城先生から「先生は、やめていただくと、うれしいです。先生は、自然。人間を先生にすると、今の世になります。」そして、その後、城先生からの年賀状に「人間基準と自然基準では正反対になります。実践でそれを味わっています」とあったらしい。K女史は大変丁寧な方なので、当初「城先生」と呼ぶつもりであったらしいが、城先生からこのような要望が出されたので、いっしょうけんめい「城さん」と呼ぶ練習をして、講習会に臨まれたらしい。K女史の人柄を知っているだけに、その報告のメールを読んでいて、何となく微笑が浮かんできた。
さて、私はこの城先生と3月7日に、東京のど真ん中、銀座の中央公論新社で公開トークを行なう事になっているのだが、ここで城先生をどのようにお呼びするかという事が、ひとつの大きな課題として浮上してきた。ものを教える立場の人を「先生」と敬称で呼ぶことは、一つの日本の伝統的習慣である。私も日本の武術という、いわば日本の伝統的世界の末端に関わっている者として、その常識の中にいる。ただ、それはあくまでも私自身の価値観の習慣性や美意識の問題であるから、他人に対してそれを強要するつもりは全くない。したがって私は、ただ、相手が呼びたいように呼んでもらうだけである。しかし、私も相手によっては「甲野先生」などと呼ばれると、あまり居心地が良くないことがある事は確かだ。
その他の記事
|
ピクサーにみる「いま、物語を紡ぐ」ための第3の道(岩崎夏海) |
|
「ローリング・リリース」の苦悩(西田宗千佳) |
|
21世紀の民族大移動:大きくリフォーム中にある移民大国の今(高城剛) |
|
普遍的無意識を目指すあたらしい旅路(高城剛) |
|
中国資本進出に揺れるスリランカ(高城未来研究所【Future Report】より)(高城剛) |
|
「負けを誰かに押し付ける」地方から見た日本社会撤退戦(やまもといちろう) |
|
驚きとは、システムのほころびを愛でること(名越康文) |
|
「春のイライラ」東洋医学の力で解消しよう!(若林理砂) |
|
人生は長い旅路(高城剛) |
|
観光業の未来を考える(高城剛) |
|
川端裕人×オランウータン研究者久世濃子さん<ヒトに近くて遠い生き物、「オランウータン」を追いかけて>第2回(川端裕人) |
|
週刊金融日記 第279号 <ビットコインはバブルなのか、トランプvs金正恩チキンレースで米朝開戦の危機他>(藤沢数希) |
|
「キャラを作る」のって悪いことですか?(名越康文) |
|
ポストコロナ:そろそろコロナ対策の出口戦略を考える(やまもといちろう) |
|
もし朝日新聞社が年俸制で記者がばんばん転職する会社だったら(城繁幸) |











