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「代替」ではなく「補完」することで「統合」する医療の時代

今週は、沖縄本島の恩納村にいます。僕が尊敬する西洋医療の医師と東洋医療の才人と3人で、ホテルの施設内から一歩も出ずに、徹底したグルテンフリーの食事をとり、日々レクチャーと討議、そして治療を施しあいながら、「次の医療」を模索しています。(2019.07.08)  続きを読む

観光バブル真っ直中の石垣島から

今週は、石垣島にいます。この島のホテル建設ラッシュは異常な速度で、ここ2年間だけみても、ホテル2000室以上が開業に至りました。静かでのんびりできるのが本来の魅力だった石垣島は、すでに6月末から大混雑。その理由は、梅雨明けで台風前の良いシーズンであるのと、7月から航空運賃が上がるため、「沖縄通」はこの時期を見逃さない点にあります。東京からの便も満席が相次ぎ、街の中心地は人だらけ。もう夏、真っ盛りです! しかし、どこのホテルも実態は酷い有様。(2019.07.01)  続きを読む

創業メンバーをボードから失った組織の力学

先日、久々に元ソニー(現在はシニアアドバイザー)の平井一夫さんとお会いしました。話が弾みすぎてインタビューを完遂できず、その後、2回目のインタビューをお願いすることになってしまいましたが、初回のミーティングはシニアアドバイザーとなった初日だったそうで、新しい名刺を受け取ってきました。(2019.06.28)  続きを読む

G20直前で思うこと

というわけで、大坂でG20が今日28日、29日と二日間行われます。それに先だって行われた日中首脳会議は、見ている私たちが唖然とするほど穏便に、かつ平和に終わり、また懸案について参席していることの大多数はおそらく何も語られないという、先日のトランプさん訪日慰安旅行よりも微妙な内容だったためにびっくりしています。(2019.06.28)  続きを読む

教育経済学が死んだ日

このところ、幾つか発達障害や2Eと言われるギフテッドな子どもと特殊な能力を併せ持つ医療の現場を見ていて、ようやくADHDが「障害」ではなく「才能の一つ」と認知されるようになってきた、という話が出てきました。(2019.06.28)  続きを読む

仮想通貨周りやオンラインサロンが酷いことになっている現状について

私も投資家や士業向けのリアルサロンを運営させていただいているので、変な形でオンラインサロンが炎上すると「そういう雑な運営や、よこしまな儲け方をする主宰者ってどうなのかな」と思ったりもするのですが、ともかく現在猛烈に炎上している案件がKAZMAX氏のネタです。ヤフーニュースや文春オンラインで記事にしましたが、ちょっと余波が大きいので、改めてメルマガでもヘッドライン記事にしようと思い立ちました。(2019.06.27)  続きを読む

役の中に「人生」がある 俳優・石橋保さん(映画『カスリコ』主演)に訊く

昭和40年代の土佐を舞台に、“手本引き”という賭博にハマッて身上をつぶし、高知一の料理人から賭場の下働き「カスリコ」に転落した男の人生を描くモノクロ映画『カスリコ』。その主演の石橋保さんにインタビューする。(2019.06.26)  続きを読む

自分との対話として「書く」ということ

今週は、ヒマラヤ5000メートル越の山から、インドのマナリ、パンジャーブ州チャンディガール、デリー、東京、金沢と移動しています。ボンベで酸素吸入しながら登るヒマラヤの山々から、イスラエル・ヒッピーの町オールド・マナリ、コルビジェが都市デザインを手がけたチャンディガール、南アジア最大の都市デリーから世界最大の都市圏人口を誇る東京、そして古都金沢と短期間で移動すると、低酸素地帯にしばらくいたせいか、目の前にある現実が、現実のように思えません。(2019.06.24)  続きを読む

ファッション誌のネットを使った政党広告炎上は本当に“炎上”だったのか

夜間飛行・発行人の井之上さんから「『ViVi』の政党広告炎上についてどう思いますか?」とメールが届きました。僕はこう質問されるまで、この件をよく知らなかったのですが、ファッション誌の『ViVi』が自民党のスポンサーで政党広告を掲載。そのことが政治的平等性を損なうのではないか? と言われ、ネットで炎上しているのだと“ネット上の検索で”知りました。掲載されていたのはViViのウェブ版のようですから、ネット以外のコミュニティで話題にならないのは当然なのでしょうが、それよりなにより、そもそもこれを“炎上”として取り上げるマスコミがあることに驚きました。なぜなら、とても炎上と言えるものではなかったからです。(2019.06.17)  続きを読む

小さな仏教都市にも訪れている世界的な観光バブル

今週は、インドのダラムサラにいます。インド北部の小さな町は、1953年に中国人民解放軍がチベットを軍事制圧したチベット動乱により、ラサを追われたダライラマ14世に対し、インド政府がダラムサラの一角(マックロード・ガンジとカンチェン・キション)を提供したことから、ここにチベット亡命政府が発足し、世界的に注目を集める場所となりました。もともとこの街は仏教が盛んな土地で、19世紀にはチベット人による僧院の建立もあったことから、チベット動乱の際に、逃げ出した数万のチベット人が当地に移住。しかし、彼ら(と二世)はいまも「難民」であり、正式なパスポートを保有していない状況が続いています。(2019.06.17)  続きを読む

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