の記事一覧

記事一覧: 1660件

新興国におけるエンジンは中国

今週はエチオピアのアディスアベバにいます。久しぶりにやってきましたが、アフリカでも人口が多く、成長率が高い新興国だけあって、空港から都心に向かう道は綺麗に整備され、建築工事も目立ちます。しかし、道を走るのは40年前の角ばったトヨタ車と、大量の羊を連れた羊飼いが往路を歩き、この光景は、ちょっとしたSFのようにも思えます。(2017.10.16)  続きを読む

検査装置を身にまとう

ウェアラブルデバイスというと、腕に装着する活動量計のようなものを想像するかもしれないが、個人的に注目しているのはもっと違ったアプローチの技術だ。Life Lensというベンチャーが手がけているのは、医療グレードのバイタル検査装置を身にまとうための技術。すでに動作しており、応用範囲は極めて広い。(2017.10.13)  続きを読む

暗い気分で下す決断は百パーセント間違っている

人生には、長年なじんできた群れから離れ、旅立たなければならないときがあります。転職や起業はもちろんのこと、人によっては、家族や生まれ育った国から離れる決断をすることだってあるでしょう。私は三十代の終わりごろ、十数年勤めた病院を辞めてクリニックを開きました。不安になった時期もありましたが、実際に病院組織という大きな「群れ」から離れてみると、辞める前の心配事の多くは杞憂だったと感じました。(2017.10.11)  続きを読む

週刊金融日記 第287号<イケメンは貧乏なほうがモテることについての再考察、小池百合子は出馬するのか他>

経験的に、イケメンはむしろ貧乏なほうがモテることがよく観察されてきた。クラブなんかでナンパしていても、イケメン&金持ちのスターと、貧乏なイケメンでは、モテ度は似たようなものというか、むしろ貧乏なほうがモテることがよくあるのだ。逆に金持ちをアピールする場合、イケメンであることはむしろネガティブに働くこともある。(2017.10.10)  続きを読む

地味だが「独自色」が蘇った今年のCEATEC

10月3日から6日までの4日間、千葉市・幕張メッセでは「CEATEC JAPAN 2017」が開催された。昨年からCEATECは、いわゆる家電見本市ではなくなった。IoTを軸にしたイベントに変わっている。ただ昨年は、「ああ、流行り物を軸に、ちょっとふわっとしたイベントになったのだな」という印象を強く持っていた。CEATECの方針転換について、出展者側もどこか戸惑いがあったのではないか……と思う。だが今年は違った。(2017.10.09)  続きを読む

カタルーニャ独立問題について

今週はバルセロナにいます。今週10月1日、バルセロナを州都とするカタルーニャ州では、スペインからの独立の是非を問う住民投票が行われましたが、スペインの国家治安部隊が投票所の「制圧」に乗り出し、中央政府とカタルーニャ市民との衝突が国際社会に大きく知れ渡ることになりました。(2017.10.09)  続きを読む

週刊金融日記 第286号<日本で高額所得者がどれだけ税金を払うのか教えよう、衆院選は安倍vs小池の天下分け目の戦いへ他>

これから書くことは、僕が覚えているだいたいの数字で計算しているので、あまり正確ではないのだが、まあ、どんな感じなのか、タイトルの件について、封筒の裏でやるような計算(back-of-the-envelope calculation)をしながら、ざっくりと書き出してみようと思う。今後、みなさんが日本でがんばり続けるのがいいのか、あるいは、香港やシンガポールに移住することを計画したほうがいいのかを考える際の一助になれば幸いである。(2017.10.03)  続きを読む

夏休みの工作、いよいよ完結

さて今回は先々週の続きで、 音楽之友社から発売されている「これならできる特選スピーカーユニット パイオニア編」のユニットと、「スピーカー工作の基本&実例集 2017年版」に付属のエンクロージャのその後、塗装から音出しまでをレポートしたい。(2017.10.02)  続きを読む

イビサで夕日のインフレを考える

今週はイビサにいます。イギリスやドイツが秋深まっても、イビサはまだまだ夏真っ盛り。ユーロバブルと温暖化の影響で、「イビサの夏」といえば、いまでは5月中旬から10月中旬までを意味します。欧州全般、特に南欧の景気が冴えなくとも、イビサは堅調のようで、毎年あがる物価高に驚きます。(2017.10.02)  続きを読む

ここまで政策不在の総選挙も珍しいのではないか

公示前の調査なので、あまり込み入った項目を用意することはむつかしいのですが、木曜金曜とグループインタビューをしたり、各社が出してきた数字を並べてみてみると「有権者もいまの政治情勢に引っ張られて、あまりきちんと政策ごとの賛否を明らかにしていない」ということが垣間見えます。もちろん希望の党が次々に打ち出す問題がジェットストリーム状態になっているので、既存政党も有権者も目くらましを受けている状態なのかもしれませんが、とにかく政治に関心のある層は「希望の党が民進党からの移動で踏み絵を迫っている」というのが大きいようです。インパクト強くて。(2017.09.30)  続きを読む

ページのトップへ