高城剛の記事一覧
1964年葛飾柴又生まれ。日大芸術学部在学中に「東京国際ビデオビエンナーレ」グランプリ受賞後、メディアを超えて横断的に活動。 著書に『ヤバいぜっ! デジタル日本』(集英社)、『「ひきこもり国家」日本』(宝島社)、『オーガニック革命』(集英社)、『私の名前は高城剛。住所不定、職業不明。』(マガジンハウス)などがある。 自身も数多くのメディアに登場し、NTT、パナソニック、プレイステーション、ヴァージン・アトランティックなどの広告に出演。 総務省情報通信審議会専門委員など公職歴任。 2008年より、拠点を欧州へ移し活動。 現在、コミュニケーション戦略と次世代テクノロジーを専門に、創造産業全般にわたって活躍。ファッションTVシニア・クリエイティブ・ディレクターも務めている。 最新刊は『時代を生きる力』(マガジンハウス)を発売。記事一覧:
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イノベーションが「IT」で起きる時代は終わった
今週は、東京にいます。さて、帰国早々、あたらしいiPhoneを入手しましたが、ここにイノベーションはまったく起きていないと感じました。XS Maxは、ネーミングの好き嫌いはさておいたとしても、あまりに重く高価で、バックアップで使っているSEに乗り換えようかと思うほどです。(2018.10.01) 続きを読む
デトックス視点から魚が現代人の食生活に適しているかどうかを考える
今週は、カンザスシティにいます。カンザスシティは、カンザス州にあると思ってる方々がほとんどだと思いますが、実は、隣接するミズーリ州に位置します。正確には、両州にまたがって都市圏を形成しており、人口、産業ともミズーリ州側にほとんどが集中しているため、カンザス州側は郊外都市という位置付けとなります。さて、カンザスを訪れたのは、いつも検体を送っている「グレート・プレイン・ラボラトリー」を訪ねるためです。(2018.09.24) 続きを読む
フィンランド国民がベーシック・インカムに肯定的でない本当の理由
今週はヘルシンキにいます。昨年1月から、フィンランドではユニバーサル・ベーシック・インカムが、実験的にはじまりました。これは、世界で初めて政府レベルで実行したベーシック・インカム・プロジェクトということもあって、世界中で注目を集めています。そこで、KELA(フィンランド社会保険庁)を訪ね、実態を僕なりに考察するため、ヘルシンキに訪れました。(2018.09.17) 続きを読む
「いままで」の常識が通じない「宇宙気候変動」について
今週は、イングランド北部ニューカッスルにいます。さて、今回この街に訪れたのは、97%の予測確率で知られるノーザンブリア大学の天文学者であり、最近、太陽と人類の未来について話題の論文を発表したバレンチナ・ザルコヴァ教授に、直接お話を伺うためです。(2018.09.10) 続きを読む
今世界でもっとも未来に近い街、雄安
今週は雄安にいます。北京郊外に開発中のあたらしいハイテク都市雄安は、「次の深セン」と言われるほど、中国では近年稀に見る巨大「国家級新区」として大きな話題となっている新興地域です。この「国家級新区」とは、国務院の批准を経て設立される「国家の重大発展と改革開放戦略の任務を受け持つ総合機能区」を意味し、1992年に国務院の批准を受けて設立された上海市浦東新区の成功を受け、千年の大計を持つ強大な都市計画として知られています。(2018.09.03) 続きを読む
沖縄、そして日本の未来を担う「やんばる」
今週は名護にいます。自分で作ったガイドブックを片手に、まるで復習するような旅路は、実に不思議な感覚です。制作をはじめてから一年以上経過し、すっかり忘れていることもあるのでしょうが、まるで、もうひとりの自分が別の自分に教えるように、ふと感じることがあります。(2018.08.27) 続きを読む
お盆の時期に旧暦の由来を見つめ直す
今週は東京にいます。夏休みを利用して、東京に遊びに来ている海外ゲストにお目にかかると、皆一様に「お盆」について、説明を求めます。そこで僕は、まず旧暦について、話をはじめます。日本の旧暦は、一般的に太陽太陰暦と言われ、別名「天保暦」とも呼ばれており、この「天保暦」以前も日本では太陰太陽暦(寛政暦)を使用していましたが、天保15年(1844年)に、改めて精度の高い最新バージョンに置き換えられました。「天保暦」の完成度は相当高く、現在、日本が採用しているグレゴリオ暦より太陽年の誤差がありません。(2018.08.22) 続きを読む
「古いものとあたらしいものが交差する街」に感じる物足りなさ
今週は金沢にいます。北陸新幹線が金沢まで延長されて以降、この街の観光ラッシュの勢いは止まりません。いまも、あたらしいホテルが続々と建造中で、多くの人たちは「古いものとあたらしいものが交差する街」として、人口わずか40万人強の金沢へ続々と訪れています。(2018.08.13) 続きを読む
「高価格による高サービス」にすり替わってしまった「おもてなし」
今週は京都にいます。秋の紅葉シーズンまでに、どうにか「Nextraveler京都」(電子版のみ)を出すべく最後の追い込みをしておりまして、いわゆる「京都らしい」と言われる神社仏閣がまったく出てこない、いままでにない京都旅行ガイドを作っています。昨年の7月から取材を開始し、この一年で四季折々に訪れ、述べ一ヶ月以上京都滞在しながら、この夏も取材を続けています。(2018.08.06) 続きを読む
社会システムが大きく変わる前兆としての気候変動
今週は、バンコクと京都にいます。個人的な感覚にすぎませんが、バンコクより京都のほうが遥かに暑く感じ、気温だけ見れば、バンコク31度前後なのに対し、京都は34度前後あり、しかし、それ以上の暑さを感じます。これは都市化、特にエアコンの室外機の普及とも関係しているとも考えられますが、実は、現在の地球は寒冷化に向かっていると、多くの気象学者は考えています。(2018.07.30) 続きを読む
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