の記事一覧

記事一覧: 1661件

高2だった僕はその文章に感情を強く揺さぶられた〜石牟礼道子さんの「ゆき女聞き書き」

石牟礼道子さんが亡くなった。『苦海浄土』は、自分にとって大きなインパクトを与えられた作品であり、一時代の終わりを感じさせられる。石牟礼さんが描いた水俣を訪ねると、石牟礼さんの功績を否定する人はおらず、ただ「患者を聖なる存在にしてしまった」というような批判はあったりはする。「現場」は様々な利害、便益が、交錯する場なのだなと思い知られたこともあった。(2018.02.20)  続きを読む

なぜか「KKベストセラーズ」問題勃発と出版業界の悲しい話

一部では楽観論も出ていたKKベストセラーズ社の混乱の話ですが、どうも変な話になってしまったようです。2015年ごろから「KKベストセラーズが引受先を探している」「身売り話が出た」というもっぱらの噂はあったものの、比較的編集者が元気な出版社なので、代替わりして新しい資本でも入れるだけではないかと思われていた矢先に、かなり微妙な形で話題になってしまったため非常に残念です。(2018.02.19)  続きを読む

MacBook Proをサクッと拡張する「QacQoc GN28G」

最近はMacBookの横にくっつけるタイプの拡張端子が結構低価格で出回るようになってきている。最初はクラウドファンディングあたりで出始めた商品だと思うが、今は量販店などでも様々なメーカーから販売されるようになっており、Amazonで探しただけでも7〜8種類はありそうだ。価格的にも結構安い。時代は変わったなぁと思いつつ、比較的評判の良さそうなものを1つ買ってみた。それが「QacQoc GN28G」である。(2018.02.19)  続きを読む

今年の冬は丹田トレーニングを取り入れました

今週は、東京にいます。冬季トレーニング週間も、あとわずかとなりましたが、今年取り入れた新規トレーニングのひとつが、「丹田トレーニング」です。丹田(たんでん)とは、へそから5-9センチほど下、中へ数センチほど入ったところにあるとされる「気」の「田」のことで、西洋医学的には、「腸」に過ぎませんが、東洋医学的には、精気を集め、養う重要な場所と言われています。(2018.02.19)  続きを読む

終わらない「大学生の奨学金論争」と疲弊する学びの現場

返済しなければならない奨学金を巡っての論争は、私が大学生のころから度々出ては消える、古式ゆかしい類の階級論争の具になりやすい案件であります。最近再び降ってわいたのも、大学自体が子供の数の減少で苦しくなる中、大学への進学率を確保するためにどんどん奨学金という名の学資ローンをぶち込む世界観が問題になっていることは間違いありません。(2018.02.16)  続きを読む

AV女優だからって、特別な生き方じゃない 『名前のない女たち~うそつき女』サトウトシキ監督インタビュー

メルマガ「映画の友よ」で公開中の映画『名前のない女たち〜うそつき女』の取材を行い、サトウトシキ監督にインタビューしました。(2018.02.16)  続きを読む

週刊金融日記 第304号【楽しいのはパーティーか読書か、世界の株式市場が大暴落、新大久保で美味しいネパール料理他】

最近は本当に寒いですね。日本の冬は厳しいです。みなさん風邪をひかないように気をつけてください。加湿器を持っていない人はぜひひとつ買うといいと思います。僕は加湿器を使うようになってから、風邪をひく確率がだいぶ下がりました。(2018.02.14)  続きを読む

そんなに「変」じゃなかった「変なホテル」

ある日ウェブニュースを読んでいると、「変なホテル、東京にオープン」という記事が目に入った。「変なホテル」とは、H.I.Sグループが展開するホテルチェーンで、ハウステンボスにある一号店が有名だろう。ロボットが接客し、客室には様々なIT機器が置かれている。「変な」とは変わった、という意味ではなく、機器やサービスが常に変わり続けるホテル、という意味らしい。2月1日に、東京・銀座に「変なホテル 東京銀座」としてオープンした。部屋の空きを見ると、どうやら泊まれそうだ。というわけで、ちょっと一泊してきてみた。当然、取材として先方から便宜は図られていない。完全な自腹である。(2018.02.12)  続きを読む

日本が観光立国になり得るかどうかの試金石はVIPサービスにあり

今週は、沖縄の今帰仁にいます。2017年の沖縄県入域観光客数が、ハワイの観光客数を初めて上回りました! これは、2000年代初頭、沖縄ブーム創出に関わった人々の悲願であり、ついに、国際的な観光地として、あたらしいステージに立てたことを意味します。数日前に、正式な数字が発表され、当時、僕と共に仕事をしていた沖縄のスタッフから、歓喜の報告をいただきました。実に感慨深いものがあります。(2018.02.12)  続きを読む

ソニー平井CEOの引き際。なぜソニーは復活できたのか

平井氏は、どん底の大赤字を出したソニー暗黒時代に社長兼CEOとなり、2期目に掲げた収益目標を達成。過去最高益が確実になった、まさに“何をやっても許される”我が世の春を迎えたところで、子会社の経営を立て直し、自ら三顧の礼で迎えた吉田氏に社長を譲ることになった。平井氏が、どのような道程でソニーを立て直したのか。過去の取材メモを掘り起こしながら、ふだんは記事化していない意外な側面について書いてみることにした。(2018.02.09)  続きを読む

ページのトップへ