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「自分で本を選べない人」が増えている? 書店を楽しみとスリルの現場にするために必要なこと

先日、ある古書店を訪ねたときのこと。僕の専門ジャンル、占いに強い書店だったので、ついつい、お店の方と雑談を含めて話し込んでしまったのだが、そんな中で、ベテラン店員さんがこんなことを冗談まじりにおっしゃった。 「鏡さん、本の読み方って本を書いてもらえませんかねえ」 一瞬、意味が分からなかった。なんだそりゃ? 最近多い、日本語を母国語としない人のため手引きのことか? 話を聞いてみるとそうではなかった。れっきとした日本人向けの本なのだそうだ。(2015.08.17)  続きを読む

体調を崩さないクーラーの使い方–鍼灸師が教える暑い夏を乗り切る方法

長く厳しい夏ですな。皆さんエアコン使ってますか。使わずに過ごせる地域の方は問題ないんですが、日中室内が30度を超える地域にお住まいの方。気温計置いて室温チェックしながらエアコン使うかどうか考えようね。うちの治療室は待合室30度以上になっているときにエアコンスイッチオン! です。ベッドサイドはだいたい28-29度程度に保っています。(2015.08.14)  続きを読む

自分をさらけ出そう

できないことを、できるようにするために時間を費やしている人って、結構いますよね。例えば、「私は字が下手だから毎日30分ペン習字をしています」とか。学校でも、「数学の点数が低い子は、夏休みに塾の集中講座で苦手を克服しよう!」みたいな。あらゆることを一定レベルまでできる人間になろうとする。 それはそれでいいんですが、僕はできないことはできないと認めて、受け入れることも大事だと思っています。大変な思いをして苦手なことを克服するよりも、楽しみながら得意なことを伸ばしていくことに、時間を使いたい。(2015.08.13)  続きを読む

『小説家と過ごす日曜日』動画版vol.001<IRA’Sワイドショー たっぷりコメンテーター><恋と仕事と社会のQ&A>

創刊2カ月目を迎えた石田衣良ブックトーク『小説家と過ごす日曜日』。 今号はスペシャルな動画をお届けします! おなじみのQ&Aやコメンテーターのコーナーから、動画版だけのオリジナルコー ナーまで……文字とはひと味違った「小説家と過ごす日曜日」がそこにはあるは ず──。 世界と人生と恋愛…… すべてを語り尽くした1時間の長篇動画。以下から少しだけ、ご紹介します。(2015.08.12)  続きを読む

父親の背中、母親の禁止–『ドラゴンボール』に学ぶ好奇心の育み方

好奇心の育み方には、主に二つのアプローチがある。それをここでは、仮に「父親的」アプローチと「母親的」アプローチと呼ぶ。 今日では、この呼び方はジェンダー的な差別とのそしりを免れないかもしれない。しかし古来より、この二つのアプローチはだいたい父親と母親が分担してきた。 そうしてそれは、子供が母親の胎内から生まれてくるという摂理が変化でもしない限り、今後もずっと代わらないだろう。(2015.08.12)  続きを読む

少林寺、そのセックス、カネ、スキャンダル

いつものように話題に事欠かない中国だが、ここのところ日本人にもよく知られている少林寺を舞台に騒ぎが持ち上がっている。 キーワードはずばり、「少林寺とカネ、そしてセックス」である。 きっかけは7月25日、ネットに流れた書き込みだった。タイトルはズバリ、「少林寺の釈永信・方丈は大トラ、誰が監督するのか」。ここでいわれる「方丈」というのは住職という意味、「トラ」とは、習近平・共産党総書記がその就任時に「トラもハエも捕まえる(潰す)」と形容した汚職容疑者を指す。つまり、「少林寺のトップ住職、釈永信は汚職している」と名指しによる告発である。(2015.08.11)  続きを読む

夏の帰省に強い味方! かんたん水やりタイマーセット「G216」

まもなく夏休みも中盤、お盆で帰省するという話もちらほら聞こえてくる時期。今回はそんな時に便利なものをご紹介。 うちはいつも子供と猫を連れて1週間ほど宮崎の実家に帰省するのが通例となっているのだが、そこで困るのが植木の世話である。(2015.08.10)  続きを読む

6月のガイアの夜明けから始まった怒りのデス・ロードだった7月

先日、ひと心地がついたので久々に映画館に足を運びました。お目当は「マッドマックス 怒りのデスロード」。噂にたがわずすさまじい映画でした。2時間ほどの上映時間のほとんどがカーチェイス。ジョージ・ミラー、狂ってますね。(2015.08.08)  続きを読む

村上春樹を読む:世界的な評価を受ける作家の共通点

村上春樹は登場したときには「都会的でおしゃれな短編を書く作家」という風に扱われていた。そういう作家なら日本にでも、いくらもいるから、それほど際立った評価は受けていなかった。実際、後になって「村上春樹エピゴーネン」の村上春樹風の文体で書く作家が出てきたからね。今でも、日本に限らず、ヨーロッパやアメリカにも村上春樹的に書く作家はたくさんいる。でも、そういう模倣者たちはローカルな書き手で終わって、村上春樹ひとりが世界性を獲得した。どこに違いがあったのか、そこを見ないといけないんだと思う。多少文体が似てても、村上春樹とそのエピゴーネンたちでは、見ているもの、書いているものが違う。(2015.08.07)  続きを読む

「キャラを作る」のって悪いことですか?

学校でも職場でも友人関係でも、自分の「居場所」を確保するということは大切なことで、「キャラ」というのはそのための有力な「ツール」だと言えるでしょう。リーダー的なポジション、参謀的なポジション、ボケ、ツッコミなど、キャラクター設定はさまざまですが、わかりやすい「キャラ」を作って演じることは、仲間の間で、自分の居場所を確保するのにある程度有効です。 ただし、「ある程度」ということは、そこには限界や、デメリットもある、ということです。その大きな理由は、そもそも自分の「キャラ」というのは、ほとんどの場合、自分だけで選び取ったものではないことにあります。(2015.08.06)  続きを読む

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