東京に戻ると季節はすっかり変わり、曇っているのに湿度が高い梅雨らしい日々が続きます。数ヶ月前に東京を出た時には、まだまだ肌寒い花粉症の季節でしたが、現在、長く滞在していたカリブ海とはまったく違う気候に身体がかなり戸惑いを感じています。(2022.06.27) 続きを読む
相反するふたつの間にある絶妙なバランス点
今週は、屋久島にいます。ある時、理由も意味もなく同じ旅先に何度も通うようになることがあります。90年代の屋久島は、僕にとってそんな場所でした。その後、屋久島初の豪華リゾート「あかつき」(のちの「サンカラ」)が島外(神奈川)の土建業者によって建てられ、伝説とも言える民宿「晴耕雨読」の客層がガラリと変わったあたりから、僕の足も徐々に遠のくことになります。そして今回、20数年ぶりに屋久島に訪れました。(2022.06.20) 続きを読む
ハバナ症候群という不思議な病の顛末
今週もハバナにいます。いまから数年前、「ハバナ症候群」と呼ばれる世界的な事件が発生しました。2016年後半から2017年にかけて、在キューバアメリカ大使館および在キューバカナダ大使館の職員間で原因不明の頭痛、めまい、耳鳴りなどのさまざまな健康上の問題が発生。翌年2018年には、在中国アメリカ領事館職員が同様の問題を報告し始め、米国務省は中国全土に健康警戒を拡大しました。(2022.06.13) 続きを読む
ダンスのリズムがあふれる世界遺産トリニダの街
今週は、キューバの古都トリニダにいます。地面は石畳でできていて、建物の壁はカラフルな色に塗られ、50年代のアメリカン・ヴィンテージカーと馬車が走るため、ちょっとしたタイムスリップ感覚があることから欧州からのゲストに大人気の観光地となりました。2000年には世界遺産にも認定されています。(2022.05.30) 続きを読む
長寿国キューバの秘訣は予防医療
今週も、ハバナにいます。キューバは良くも悪くも「グローバル」の圏外に位置していますが、世界に冠たる輸出産業があります。それが、医療です。(2022.05.23) 続きを読む
「不思議の国」キューバの新型コロナワクチン事情
今週も、ハバナにいます。さて、今週はお問い合わせも多いキューバのワクチン事情につきまして。キューバの新型コロナのワクチン政策は、世界に類を見ません。すべてのワクチンを自国で独自に開発しており、保険医療機関、学術界、製薬界が連携して、いままでに5種類の国産ワクチンを開発しました。(2022.05.16) 続きを読む
ウクライナ情勢と呼応する「キューバ危機」再来の不安
今週も、ハバナにいます。この時期のハバナは、冬が去ってハリケーンシーズン前の心地よい時期です。最高気温は28〜29度、最低気温は21度前後と暑すぎず、過ごしやすい日々が続きますが、夏に向けて日に日に暑くなってきました。また、島国キューバの海からの玄関口ということもあって、街に心地よい風が吹き抜けます。しかし、モノがありません。(2022.05.09) 続きを読む
ポスト・パンデミックのキューバはどこに向かうのか
今週は、ハバナにいます。およそ二年半ぶりに訪れたキューバは、入国に関してワクチン接種の義務もPCR検査の提出もなにもありませんでした。冬が終わり、ハリケーン前のこの時期が年間を通じて渡航に最高なシーズンということもありまして、今回はハバナ以外にも久しぶりにキューバ国内あちこち出向いてみようと思います。ええ、心地よい気候に早速ハマったんです。しかし現在、キューバは国家財政破綻に直面しています。(2022.05.02) 続きを読む
円で請求される燃油サーチャージに隠されたおかしな仕組み
今週は、パリにいます。ウクライナ情勢の問題から、ロシア上空を迂回する安全な航路での運航のため、通常11時間半のフライトが16時間以上かかりました。距離が伸びたこととあわせて石油高騰による燃油サーチャージもかなり高額になり、また、フライトが少ないことから航空代金も驚くほど高くなっています。(2022.04.25) 続きを読む
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