卓球を原点から見直す
卓球というスポーツの原点には、「台を挟んで、ラケットでボールを打ち合う」ということがあります。卓球台があって、ネットがあって、ボールがあって、ラケットがある。これはもう、動かせない条件ですよね。それから、スポーツとしての決まりごとがあります。「コートにワンバウンドしたボールを打つ」とか「相手のコートに入れなければミス」といった、決まり事がある。それを守らなかったら、卓球になりません。
アープ理論の軸、リズム、姿勢の三要素は、そういう卓球というスポーツの原点に沿って、もっとも無理なく、無駄なく、効率的な運動はどういうものかということを追求したものなんです。姿勢を整え、ボールのバウンドのリズムに合わせ、軸に乗って運動する。そういう「卓球の運動そのもの」を磨いていくことが「卓球が上手になる」ということだと私は考えています。
しかし、多くの人が卓球というのは「覚えた技術を戦略に従って使うこと」だと考えているように見えます。フォアハンドやバックハンド、ドライブ、スマッシュといった技術を覚え、それらを組み合わせるのが卓球だと考えている。もちろん、それでもある程度までは勝てるかもしれませんが、必ず壁につきあたると思います。
なぜなら、卓球では毎回相手のボールは違うし、状況に合わせて、自分のプレーを臨機応変に変化し続けなければならないからです。そのためには、「台を挟んでラケットでボールを打ち合う」という、卓球というスポーツの原点に立ち返って、その運動を磨いていくということから始めないといけないというのが、アープ理論の考え方です。
ですから、いまの技術別の練習やトレーニング法、あるいは戦略、戦術中心のやり方に疑問を持っている人や伸び悩んでいる人はぜひ一度、アープ理論を試していただければと思っています。
[caption id="attachment_2393" align="alignnone" width="307"]
「ボールを打つ」ということが卓球の原点[/caption]
その他の記事
|
アングラ住人たちが運営する「裏の名簿業者」の実態(スプラウト) |
|
ジェームズ・ダイソンのイノベーション魂(本田雅一) |
|
スマホv.s.PC議論がもう古い理由(小寺信良) |
|
鉄鋼相場の変調とアジア経済の調整(やまもといちろう) |
|
グリーンラッシュ:合法な大麻ビジネスがもたらす大いなる可能性(高城剛) |
|
吉野彰さんノーベル化学賞に想う、リチウムイオン電池と現代デジタル製品(本田雅一) |
|
映画『ミリキタニの猫』と『ミリキタニの記憶』を観て(ロバート・ハリス) |
|
iPad Proでいろんなものをどうにかする(小寺信良) |
|
緊張して実力を発揮できない人は瞬間的に意識を飛ばそう(名越康文) |
|
怒って相手から嫌われることのメリット(岩崎夏海) |
|
子供会にLINEを導入してみた(小寺信良) |
|
泣き止まない赤ん坊に疲れ果てているあなたへ(若林理砂) |
|
自然なき現代生活とアーユルヴェーダ(高城剛) |
|
南国滞在を引き延ばすもっともらしい言い訳(高城剛) |
|
日本の30代以上だけが気づいていない「ノーリスクのリスク」(城繁幸) |











