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なかなか技あり、行列を緩和する「イベントアプリ」

今回、E3取材で感心したのがアプリの活用だ。 昨今、ちょっと大きなイベントであれば、スマートフォン用のアプリが用意されるのは当然のこと。以前は紙で提供されていたフロアマップやデイリーレポート、出展者の詳細説明などが、アプリで提供される。今年のCESアプリのように、ビーコンを使ったナビ機能を備えたものもあったりして、毎回進化を続けているが、決して「メチャメチャ役に立つもの」ではない。 しかし、今回は「このアプリがないと始まらない」ものがあった。それが、Oculus VRとSCEが配っていた「デモ予約アプリ」だ。(2015.06.27)  続きを読む

人としての折り返し地点を見据えて

最近自分の人生のたな卸しをしていてつくづく思うのは2つあって、私自身まだ40代という人生の「初心者」であり、いまの時代の40男がどう生きるのかのお手本も特になくただただ自分と向き合って生きていかなければいけないのだと改めて感じるのがひとつ。もうひとつが、与えられた条件の中で何が可能なのか考え抜くことは重労働なのだなあということであります。(2015.06.25)  続きを読む

多くの若者がホリエモンを誤解している

堀江貴文さんつくった「755」というトークアプリで堀江貴文さんとトークした。 今日は、この対談で思ったことを書いてみたい。 この対談で思ったことは、「やっぱり多くの日本人(特に若者)が、問題の本質を認識していないのではないか?」という疑いだった。この疑いはかねてから抱いていたが、それが強化された形だ。(2015.06.24)  続きを読む

お掃除ロボットが起こした静かな革命

先日、とある雑誌の企画で、いわゆる「お掃除ロボット」を使わせていただく機会がありました。正直、これまであまり必要性を感じたことはなかったのですが、使ってみると非常に興味深いしろものだと感じました。 ただ、僕の自宅で使い続けるにはひとつだけ、大問題がありました。それはお掃除ロボットが部屋を動き回るたびに、うちで飼っているインコの「おもち」が、引きつけを起こしそうなぐらいに怖がってしまうということ。お掃除ロボットも捨て難いけれど、「おもち」はまぁ義理のある以前からの同居人(鳥)ですからね。残念ながら我が家で使い続けるのは不可能! ということになり、大阪出張のついでに、母親に譲ることにしました。(2015.06.23)  続きを読む

なぜ今? 音楽ストリーミングサービスの戦々恐々

今年はどうやら、サブスクリプション型サービス、すなわち月額固定で見放題・聞き放題サービスの当たり年となりそうだ。この秋には米国の巨人、Netflixがいよいよ日本に上陸するということで、家電メーカーを中心に新製品での対応が進められている。 そしてここに来て、音楽サービスが立て続けにサービスインしている。5月27日に突然といった格好で、エイベックス・デジタルとサイバーエージェントが共同でAWAがスタート。かと思えば6月11日はLINE MUSICも始まり、アプリのダウンロードは2日で100万件を突破したと伝えられている。(2015.06.20)  続きを読む

世界遺産登録を望まない、現代の隠れキリシタンたち

今週は九州の天草にいます。 現在、長崎の大浦天主堂や天草の崎津集落は、キリスト教の伝来と繁栄、激しい 弾圧と250年もの潜伏、そして奇跡の復活という世界に類を見ない布教の歴史を 物語る資産として「ユネスコの世界遺産暫定リスト」に登録されています。 これはまだ暫定リストであり、それ以前に韓国と揉めに揉めている「明治日本の 産業革命遺産」の世界遺産登録が終わらなければ次の決定に移ることはできませ んので、今月末からドイツで開かれる世界遺産委員会で遺産入りの可否が決定す るまで「暫定の暫定」という中途半端な状態が続くことになります。 また不思議なことに、いまもここに住む「本物のキリシタン」の方々は、世界遺 産の認定を受けたくないと本気で思っているようです。(2015.06.19)  続きを読む

『我が逃走』は日本版ハードシングス?

新しい僕の著書『我が逃走』の反響がすごくいいです。メディアであまり話していない、僕の栄光と転落の“転落”の方も丁寧に描かれているので、僕のまた違った面を知れたという声も多い。(2015.06.18)  続きを読む

なぜ電車内にベビーカーを持ち込む人は嫌われるのか?

「電車内ベビーカー問題」とは、混んでいる電車にベビーカーを押した母親が乗ってこられると迷惑に思う人が多い、という問題だ。「赤ん坊を育てるのは大変だからベビーカーには理解を示してほしい」という人がいる一方で、「赤ん坊はだっこしろ」という人も根強くいて、特に女性からの反発が多いそうだ。 さらにいえば、そもそも混んでいる電車に赤ん坊を連れて乗る必要はあるのだろうか?——という疑問を呈する人もいた。その疑問を呈した人は、けっこうな勢いで炎上していた。「幼い子供を抱えた母親への無理解がひどい」というわけである。(2015.06.17)  続きを読む

「常識」の呪縛から解き放たれるために

2013年、2014年に続いて、DVD『技と術理』の2015年度版が完成した。サブタイトルとして使われた「重心側から動く」という言葉は、ちょっと聞いただけでは何を言いたいのかうまく理解できないのではないかと思う。 しかし、「重心側から動く」ことは、決して「不可能」な動きではない。(2015.06.16)  続きを読む

「疑う力」を失った現代人

人間の論理は、ある段階で必ず「一面的な理解」に行き着かざるを得ません。そして多くの場合、思考はそこで終結し、あとはその一面的な論理による「壁」と現実との間を絶えず循環するだけになってしまうのです。 なぜなら、脳は、不条理なものを思索し続けることが苦手だからです。僕たちの思考は、一面的な論理に絡め取られやすいし、他者からの扇動・操作を受けやすい。(2015.06.15)  続きを読む

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