高城剛の記事一覧
1964年葛飾柴又生まれ。日大芸術学部在学中に「東京国際ビデオビエンナーレ」グランプリ受賞後、メディアを超えて横断的に活動。 著書に『ヤバいぜっ! デジタル日本』(集英社)、『「ひきこもり国家」日本』(宝島社)、『オーガニック革命』(集英社)、『私の名前は高城剛。住所不定、職業不明。』(マガジンハウス)などがある。 自身も数多くのメディアに登場し、NTT、パナソニック、プレイステーション、ヴァージン・アトランティックなどの広告に出演。 総務省情報通信審議会専門委員など公職歴任。 2008年より、拠点を欧州へ移し活動。 現在、コミュニケーション戦略と次世代テクノロジーを専門に、創造産業全般にわたって活躍。ファッションTVシニア・クリエイティブ・ディレクターも務めている。 最新刊は『時代を生きる力』(マガジンハウス)を発売。記事一覧:
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暗黙の村のルールで成功した地域ブランド「銀座」
今週は、東京にいます。昨年は晩夏まで沖縄で過ごした後、東京の拠点を丸の内にしましたが、今年の拠点は銀座。旧ソニービルが好きだったこともあって小さな時から通い慣れた銀座ですが、いままで自分が住む場所として考えたことは一度もありませんでした。(2021.07.12) 続きを読む
土建国家の打算に翻弄される南アルプスの美しい山並
今週は、南アルプスにいます。長野県、山梨県、静岡県に跨って連なる赤石山脈(通称:南アルプス)は、日本第2位の高峰である北岳や、山脈名の由来である赤石岳など、9つの険しい山々が連なる自然豊かな地域です。(2021.07.05) 続きを読む
秋葉原のPCパーツショップで実感するインフレの波
今週は、東京にいます。久しぶりに秋葉原へと出向きましたが、自作PCパーツ価格を見てチョット驚きました。わずか1年で、買おうか考えていた高速SSDやGPUが、軒並み倍近い価格になっています! まさか自作PCブームが来たとは思えず、各ショップスタッフに話しを聞いて廻ると、インフレと日本が他国に買い負けしている実態が浮かび上がりました。(2021.06.28) 続きを読む
液体レンズの登場:1000年続いたレンズの歴史を変える可能性
今週は、金沢にいます。日曜日に「まん延防止法」が解除された石川県は、飲食店の時短要請も解除されたため、夜の街に少しづつ活気が戻ってきました。さて、思わぬ中期連載になったカメラとレンズの話しも、ついに最終回。いよいよ未来の話題です。(2021.06.21) 続きを読む
ライカのデュアルレンズを搭載したスマートフォンの登場
今週は、トカラ列島の口之島、鹿児島、萩、出雲、小淵沢と移動しています。鹿児島港からフェリーで6時間南下する、人口わずか128人の口之島。まるで外界から閉ざされたタイムマシーンのような場所で、訪れる観光客もほとんどいません。さて、今週はスマートフォンに駆逐されたカメラ市場のお話し。(2021.06.14) 続きを読む
スマートフォンの登場:デジタルカメラ市場の駆逐へ
今週は、滋賀、京都、金沢、東京、鹿児島と(陰性証明を持って)移動しています。二年前に大混雑だった観光地を巡ると、インバウンド(中国人)バブルの終焉を実感せざるを得ませんが、静寂が戻った京都の祇園で蛍が見られるなど、自然と一体になった本当の「日本の美」を再発見できる驚きもあります。さて、今週のカメラとレンズのお話しは、いよいよスマートフォンについて。(2021.06.07) 続きを読む
グローバリゼーション時代のレンズ日独同盟
今週は、東京にいます。もう、夏の日差しを感じます。二年前のこの時期には、灼熱で開催されるオリンピックを危惧し、「打ち水」などが議論されていましたが、いまやすっかり過去の話。それどころか、7週間後の未来も見えない不安定な時代に、誰もが生きています。賛成や反対ではなく、柔軟でいることが唯一の正解と思わざるを得ません。このような状況は、今後も予期せぬ形で度々訪れるでしょう。さて、今週もカメラとレンズの話しを、もう少し続けたいと思います。(2021.06.01) 続きを読む
αショック:オートフォーカスカメラの登場
今週は、石垣島→黒島→与那国島→沖縄本島→鹿児島と移動しています。さて、今週もレンズの話しをもう少し続けます。レンズは第二次世界大戦中の「国家の眼」からコンシューマーへと標準を合わせ直し、カメラは日本の高度経済成長の代表的な製品へと成長していきます。朝鮮戦争特需でニコンが躍進し、それにキヤノン、オリンパスやコニカが追従して、日本製カメラが世界を席巻しました。そして1985年、「αショック」が起きます。(2021.05.24) 続きを読む
国産カメラメーカーの誕生とその歴史を振り返る
(2021.05.17) 続きを読む
レンズ企業ツァイス社の歴史を振り返る
今週も、東京にいます。世界中のブランドを買い漁って傘下に収めるLVMHグループのベルアール・アルノー会長(PDG)が、以前、ライカの買収に動いた際、マイスターたちのこだわりと生産性の遅さから断念したことがありました。いまでもトップラインの非球面レンズは手磨きされており、長い月日をかけて一本を完成させるライカ。このライカと並ぶドイツのレンズ企業の雄がカールツァイスですが、ライカと違い、ツァイスは第二次世界大戦によって、数奇な歴史を歩みます。(2021.05.10) 続きを読む
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