の記事一覧

記事一覧: 1660件

YouTube発信を始めようと考えた理由

このところ「その歳でなぜ?」と訊ねられたことが2つ。「その歳でなぜ、MMA(総合格闘技)のマススパーリング練習会に行き始めたの?」「その歳でなぜ、YouTuber始めたの?」実際にはYouTube発信するための“準備”を始めただけなのですが、もちろんどちらにも理由があります。(2019.11.25)  続きを読む

天然の「巨大癒し装置」スリランカで今年もトレーニング・シーズン開始

今週は、スリランカの南西海岸にいます。毎年、太陽光が強くロケに向く北半球の春から秋にかけては、撮影のため各国をまわってますが(今年は地球7周し、その間デトックスを続けました)、冬になると「まとめて」トレーニングし、一年分の調整と体力づくりに励んでいます。今年も、いよいよトレーニング・シーズンに突入しました。(2019.11.25)  続きを読む

季節の変わり目に丹田呼吸で自律神経をコントロールする

今週は、富士山の麓、朝霧高原にいます。標高1000メートルを超える高原の朝は既に氷点下で、つい数日前まで滞在していたキューバとの寒暖差は40度近くあり、移動に慣れている僕でも、流石に早朝は堪えます。人間の体温は、自律神経によって調節されており、体温を上げる交感神経と体温を下げる副交感神経が、互いに働きあって適宜バランスをとっています。しかし、寒暖差の大きい場所を高速で行き来したり、同じ場所にいても突然気温が上がったり下がったりすると、それに対応しようとすることで必要以上にエネルギーを消費してしまい、疲労が蓄積します。これが、季節の変わり目に起きる「寒暖差疲労」です。(2019.11.18)  続きを読む

古い常識が生み出す新しいデジタルデバイド

僕も寄稿している『東洋経済オンライン』のトップアクセスに、目を疑うような記事があり、かなり驚いてしまいました。そこには、「4Kテレビの多くは輝度が不足していて、4Kテレビ放送を美しく表示するために必要な要件を満たしていない」とありました。不思議に思っていると、実はいつも取材しているメーカー担当者が「取材を受けたのでていねいに説明したのですが……」と、憤りを超えて残念そうにしていました。(2019.11.12)  続きを読む

キューバの有機農業に注目しているのは日本の一部の人たちだけという現実

今週も先週に引き続き、ハバナにいます。日本の一部の人たちから理想郷のように語られるキューバは、アメリカからの経済制裁を受け、1991年には主な支援元であったソビエトが崩壊すると、まもなく経済危機どころか食糧危機に陥りました。ここから、奇遇にも石油エネルギーや化学肥料を使わない本格的な有機農業がスタートしました。国を挙げて土壌を検査し、堆肥づくりに適したミミズを選び、都市の空き地を農地に変え、「キューバは有機野菜大国になった」といった言説が駆け回ります。しかし、事実は少し異なります。(2019.11.11)  続きを読む

米大統領選に翻弄されるキューバのいま

今週は、ハバナにいます。数年ぶりにキューバへ撮影のために訪れていますが、現在、日本からキューバへの送金が一切禁止されているため、制作費や必要経費を現金で持ち込まねばなりません。これは米国の意向によるもので、米国財務省外国資産管理室(OFAC)は、外交政策・安全保障上の目的から、米国が指定した国・地域や特定の個人・団体などについて、取引禁止や資産凍結などの措置を行っており、こうした規制は「OFAC規制」と日本の金融機関内部で呼ばれています。それが、この秋からはじまりました。(2019.11.04)  続きを読む

「身の丈」萩生田光一文部科学相の失言が文科行政に問いかけるもの

実に良くない時期に、望ましくない発言が飛び出して大変な騒ぎになっております。そもそも英語民間試験をやることが大学入試改革の大きな柱になること自体が問題なのですが、一方で教育の機会が地方で貧困である現実が改めて浮き彫りになり、また、それを自民党議員も一応はそれと知りつつも、学習や教育機会の均等には話が進まないままの英語民間試験が期日通り行えなさそうだということに「現場が『ふざけるな』」と言っているあたりに、我が国の教育問題の根深さを知るところであります。(2019.11.01)  続きを読む

「国際競争力」のために、何かを切り捨ててよいのか

1992年、大前研一さんが提唱していた「平成維新(の会)」はなかなか衝撃でありまして、まだ当時は「新自由主義」というものが何者か皆良く分かっておらず、失われた10年の立役者でもある竹中平蔵さん(と故・与謝野馨さんの戦いのなか)で「あ、これはアカンのでは」となるまで日本再興のビジョンとして輝きを放っていました。もちろん、後講釈で言えば単に日本の政治が混乱しただけだったんですが、私も「確かにこれはそのまま実現したら面白いんじゃないか」と柄にもなく興奮したこともありましたし、選挙の手伝いに駆り出されていろいろやったりしました。90年代は、まだ日本は上を見ていられた時代なんですよね。(2019.10.29)  続きを読む

ついにアメリカがペンス副大統領の大演説で対中対立の道筋がついてしまう

「やるぞやるぞ」と言われて、いままで「まあ、そうは言ってもまだ経済面の競争に過ぎないから」と羽交い絞めのような感じで対応していた米ホワイトハウスも、ついにペンス演説が出てしまいました。一年ぶりの大演説となったわけですが、いままで「米中対立というのは中国一国を押さえれば済むビジネス上の紛争に過ぎない」としてきた俺たちのトランプ大統領の概念から、一歩も二歩も進んで「中国というのは独裁的な国家体制を輸出する民主主義の敵である」という概念の戦いとする俺たちのペンス副大統領のほうがより大きなアメリカの意志だぞということで、アメリカ議会もそれなりに総立ちで超党派の対中タカ派が勃興、いわゆる武闘的なネオコン派(ネオ・コンサーバティブ)と合体して本格的な覇権争いにシフトしたぞというのが世界の大構造であります。何がヤバいって、もちろん問答無用で日本もこれに巻き込まれるわけです。(2019.10.28)  続きを読む

変化が予測できない時代

Googleは“Sycamore”と彼らが呼ぶ量子コンピューターが、量子超越性を有したと発表して、テクノロジー業界に激震が走りました。彼らの論文によると、一般的なコンピューターであれば数千年かかるとされる処理が、Sycamoreではおよそ3分半ぐらいで計算を終えるというのです。(2019.10.28)  続きを読む

ページのトップへ