
高城剛の記事一覧
1964年葛飾柴又生まれ。日大芸術学部在学中に「東京国際ビデオビエンナーレ」グランプリ受賞後、メディアを超えて横断的に活動。 著書に『ヤバいぜっ! デジタル日本』(集英社)、『「ひきこもり国家」日本』(宝島社)、『オーガニック革命』(集英社)、『私の名前は高城剛。住所不定、職業不明。』(マガジンハウス)などがある。 自身も数多くのメディアに登場し、NTT、パナソニック、プレイステーション、ヴァージン・アトランティックなどの広告に出演。 総務省情報通信審議会専門委員など公職歴任。 2008年より、拠点を欧州へ移し活動。 現在、コミュニケーション戦略と次世代テクノロジーを専門に、創造産業全般にわたって活躍。ファッションTVシニア・クリエイティブ・ディレクターも務めている。 最新刊は『時代を生きる力』(マガジンハウス)を発売。記事一覧:
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キューバの有機農業に注目しているのは日本の一部の人たちだけという現実
今週も先週に引き続き、ハバナにいます。日本の一部の人たちから理想郷のように語られるキューバは、アメリカからの経済制裁を受け、1991年には主な支援元であったソビエトが崩壊すると、まもなく経済危機どころか食糧危機に陥りました。ここから、奇遇にも石油エネルギーや化学肥料を使わない本格的な有機農業がスタートしました。国を挙げて土壌を検査し、堆肥づくりに適したミミズを選び、都市の空き地を農地に変え、「キューバは有機野菜大国になった」といった言説が駆け回ります。しかし、事実は少し異なります。(2019.11.11) 続きを読む
米大統領選に翻弄されるキューバのいま
今週は、ハバナにいます。数年ぶりにキューバへ撮影のために訪れていますが、現在、日本からキューバへの送金が一切禁止されているため、制作費や必要経費を現金で持ち込まねばなりません。これは米国の意向によるもので、米国財務省外国資産管理室(OFAC)は、外交政策・安全保障上の目的から、米国が指定した国・地域や特定の個人・団体などについて、取引禁止や資産凍結などの措置を行っており、こうした規制は「OFAC規制」と日本の金融機関内部で呼ばれています。それが、この秋からはじまりました。(2019.11.04) 続きを読む
インド最大の都市で感じる気候変動の脅威
今週は、ムンバイにいます。昨年の同じ時期にも訪れましたが、日々降り続く雨は明らかな異常気象で、地球全体が2019年を境に、まったく別の気象環境に突入したように、あちこちまわって感じています。(2019.10.28) 続きを読む
気候変動がもたらす望まれない砂漠の緑地の皮肉
今週は、タール砂漠のオアシス、ジャイサルメールにいます。大きなインドのなかで、最大の面積を誇るラジャスタン州は、広大なタール砂漠を擁していますが、この地が砂漠になる前は、偉大なる文明の地でもありました。それが、インダス文明です。しかし、インダス文明は滅びます。その理由は、紀元前2000年を前後して起こった気候変動が、豊かだったこの地を不毛にしてしまったからに他なりません。(2019.10.21) 続きを読む
昼も夜も幻想的な最後のオアシス、ジョードプル
(2019.10.14) 続きを読む
バンクーバーの街中で出会う「みっつの団体」
今週は、バンクーバーにいます。もうすっかり秋模様のカナダですが、街を歩くと「みっつの団体」に日々出会います。ひとつめの団体は、ハリウッド大作映画の撮影隊。(2019.10.07) 続きを読む
美食にサーフィンに映画と三拍子揃ったサンセバスチャンの「美味しさ」
今週は、サンセバスチャンにいます。いまから7年前に出した自著「人口18万の街がなぜ美食世界一になれたのか―スペイン サン・セバスチャンの奇跡」は、おかげさまで、いまも増刷を続ける超ロングセラーの一冊となりました。いったい、なぜこんな通年天気が悪い小さな街が、世界有数の美食都市になったのでしょうか?(2019.09.30) 続きを読む
ヨーロッパ最大の放送機器展でこれから来る欧州の冬を想像する
今週は、アムステルダムにいます。毎年9月にアムステルダムのメッセ会場RAIで、国際放送機器展=IBC(International Broadcasting Convention)が開催されます。
IBCはヨーロッパ最大の放送機器展で、「世界でもっとも影響力があるメディアとエンターテイメント、テクノロジーの祭典」と名打つだけのことがあり、1700社の出展と期間中の来場者も6万人を超え、世界170カ国からの参加者が訪れ、賑わいを見せています。(2019.09.23) 続きを読む
アーユルヴェーダで身体をデトックスしても治らないのは……
今週も、スリランカのアーユルヴェーダ施設にいます。人類が遺伝子の存在を知る5000年以上前から、アーユルヴェーダは人によって体質が異なり、それは親から引き継いだものだと考えられていました。アーユルヴェーダの診断は、主に脈診と問診により、その人の「ドーシャ」が、どのような状態になっているか判断することからはじまります。(2019.09.16) 続きを読む
アーユルヴェーダで本格的デトックスに取り組む
今週は、スリランカにいます。ここ10年ほど、18ヵ月から24ヶ月に一度のペースでスリランカにあるアーユルヴェーダ施設に通って、心身のデトックスとメンテナンスに務めています。アーユルヴェーダは5000年以上前のヒマラヤに源流をもち、天然のハーブ、習慣の改善、ヨガ・瞑想、食事などで、ライフスタイルをありとあらゆる側面から見直し、総合的なアプローチによって健康に導く、WHO(世界保健機関)が認める世界最古の伝統医療です。(2019.09.09) 続きを読む
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「投資」や「保険」としての移住(高城剛) |
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街は誰のものなのか(高城剛) |
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季節の変わり目を迎えて(高城剛) |
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『売れるネット広告社』加藤公一レオさんから派手な面白ムーブが出る一部始終(やまもといちろう) |
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田端信太郎氏の侮辱罪容疑書類送検から考える「株主論評」罵倒芸の今後(やまもといちろう) |
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甲信越の山々を歩いて縄文の時代を想う(2025年10月13日) |
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世界経済の動向を歴史的サイクルから考える(2025年10月6日) |
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J.K.ローリングとエマ・ワトソンの対立が示すトランスジェンダー論争の深刻さ(2025年10月2日) |
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田端信太郎氏の侮辱罪容疑書類送検から考える「株主論評」罵倒芸の今後(2025年9月30日) |
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『売れるネット広告社』加藤公一レオさんから派手な面白ムーブが出る一部始終(2025年9月30日) |