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口コミ炎上を狙う“バイラルサイト”問題を考える

友人が「Netgeek」という口コミ炎上を狙って記事の閲覧数を稼ぐ“バイラルサイト”と呼ばれる情報サイト(フェイク情報だらけなので、情報サイトという言葉も本来は使いたくないのですが)を訴えました。このいわゆる「Netgeek訴訟」はテレビ・新聞など主だったメディアでニュースになったため、すでにご存知の方も多いと思います。僕はNetgeekから直接の被害を受けていないため原告団に入っていませんが、もし彼らから直接的な被害を被っていれば、この原告団に加わっていたと思います。単に“被害”に対する保証を求めるというよりも、こうしたバイラルサイトそのものが社会悪になっていると思うからです。では、なぜ社会悪だと思うのでしょうか?(2019.04.15)  続きを読む

「いままでにない気候」で訪れる「いままでにない社会」の可能性

今週は、金沢にいます。桜が咲きながら、雪も積もるような今週の日本各地ですが、金沢も他ではありません。市内も二月の気温に戻り、山間部では10センチ以上も雪が積もりました。世界を見渡しても、昨年冬にはシベリアでマイナス67度を記録し、サハラ砂漠に雪が降るなど異例の気象現象が発生しています。(2019.04.15)  続きを読む

「家族とはなんだって、全部背負う事ないんじゃない?」 〜子育てに苦しんだ人は必見! 映画『沈没家族 劇場版』

男女雇用機会均等法が施行されて十年目の1995年、シングルマザーの女性が、血のつながった家族にこだわらず、赤の他人が集まって一人の子を育てる共同保育・共同生活を実践。そんな環境で育った赤ちゃんが成長して映画監督となり、「沈没家族」と呼ばれたかつてのメンバーたち、そして母と父にあらためて向き合い、「家族とは何か」を浮き彫りにするドキュメンタリー。ライター・須々木ユミが、母親として、世間では通常形態である、「配偶者との家族で子どもを育ててきた」側から、本作『沈没家族』を照射した。(2019.04.08)  続きを読む

歴史と現実の狭間で揺れる「モザイク都市」エルサレムで考えたこと

今週は、エルサレムにいます。この街は、紀元前1000年頃ダビデ王により古代ユダヤ王国の聖都とされ,その後イエスの処刑と復活の地としてキリスト教の聖地となり、 638年にはアラブの支配下に入り、メッカ,メジナに次ぐイスラム教の第3の聖地となったことから、現在も、みっつの宗教が主権を主張しています。(2019.04.08)  続きを読む

川端裕人×松本朱実さん 「動物園教育」をめぐる対談 第2回

川端:前回、今、動物園の現場で、2つのことが共感を得るし、また、質問を多く受けると聞きました。それを具体的に教えてください。1つ目は、「評価」でしたね。これは、教育プログラムを行ったとして、その評価を行うということですね? 松本:そうですね。どうやって評価をすればいいかと、よくご相談をうけます。(2019.04.06)  続きを読む

「Googleマップ」劣化の背景を考える

3月半ばにGoogleは地図データを切り替えた。それまではゼンリンのデータを元に作っていたのだが、どうやら自前で用意するようになったらしい。結果として情報の欠損や不正確な地図が増えたのは事実で、みなさんもすでに体感していることだろう。(2019.04.01)  続きを読む

テクノロジーの成熟がもたらす「あたらしいバランス」

今週は、仙台、東京、イスタンブール、テルアビブと移動してます。今年は例年に増して移動が多く、一般的な商用フライト以外にも、チャーター機やチャーターボートなどを駆使して、予定に合うように目的地に向かっています。お目にかかる方の予定はともかく、屋外ロケには季節や時刻も大変重要で、真夏と真冬の日差しや光が違うだけでなく、真昼間と夕焼けでは、同じ場所でも別の風景を描くものです。これを狙って、移動スケジュールを考えねばなりません。(2019.04.01)  続きを読む

「ストレスを溜め込まない」って、意味あります?

良く生き方本や自己啓発などで、ストレス解消法のような内容が多数出てくるわけですけど、みんなそんなに日々をストレスいっぱいで生きているのか不思議な気分になります。もちろん、身体的に、あるいは精神的に不具合もありつつ何かモヤモヤし続けているとか、お前早く病院に行けという事案であれば仕方がないのかもしれませんが、外と内とのミスマッチで起きるストレスは、どうやったって絶対感じるものだと思うんですよ。(2019.03.31)  続きを読む

Googleの退職エントリーラッシュに見る、多国籍企業のフリーライド感

このところ、Googleなど海外の多国籍企業の人たちが辞めるにあたり、その労働環境が如何によかったか、また、働き手として恵まれた報酬を得ていたのかを披露するエントリーが立て続けに出て、またそれを日本企業と見比べるという連鎖が起きていて興味深いです。非常に優れた人がより働きやすい環境を求めてGoogleなどの事業者の門を叩くのは自然なことで、そこを退職するにあたり本人が本当にそう感じたことをきちんとブログなどにまとめて対外的に発信することは貴重で、読んでいて「なるほど、きちんと技術者を遇するというのはこういうことなのだな」と思います。(2019.03.31)  続きを読む

物流にロボットアームを持ち込む不可解、オーバーテクノロジーへの警鐘

タイトルは偉そうなものをつけたのですが、例のボストンダイナミクスが発表したというロボットアーム付き台車のデモンストレーション動画がTechCrunchに上がっていたので見物してみました。悪い意味で、びっくりしたのですが。動画を観てすぐにわかると思いますが、これは使い物にならないぐらいの効率しか実現できないのだろうなあという部分で、まず物流のような大規模な荷捌きにはもともと不向きなのは仕方がない部分です。ベルトコンベアと非接触タグ/QRコードのコンビの荷捌き効率は圧倒的ですからね。(2019.03.29)  続きを読む

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