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インターネットに期待されてきた理想と現実の落差
世界中がすべてフラットにつながり人類全体によって情報が共有される理想的な社会を実現するためのプラットフォームとして語られることが多かったインターネットですが、2010年代が終わろうとする今日この頃ではそうした楽観的な考えは徐々にしぼみつつあるように感じます。(2019.08.31) 続きを読む
アジアの安全保障で、いま以上に日本の立場を明確にし、コミットし、宣伝しなければならなくなりました
産経新聞に改めて香港情勢の記事を掲載したのですが、お陰様でアジア系の安全保障コミュニティでも取り上げられて、私でも少しは役に立ったのかなという印象です。というのも、河野太郎外相が比較的こういう問題には強いということもあって、アジアにおける日本の立場や考え方が、米中対立の中で相対的に重要視されてきているというのがあるかもしれません。というか、海外のメディアからの問い合わせが純粋に増えてきました。また、日本はこの問題についてどういう考えを持っているのか、という基本的なところから一定の理解が海外メディアに読み解かれたうえで、より込み入った問題についての日本の対応が注目されてきたとも言えます。(2019.08.26) 続きを読む
秋葉原の路上での偶然の出会いこそが僕にとっての東京の魅力
今週は、東京にいます。久しぶりの東京滞在とありまして、西新宿カメラ街と秋葉原電気街を往復する日々を過ごしています。冷静に考えれば、買って1-2回した使わないだろうな、と思うような(購入時には逸品に見える)ジャンクな品々を買いまくっていますが、実際、大半は数日以内に残骸。なにしろ、ほとんどの品がはじめから「ジャンク」と書いてありますゆえ、しかし、買わずにいられない愛すべき「ストリート・ガジェット」探しが、僕にとって東京の魅力のひとつです。(2019.08.26) 続きを読む
古都には似つかわしくない最先端の「現代日本語」講座
今週は、金沢にいます。夏休み時期とありまして、海外からの友人が日本に多く訪れています。すでに数回来日し、京都や北海道に何度も訪れている友人たちには、新しい旅先として金沢を薦めており、今週も夜遅くに古都で集合しました。(2019.08.26) 続きを読む
韓国情勢「再評価」で、問題知識人が炙り出されるリトマス試験紙大会と化す
韓国・文ジェイン大統領が民情を優先することで、日韓間のGSOMIA破棄という悪いほうのシナリオになったので、いろいろと整理が必要な段階に入ってきました。この問題の評価としては、言うまでもなくハード面(いわゆるガチ戦争)ではTHAADの情報を最新でもらえるわけではない日韓、また海洋を挟んでしか侵攻の怖れがない日本としても、協定がなくなったからただちに日本が困るわけではない、という日本側にとっては「そんなに痛くは無い」という評価が官邸では早々に下されています。(2019.08.24) 続きを読む
“スクランブル化”だけで本当の意味で「NHKから国民を守る」ことはできるのか?
先の参院選で「NHKから国民を守る党」が議席を取り、さらには既存の国会議員も合流しただけで終わるのではなく、党首の立花孝志氏がマスコミを騒がせる劇場型の露出を繰り返しています。このメルマガで政治的な発信をしたいとは思いませんから、N国党の是非に関して論じるつもりはないのですが、一方でNHKの受信料やスクランブル化にまつわる話は、これまでにいくつも取材を重ねてきたこともあり、少々気になっているところです。(2019.08.24) 続きを読む
脳と味覚の関係
取材の中で知った興味深い話について書きたいと思います。それは「すべてのことは脳が感じている」ということ。例えば“味覚”。美味しい、美味しくない。いやもっと複雑な味覚を皆さんは感じていますが、それらは脳が感じている“幻想”でしかない、ということです。(2019.08.19) 続きを読む
「表現」を体の中で感じる時代
今週は、熊本にいます。「月読みレモン」等で知られる「にしだ果樹園」を訪ねるため、モントリオールから東京を経て、九州へやって参りました。この果樹園の栽培は、よくある自然栽培、有機栽培の無肥料無農薬栽培だけでなく、地球がもっとも影響を受けやすい月の運行にあわせて収穫している点に特徴があります。(2019.08.12) 続きを読む
【対談】名越康文×平岩国泰 ほめればほめるほどやる気を失う子どもたち〜「放課後」だから気づけた、子どもの自己肯定感を伸ばす秘訣
名越 この本(『「自己肯定感」育成入門』)を今年の春に出されたということですが、なぜ「自己肯定感」というテーマを取り上げることになったんでしょう?
平岩 きっかけは15年前、アフタースクールの活動を始めた頃に、子どもに言われたある一言がありまして……。(2019.08.05) 続きを読む
新宿が「世界一の屋内都市」になれない理由
今週は、モントリオールにいます。冬が長いことでも知られるこの街の夏は、湿度が低く、晴天が多い過ごしやすい時期ですが、ついつい癖で、どこにいくにも地下街を歩いてしまいます。世界最大と言われるモントリオールの地下街(通称:RESO)は、真冬には氷点下20度まで下がることから、ダウンタウンの地上及び地下に広がる複合商業施設を接続し、巨大地下都市を形成しています。(2019.08.05) 続きを読む
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